ゆたかなくらしって? ひと×コミュニティ
誰もが懐かしむこの光景。あ、これ団地の中です。
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東京都多摩ニュータウンにある永山団地で、毎年8月に開催されている夏祭り。40年以上続くこのお祭り、地域ではすっかり夏の風物詩となっています。最近引っ越してきた人は、参加者の多さと盛り上がりに必ず驚くそうです。その魅力を探ります。
世代を超えてしっかり根付くコミュニティ
「月が~出た出た~。月が~出た~、よい。よい。」
日が暮れ始めた頃、音に合わせて盆踊りが始まります。おじいちゃんから小さな子どもまでみーんな笑顔。「今日は、帰省した孫に踊り方を教えているのですよ」と、嬉しそうなおばあちゃん。
そしてお祭りに欠かせないのが、そう、夜店です。やきそば、フランクフルト、水あめなどの定番から、中国のおまんじゅうであるシャンピンまで様々なフードが並んでいます。地元の方や商店街の皆さんによる、手づくりのお祭りだからこそのラインナップです。遠くに行かなくても、身近な団地で、誰にとっても懐かしい “夏祭り”がしっかり継承されていました。
フィナーレは花火!
盆踊りや夜店以外にも、和太鼓の演奏やさまざまなゲームなど盛りだくさんの夏祭り。お祭りの終盤には、会場で花火が打ちあがります。参加者のボルテージも最高潮! あちこちからあがる大声援。
ところでこの永山団地。この地を巣立った人も、夏祭りに合わせて戻ってくることが多いそうです。きっと40年前から、みんなの心にしっかり残る、温かいお祭りだったんですね。
多摩ニュータウン永山(UR賃貸住宅)
東京都多摩市永山3 ほか
幅広い年代で築かれる活気あるコミュニティ。
多摩丘陵の雄大な自然に恵まれています。
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