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水やりは半年に1回程度。忙しい日々でも育てられる!苔テラリウムの魅力

最近、よく耳にするインテリアアイテムの一つ、テラリウム。部屋に置いてみたいという人も多いのではないでしょうか? そこで、苔のテラリウムを中心に、手軽に育てられる植物を提案しているショップ「Feel The Garden」の代表・川本毅さんにテラリウムの歴史や、上手な育て方などをうかがいました。

苔テラリウム=ガラス容器で苔を育てること!

Q.苔のテラリウムとはどのようなものでしょうか?

「テラリウムというのは、密閉されたガラス容器の中で植物を育てることで、1800年代にイギリスで生まれました。当時は植物の研究がこれから進んでいくという時代。研究のために、世界中のさまざまな場所から船で植物が運ばれていました。ただ、船の平たい甲板の上に植物を置いて運ぶのが難しく、運ぶのに何カ月もかかってしまいました。
そこで、ガラス容器に入れて運ぶテラリウムという技術が生まれ、一気に植物の研究が盛んになったという歴史があります。

私のお店の『Feel The Garden』では、このテラリウムに苔が入っている商品を扱っています。苔はそれ自体に抗菌性がある植物で、テラリウムの中で長期的に保存が可能なんです。また、密閉したガラス容器を使うことによって、中の水分が蒸発しないので、ほとんど水やりをする必要がありません。つまりほぼノーメンテナンスで育てることができるのです。」

Q.テラリウムの作り方と育て方のコツを教えてください

「テラリウムを自分で作る場合は、まず密閉されたガラス容器を用意してください。調理器具として使われるようなガラスジャーや、薬瓶のような理化学ガラスなどですね。そこに、用意した雑菌が少ない土と苔を入れるというのが基本です。ただ、苔は1万8000種類くらいあって、テラリウムに適しているものと、そうでないものがあるので、選ぶときには注意が必要です。

置く場所は、室内の太陽の光が差し込む明るい場所が良いのですが、直射日光は避けてください。リビングの奥の方や、棚の上、キッチン周りなどに置くのが理想です。また水やりは、半年に1回くらいで大丈夫です。中の結露がだんだん少なくなってきたなと感じたら、水やりをしてください。

苔テラリウムの魅力の一つは、手軽に室内に植物を置けること。忙しい毎日の中でも、ふと植物を眺める時間があると、心に余裕が生まれると思うんです。苔のテラリウムならほとんどメンテナンスせずとも、植物の成長を見守ることができますよ。」

記事のまとめ

水やりは半年に1回でOK!苔テラリウムなら手軽に室内で植物を楽しめる

  • ・テラリウムは、植物研究のために生まれた技術。 1800年代当時、テラリウムのおかげで、船でも植物が運びやすくなった
  • ・苔は抗菌性がある植物なので、テラリウムの中で長期的に保存が可能
  • ・苔テラリウムの置き場は、リビングの奥の方や、棚の上、キッチン周りなど、直射日光が当たらない明るい場所が良い

今回の先生:川本毅さん

苔のテラリウムを中心としたインテリアグリーンの作成・販売を行う「Feel The Garden」代表。苔のテラリウム講師として、講座を行うほか、テレビ出演多数。

HP:http://www.feelthegarden.com/

川本毅さん 写真
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