UR賃貸住宅の魅力!住民を見守る「団地の現場」に迫ります!~前編~|ひと学部|URくらしのカレッジ

URくらしのカレッジ

ゆたかなくらしって? UR賃貸住宅を知る

UR賃貸住宅の魅力!住民を見守る「団地の現場」に迫ります!~前編~

前回はUR都市機構の女性職員が企画した女性向けリノベーション住宅『UR COCOCHI』について調査し、“ワタシらしいココチよさ”を感じてもらえる魅力的な住まいがあるのだということを知りました。そして、連載5回目となる今回のテーマは「団地の現場」についてです。UR賃貸住宅は多くの方が住んでいるのに、いつも清潔感が漂っています。いったいどのような取り組みで、敷地内の美しさを保っているのでしょうか? 今回は、お住まいの方々の日常をどのように支えているのかを徹底調査すべく、東京都の物件へ足を運びました。前編と後編に分けてご紹介します。

第5回:UR賃貸住宅の「暮らしをサポートする『団地の現場』とは?」

江東区に位置し、東京メトロ有楽町線・辰巳駅から徒歩6分、りんかい線・東雲駅から徒歩8分のUR賃貸物件『東雲キャナルコートCODAN』。有名建築家チームとコラボレーションしたデザイナーズ物件で、平成15年から平成17年にかけて完成しました。銀座駅や東京駅などの都心へのアクセスが非常によく、それでいて近隣の月島や豊洲と比べて家賃が手頃なところが人気の理由のようです。利便性に恵まれた環境で、じっくりと趣味や仕事に打ち込みたい人々が安心して充実した暮らしを送れるように、UR都市機構ならではの「団地の現場」に力を入れているそうです。

そこで今回も20代を代表して、ライター・北山が実際に訪問し、気になる「団地の現場」についてお話を伺いました。今回、さまざまな疑問にお答えいただいたのはこちらの4名。UR都市機構から団地管理や清掃等業務の委託を受けている日本総合住生活株式会社(JS)東京東支店業務課の中村さん(左)、管理主任の木下さん(中央左)。そして清掃を担当されているクリーンメイトの矢代さん(中央)と若月さん(中央右)。では、早速いろいろお話を聞かせていただきましょう!

Q.管理主任が団地で果たす役割とは?

ライター:
「管理主任である木下さんは、主にどのような役割とお仕事をされているのですか?」
木下さん:
「主に建物や敷地内のチェックで異常箇所がないかどうか、そしてお住まいの方のご意見に対する返答、ご要望への対応などを担当しています。管理主任は団地の規模、居住者数、立地によりエリアごとに1人につき数団地を同時に担当しており、私が担当している『東雲キャナルコートCODAN』には、週に3回ほど巡回をしています」
ライター:
「たとえば管理主任さんが不在のときには、どのような体制で管理されているのでしょうか?」
木下さん:
「『東雲キャナルコートCODAN』には、24時間常駐の防災センターの監視員、管理サービスセンターで入退去手続きや各種届出書類の受付け・取次等の対応を担っているゆあ~メイト(※)、清掃担当のクリーンメイトがおり、みんなで協力し合っています。そして、何か困ったことがあると、すぐに管理主任の私へ連絡が届くように連携をとっています。敷地が広いので、すみずみまで管理をするためには、このようなチームワークが大切です。つねに報告・連絡・相談の合言葉である”ホウレンソウ”を心掛けています」
(※編集部注:団地内にあるサービスセンターにてお住まいの方の窓口となるスタッフのことです)
ライター:
「UR賃貸住宅での安心な暮らしは、こうして成り立っているのですね」

Q.ありがとうございました。次は、クリーンメイトのお2人にお伺いします。クリーンメイトさんのお仕事内容について教えてください。

ライター:
「『東雲キャナルコートCODAN』をはじめ、UR賃貸住宅は多くの方が住んでいるのに、いつも清潔な感じを受けます。いったいどのような取り組みで、敷地内の美しさを保っているのでしょうか?」
矢代さん:
「はい。私たちクリーンメイトのメンバーが、月曜日から土曜日まで、敷地内のすみずみまで清掃を行っています」
若月さん:
「とくに、各街区にある『ゴミ置き場』の清掃は大切です。ここはみなさんがゴミを出す拠点なので、どうしても汚れてしまいがちなのです。だからこそ、つねに磨いて綺麗さをキープすることで、たとえば子どもたちなどに、公共の場もマナーを守って『綺麗に使おう』と感じてもらうきっかけになれば、とても嬉しいです」
矢代さん:
「各自が担当している棟ごとに、エレベーター内、各階の廊下、中階段などの共用部分を毎日お手入れしています。基本的に日曜と祝日以外は毎日活動しています。60歳以上のメンバーが多いため、体力的にキツイと感じる日も。ただ、そのようななかで『綺麗にしてくれてありがとう』といってもらえることが、私たちにとってなにより嬉しいことです。お住まいの方とのコミュニケーションも盛んで、とても充実しています」

Q.クリーンメイトのみなさんが行っている「83(ハチサン)運動」というものがあると聞きました。「83運動」とはどのようなものなのでしょうか。

ライター:
「落ち葉掃きをしながらも、みなさん積極的に挨拶されていますね!」
若月さん
「はい。これは『83(ハチサン)運動』といって、朝8時の登校時と午後3時の下校時に積極的に挨拶をしようという試みです。ここ『東雲キャナルコートCODAN』の場合は、幼稚園や保育園の子どもたちをはじめ、出勤途中の方々、そして午後3時頃に帰宅する子どもたちに対して積極的に挨拶をしています。最近は、子どもたちの方から挨拶をしてくれることも多くなり、嬉しい限りです。元気な声で挨拶をすれば同じように元気な声が帰ってくる、爽やかでとても心地いい雰囲気になります。つねに大人の目で子どもたちを見ていることで、防犯という観点からも、安心につながっていければ、なお素晴らしいと思います」
ライター:
「素敵な試みですね! 子どもたちも自然に挨拶できるようになりますね」

Q.敷地内にあるたくさんの「集会所」。どのようなことに使っているのでしょうか。

ライター:
「広々としたこちらのお部屋、ここではなにをしているのでしょう?」
中村さん:
「こちらは『東雲キャナルコートCODAN』にお住まいの方などがご利用できる『集会所』です。打ち合せやイベントなどを行う際に気軽にご利用いただけるよう、それぞれの目的に応じて、リーズナブルな使用料でお貸ししています」
木下さん:
「今日はお母さんと子どもたちが集まる『ママカフェ』というサークルが行われていますね。お話を伺ってみましょう」
ライター:
「こんにちは! みなさん楽しそうにお話されていますね。突然ですが『ママカフェ』は、どのようなサークルなのですか?」
村山さん(右):
「外になかなか出かけられない子育て中のママにとって、子連れでも周囲を気にせず、気軽にお友達と話せるような機会を、と立ち上げたサークルです。ママならではの些細な悩みや、たわいもない話をリアルタイムで相談し合えるような雰囲気を目指しています。私たちの子どもが産まれて半年の頃にスタートしました」
森さん(中央):
「そもそもは、『東雲キャナルコートCODAN』のボランティアで友人になった村山さんと私が同時期に妊娠出産し、2人で子育ての悩みを相談し合っていました。そのとき、URの『子育て支援』のことを知りました。ママたちの会議や保育などを行う場合は集会所の使用料を減額、または免除してもらえるという仕組みです」
(※編集部注:使用料の減額・免除については、回数や時間の制限があります。)
村山さん:
「その仕組みを活用させていただいていて、すごく助かっています。集会所はキッズ向けもあり、このUR賃貸住宅のなかでもおもちゃや絵本がある小さなお子様向けのキッズ集会室もあります。皆のよき交流の場になっていますね」
森さん:
「そうですね。現在は子どもたちも大きくなり、それぞれの予定が入るようになったので、週1回ペースで気軽に集まっています。『ママカフェ』は、子ども連れでお菓子やお茶を持ち寄ったり、インストラクターのママさんにボランティアでヨガや英語を教わったり、いろんな活動をしています。子どもたちも、それぞれの幼稚園や保育園が違いながらも、仲良くのびのびと過ごせて、嬉しい限りです」

Q.コミュニティの取り組み例を教えてください。

ライター:
「ほかにも、お住まいの方々が自主的に催しものを企画し、年に数回実施されていると伺いました! 実際にどんなイベントがどのような雰囲気で行われているのですか?」
中村さん:
「はい。子育て世代が多く住んでいるこちらでは、地域の子どもたちが喜ぶようなイベントを、お住まいの親御さん方が自主的に企画されています。たとえば、サンタクロースが登場する『クリスマス』や、お菓子交換をする『ハロウィン』などで盛り上がっています。

そして『フリーマーケット』も大盛況! 不要になった子供服や雑貨をはじめ、手づくりの小物などを販売したり交換したり。みなさん和やかなムードで楽しんでいらっしゃいます」

ライター:
「とても楽しそうな様子が伝わってきますね。子どもたちも積極的に店番をしていて、賑やかでいいですね!」
中村さん:
「東雲の街を活気づける『東雲祭』も、こちらの『東雲キャナルコートCODAN』敷地内の『S字アベニュー』と呼ばれる公開空地にて開催しています。敷地内には、学習塾やコンビニエンスストア、ドラッグストアなどがあり、地域の方々も気軽に利用されています」
ライター:
「このような機会があると、地域の方々との交流が自然と深まりそう。街の拠点でもあるのですね。今回の取材を通して、お住まいのみなさんがイキイキと、安心して暮らせる『団地の現場』がよくわかりました! ありがとうございました」

もちろん、これらの取り組みはUR都市機構の許可のもと実施されています。お住まいのみなさんのマナーやモラルもとても大切ですね。

「団地の現場」について、まだまだお伝えしたいことがたくさんありますが、今回はここまで!
次回後編は住民の安全を守る防災センターのお仕事や、お住まいの方の相談窓口となる、ゆあ~メイトの取り組み等をご紹介します。お楽しみに!

東雲キャナルコートCODAN(UR賃貸住宅)

東京都江東区東雲1-9
東京メトロ有楽町線「辰巳」駅から徒歩6分。
街区ごとに著名な建築家がそれぞれ携わったデザイナーズ住宅。便利で都会的な暮らしを送れる一方、コミュニティの取り組みも活発で地域イベントも多く開催されています。

あなたにおすすめの記事