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これからのくらしを考える まち×防災

“もしも”のときを、家族で動いて、楽しく学ぶ!

3月の最初の週末、2日間にわたり、防災の知識を家族みんなで楽しく体験できるイベント「DANCHI Caravan in 町田山崎」が東京都町田市の「町田山崎団地」で行われました。そのときの様子をご紹介します。

アウトドア気分で楽しめる防災イベント

今年で3回目となる「DANCHI Caravan in 町田山崎」では、UR都市機構東日本賃貸住宅本部と「無印良品」を展開する良品計画が中心となり、「町田山崎団地」の自治会の方々や近隣の桜美林大学の学生たちも加わって、“もしも”のときを、食べて、動いて、楽しく学ぶためのさまざまなワークショップが開かれました。
会場内にはたくさんのテントが張られ、たき火があったり、ハンモックがあったりと、団地の広場がアウトドア空間に大変身。防災イベントというと堅苦しそうなイメージがありますが、会場は楽しい雰囲気にあふれていました。そのせいか、小さなお子さん連れのご家族も多く、来場者数はイベント2日間を通して約1000人という盛況ぶり。近隣の住民の方の参加も多かったようです。

被災時に役立つ知恵が学べる催しがいっぱい!

会場内にはエフエムさがみの放送ブースが設けられ、会場内放送のほか、午後0時から午後3時まではイベントの様子をライブで放送。災害時にはラジオが重要な情報源になることを伝えながら、「イベントにぜひ起こしください。まだ間に合いますよ」と近隣の方への呼びかけも!
防災の知識を楽しく学べる出し物として人気だったのが、地元の紙芝居師による防災紙芝居。自転車に紙芝居舞台を載せた懐かしいスタイルで熱演し、「災害に強い家庭にしてほしい」語りかけました。
また、苗植体験や、健康チェックコーナー、多摩産の木材からコースターや箸などを作る木育ワークショップも登場。のこぎりで木を切るというミッションに初挑戦の子どもの表情は真剣そのもの! 身の回りにあるモノを被災時に役立てる知識やハウツーを、家族みんなで気軽に学べるのがいいですね。

  • エフエムさがみが生放送
  • 苗植を体験した方には苗をプレゼント
  • 簡単な健康診断ができるブースもある
  • 木材から必要なものを作れる感性を育てる

紙飛行機や釣り堀!? 手作りで遊ぶ楽しさ

被災時は子どもの遊び道具が少なく、ストレスを抱えがちになるそうです。そんな避難生活を想定した、身近なもので遊ぶ楽しさを伝えるワークショップは、たくさんの子どもたちで大にぎわい。
紙飛行機のコーナーでは「町田紙飛行機倶楽部」のスタッフから、折り方や輪ゴムを使った飛ばし方を習ったあと、1人で紙飛行機飛ばしに挑戦! 子どもも大人も初速100kmを超えるという超高速の飛ばし方に夢中な様子でした。また、桜美林大学のブースにはお絵描きコーナーや、手作りのペットボトルボーリングや釣り堀があり、学生さんが遊び相手になってくれていました。今はテレビゲームなどが遊びの主流ですが、子どもたちはこういった素朴な遊びが実は大好き! 被災時だけでなく、ふだんの遊びにも取り入れたいですね。

  • 町田紙飛行機倶楽部の方が、紙飛行機の折り方や飛ばし方を指導
  • 桜美林大学生たちによる手作りの外遊びコーナー。

防災訓練をしていれば“いざ”というときに身を守れる!

イベント2日目は、東京消防庁の協力のもと、さまざまな防災訓練が行われました。被災時、ベランダ伝いに逃げるときに役立つ、バルコニー隔板の蹴破り体験には、女性やお年寄りも積極的に参加。足で蹴ったり、フライパンでたたいたりして、どのくらいの力で壁が破れるのかを体験しました。煙ハウスでは「口をハンカチでおおって壁を触りながら低い姿勢で進む」と訓練方法を教えてもらったあと、白い煙が充満した部屋へ。火事にあってしまったときの、煙の中など視界が悪いところを逃げる怖さ、大変さを、身をもって経験しました。
そのほか、起震車で震度7までの揺れを体感したり、応急救援のブースではAED(自動体外式除細動器)の使い方などを教えてもらったりと、子どもたちもいろんなことに果敢にチャレンジ。その姿は頼もしい限りです。“いざ”というとき、自分の身を守るには、何より経験が大切なんですね。

  • バルコニー隔板の蹴破り体験
  • 煙ハウスでは煙が充満した空間から避難
  • 起震車で地震の揺れを体験
  • 東京消防庁による救急処置の指導

DANCHI Caravan

UR賃貸住宅の豊かな屋外空間で様々なイベントを開催し、UR都市機構が提案する新たな暮らし方”O-LDKのある暮らし”の発信を目的としたプロジェクトです。HP:http://www.ur-net.go.jp/o-ldk/

町田山崎(UR賃貸住宅)

東京都町田市山崎町2130 ほか
小田急線・JR横浜線の町田駅からバスで約15分。広大な敷地に起伏が多い地形で、まるで自然公園の中にいるよう。団地の中にクラインガルテン(貸し菜園)や水田を作ることにも積極的に取り組んでいる。