URくらしのカレッジ

住みたいへやの選び方

賃貸物件における更新料の意味と相場。本当に支払う必要があるの?

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

マンションやアパートなどを借りたことがある人なら、「更新料」を払ったことがあるかもしれません。「更新のたびに払っているけど、これって何の費用? なぜ払わなくてはいけないの?」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。毎月の家賃とは別に、まとまったお金を用意しなくてはいけないため、更新月の負担は大きくなりますし、更新のお知らせが来てから慌てて工面する人もいるでしょう。今回は、そうした更新料の仕組みと節約する方法を紹介します。

賃貸物件の更新料に関する基礎知識

賃貸物件に住んでいると、定期的に更新料の支払いを求められることがありますが、そもそも、更新料とは一体何なのでしょう? また、どれくらいの金額が適正なのかも気になるところです。

●賃貸物件の更新料とは
通常、マンションやアパートなどを借りる際には契約期間を設定しますが、期間終了後もその物件に住み続けたい場合は、契約の更新が必要になります。その際、月々の家賃とは別に大家さんに支払う手数料のことを「更新料」と言います。
更新料は、大家さんが更新手続きを行うことに対する手間賃という意味合いもありますが、実際には、大家さんの一時金収入的な存在になっていることが多いようです。
実は、更新料は法律で支払いが義務付けられているわけではありません。中には関西の一部地域などのように、更新料の概念がない地域もあります。
ただ、そのほかの多くの地域では、不動産業界の慣習として広く根付いているようで、国土交通省の調査によれば、平成26年度時点で更新料を支払っている世帯は42.1%(※)となっています。
●更新料の相場
更新料は、大家さんが自由に設定できます。通常、2年更新で更新料は1カ月というパターンがもっとも多く、先ほどの調査(※)によれば、平成26年度時点で更新料を設けている物件のうち、77.4%の世帯が1カ月ちょうどと回答しています。
続いて13.6%が1カ月未満と回答、なかには2カ月以上の更新料を支払っている世帯もあります。

※平成26年度 住宅市場動向調査 報告書(国土交通省)

賃貸住宅の契約更新について押さえておきたいポイント

更新料の支払いでトラブルにならないためには、事前に契約書などをよく確認しておくことが必要です。

●更新料の支払い方法は賃貸借契約書をチェックする
一般的に契約更新日の2~3カ月ほど前になると、大家さんや不動産会社(管理会社)から更新の意思の確認と、更新手続きや更新料に関しての連絡が届きます。
更新料は、契約更新の手続きの際に手渡しで、もしくは期日までの振り込みで支払いをすることが多いようです。家賃を口座振替で支払っている場合には、同じ口座からの引き落としで対応することもあります。
法的には支払い義務はないとはいえ、賃貸借契約時に交わした契約書に、更新料を払う旨の記載がある場合は、きちんと支払う必要があります。記載がない場合はその限りではないのですが、後々のトラブルを避けるために、契約時に大家さんや不動産会社(管理会社)に確認をしておいたほうが良いでしょう。
更新料を払うことになっている物件でも、どうしても負担が大きいという場合には、減額や分割払いなどを交渉してみても良いかもしれません。大家さんにとっては更新料の支払いを避けるために引っ越しされるよりも、住み続けてもらうほうが安定収入につながるので、応じてくれるケースもあるようです。
ただし、減額や分割払いなどの交渉をする場合は、早めに大家さんや不動産会社に連絡しましょう。更新料の支払いが期日に遅れそうな場合も同様に、なるべく早めに連絡することがトラブルを避けるポイントです。
●退去を決めたら早めに連絡する
また、契約を更新せずに引っ越しする場合は、なるべく早いタイミングで大家さんか不動産会社に連絡するようにします。退去予告には期限が設けられていることが多く、その日を超えると更新する意思があるとみなされて、更新料や違約金の支払いを求められる可能性があるので注意しましょう。
退去予告の期限は、契約更新日の1カ月前までというケースがほとんどですが、年末年始や連休前など時期によっては必ずしもそうでない場合もあるため、賃貸契約書や、更新日前に届く案内書類などできちんと確認をしておくことが大切です。

更新料がかからないUR賃貸住宅

更新のたびに更新料を払うのは負担が大きいし面倒…そんな人におすすめなのが、UR賃貸住宅。礼金や仲介手数料もかからないので、最小限の負担で住み始めることができます。

●UR賃貸住宅とは
更新の時期は、更新料を用意する負担や、振り込みなどの手間がかかるので毎回気が重い…そんな人は、UR賃貸住宅を検討してはいかがでしょうか。
UR賃貸住宅は、自動更新で面倒な手続きも更新料も不要。余分な費用や手間がかかりません。しかも礼金や仲介手数料も不要なので、入居時は敷金と日割りの家賃・共益費のみで住み始めることができ、初期費用が抑えられます。
さらに保証人も不要(所定の審査があります)で、保証人を頼むのは気が引けるという人、家賃保証会社などに払う費用を節約したい人にも向いています。

UR賃貸住宅の4つの特長の詳細はこちら

このように安心して住み続けられるメリットが気に入って、UR賃貸住宅に長く住んでいる人は少なくありません。
また、引っ越し先でも再びUR賃貸住宅を選ぶ人も多いそうです。ちなみにUR賃貸住宅には、現在の住まいの敷金から退去時の修繕費用を差し引いた金額を、新しいUR賃貸住宅の敷金に充てられる「敷金引き継ぎ制度」があります。

よくある質問はこちら

また、退去予告は退去する日の14日前まででよく、新しいUR賃貸住宅の家賃が現在のUR賃貸住宅と同額以下の場合は、収入確認書類を省略できるなど、住み替えやすい仕組みもそろっています。
また、賃貸物件でトラブルになることもある敷金の返還ですが、UR賃貸住宅は退去時の原状回復の負担区分が、明確に設けられています。故意・過失によるものではなく、経年による劣化に関しては、「通常の使用に伴う損耗」としてUR側が負担します。
また退去前には、URの担当者による室内確認があり、どの部分が借主負担になるのかを丁寧に説明してもらえるのも安心です。

●UR賃貸住宅の特長
UR賃貸住宅は全国で約72万戸、単身者向けからファミリー層向けまでさまざまなタイプの間取りがあります。
大規模な賃貸住宅というと、どこも似たような間取りで、設備が充実していないイメージを持つかもしれませんが、実際は築年数が経過した物件は、定期的にリノベーションされ、和室から洋室へなど、現代のライフスタイルに合わせた間取り・設備になっている物件もたくさんあります。
特に、最近リノベーションされた物件は、ハイグレードな設備を備えたところもあり、選ぶ楽しみもさまざま。
また、地震や台風などの自然災害への対策では、UR賃貸住宅はほとんどの物件が鉄筋コンクリート造や鉄骨コンクリート造の上、耐震診断を実施し、現在の耐震基準を満たすよう補修工事を行っています。

リノベーションの詳細はこちら

家賃だけでなく、手数料や更新料を加えたトータルコストで考えよう

賃貸物件を探しているときは、どうしても家賃にばかり目がいってしまうものです。初期費用に関わってくる敷金や礼金、仲介手数料くらいは気にしても、更新料のことは頭に浮かばないのではないでしょうか。
しかし更新料は契約更新のたびに発生するため、長く住み続けるほど、負担が大きくなってしまいます。月々の家賃と更新料をトータルで考えると、ほかの物件に比べて少し家賃が高くても、更新料がかからない物件の方が、結果的には安く済むということもあります。
さらに、UR賃貸住宅なら入居時の初期費用も抑えられる上、敷金引き継ぎ制度を利用すれば、住み替えの負担も軽くなります。
UR賃貸住宅は、新築やシニア向けの物件など、一部抽選を行っている物件もありますが、基本的には先着順に入居を受け付けています。次の引っ越しの際には、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

監修/平野 泰嗣

記事のまとめ

契約書にあれば更新料は支払う必要あり。中には更新料不要の物件もある

  • ・更新料の有無は、地域の慣習や貸主の意向などにより決められている
  • ・法的な義務はなくても、更新料が明記された賃貸借契約書を承諾していたら支払う必要がある
  • ・更新料の負担が大きい場合は、貸主に交渉して減額や分割払いなどができる可能性も
  • ・更新料なしの物件も探せば見つかる。例えばUR賃貸住宅は全戸で更新料が不要

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事