ゆたかなくらしって? ひと×生活
衣替えにお役立ち!クローゼットをすっきりさせる、洋服の五つの分類方法
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日本は春、夏、秋、冬と季節ごとのファッションを楽しむことができる一方で、大変なのが衣類の管理。増えすぎた衣類をどうしたら良いのか、困っている人も多いのでは? そこで今回は、衣類整理のプロであるクローゼットオーガナイザーとして活躍中の林智子さんに、クローゼットの整理の方法&ポイントを教えていただきました。
ポイントは、洋服を五つに分類すること!
- Q.増えすぎた洋服の整理は何から始めたら良いのでしょう?
今回は、クローゼットを整理する際のポイントをご紹介したいと思います。
まず、クローゼットからすべての服を出し、五つの山に分類してください。
一つ目が、「好きでよく着る服」。
例えばジーンズなど、毎日着るヘビーローテーションの服です。二つ目は、「好きではないけれどよく着る服」。
インナー類やタンクトップ類がこれにあたります。三つ目が、「好きだけれど着ていない服」。
つまり思い出の服です。四つ目は、「好きではなく着てもいない服」。
これが処分する服です。五つ目が、「迷う服」。
これまでのものに該当しない服のことです。一つの服を分類するのにかける時間は3秒以内。
深く考えずにスピーディーに分けてみてください。
- Q.分類した後はどうしたら良いのでしょう?
分類が終わったら、まず一つ目の「好きでよく着る服」を、クローゼットの一番取り出しやすい位置に入れます。
次に位置を決めて、「好きではないけれどよく着る服」を入れます。これでクローゼットに残す服の収納は終わりです。
三つ目の「好きだけれど着ていない服」は、大切な思い出が詰まったアルバムのようなもの。無理に捨てる必要はありませんが、小さな段ボールなどに入れて、クローゼットとは別の場所に保管しましょう。
そして四つ目の「好きではなく着てもいない服」。これは思い切って処分してください。
最後の「迷う服」は、一度着てみることをおすすめします。「高かったけれど、1回しか着ていない」、「また着る機会があるかもしれない」と思うと、なかなか手放せなくなります。でも、例えば5年前のワンピースを実際に着てみると、想像以上に幼い感じがして着られない、などということに気付きます。
クローゼットに入れる服は、「今の自分がすてきに見えるかどうか」という点を基準にして考えてみると良いですね。
クローゼットを整理するときは、「好きでよく着る服」など五つに分類!
- ・手持ちのすべての洋服を「好きでよく着る服」、「好きではないけれどよく着る服」、「好きだけれど着ていない服」、「好きではなく着てもいない服」、「迷う服」の五つに分類
- ・一つの服を分類するためにかける時間は3秒以内
- ・クローゼットに残すかどうか迷ったら、まずは着てみる
今回の先生:林智子さん
クローゼットオーガナイザー。
アパレル販売員時代の経験や、ファッションセンスを生かし、クローゼットオーガナイザーに。『CLASSY.』『日経WOMAN』などの女性誌で活躍するほか、個人のクローゼットの片付けや、スタイリングのサービスなども行っている。著書『だれにでもつくれる最強のクローゼット』(ワニブックス)が人気発売中。
くらしのカレッジ編集部は、「くらし」に関するさまざまなヒントをお届けすることを目的に、インテリア、リノベーション、DIY、子育て、イベント情報など、生活を豊かにするアイデアや日常的に楽しめるコンテンツをご紹介しています。
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