日本一短い地下鉄路線、上飯田線「栄駅」まで16分、小牧・犬山方面へもアクセス良好！

「アーバニア上飯田北町」は、名鉄小牧線・地下鉄上飯田線「上飯田駅」から東へ徒歩５分の閑静な住宅街にあります。「上飯田駅」は、地下鉄上飯田線と名鉄小牧線の交差駅で、名古屋・栄方面には地下鉄で、小牧・犬山方面には名鉄で行くことができます。

名古屋・栄方面は隣駅の地下鉄上飯田線・名城線「平安通駅」で環状線の名城線に乗り換えることで、名古屋市内を巡ることができます。名古屋随一の繁華街「栄駅」までは12分、「栄駅」で地下鉄東山線に乗り換えれば「名古屋駅」までは26分で行けるので、都心部へのアクセスも良好です。

小牧・犬山方面は、名鉄小牧線の直通運転となり、名鉄小牧線「小牧駅」まで15分、名鉄小牧線・犬山線「犬山駅」までは35分で到着できます。小牧や春日井、犬山などの市外へのアクセスが容易です。

地下鉄上飯田線の営業距離は地下鉄で日本一短く、「上飯田駅」から「平安通駅」の１区間わずか0.8kmしかありません。一体、なぜこんな短い路線になったのでしょうか？

実は、上飯田は昔、大曽根方面への市電（路面電車）が走っており、小牧・犬山方面からの名鉄の終着駅との乗り換え客でにぎわう駅でした。しかし1971年にこの市電が廃止になり、不便さを解消するために2003年につくられたのがこの地下鉄上飯田線でした。まずは必要最低限な１区間のみを先行営業し、その後名古屋市中区方面まで路線をのばす予定でした。しかし、都市人口の減少等による計画の見直しにより延伸せずそのまま営業することになりました。

こうして「日本一短い地下鉄路線」が誕生したという訳です。

このような背景から、「上飯田バスターミナル」は地下鉄上飯田線が開業するまでの間、都心方面へ向かう唯一の足として大変にぎわっていました。そのため、地下鉄ができて利用客が減った今でも主に名古屋、栄、鶴舞方面への市バスが発着しており、「上飯田駅」の１番出口に隣接した場所にあるので、雨の日も濡れることなく利用できてとても便利です。

生活便利で落ち着きのある駅前。人気のカフェが近くにあるのも魅力です

「上飯田駅」の周辺は、スーパーマーケット、コンビニ、飲食店が多いながらもにぎやか過ぎず、生活しやすい環境が整っています。

駅のすぐ上には、惣菜や弁当が豊富で人気のスーパーマーケット「Mikawaya 上飯田店」があります。２階には100円ショップと衣料品を取り扱っている「オンセンド 上飯田店」が入っており、雑貨や子ども用品などリーズナブルな商品が手に入ります。

また、駅から南に徒歩３分ほどのところに、「イオンそよら上飯田（2022年３月改装オープン予定）」があるので、生活に必要なものはここで一通りそろえることができます。

 

「上飯田駅」から西に徒歩４分ほど歩くと、オープンテラスのおしゃれなカフェに出会います。ここが今や名古屋を代表する喫茶店の一つともいわれる「カフェタナカ」の本店で、「鉄板イタリアン」などの名古屋独自の喫茶店文化と、人気のパティシエが生み出すスイーツ＆フランスのカフェメニュー、そしてこだわりの自家焙煎珈琲を味わうことができます。店内は創業者が画廊で働いていたこともあり、さりげなく飾られている絵画やインテリアも楽しめる落ち着いた空間になっています。

店頭にはデパートでも大人気のクッキー缶や「名古屋フィナンシェ」などのオリジナル名古屋銘菓、見た目もきれいなタルトやケーキなどがたくさん並んでいるので、土産や来客時のおもてなしにも利用できます。

徒歩10分圏内に保育園・小中学校が集まるエリア。総合病院も徒歩３分の安心環境

「アーバニア上飯田北町」の周辺は集合住宅が多く、徒歩10分圏内に複数の保育園や公園、学区指定の小中学校があるので、子育てファミリーにもおすすめです。

保育園は南に徒歩８～10分のところに、「第二めいほく保育園」、「みやまえ保育園」、「上飯田南保育園」など複数あります。南東に徒歩７分のところに「宮前小学校」があり、まっすぐ東に向かって徒歩９分のところに「大曽根中学校」があります。

桜の名所が名古屋城主の脱出ルート!?歴史が景色に溶け込む街・上飯田で暮らそう

「アーバニア上飯田北町」から歩いて６分ほどのところにある夫婦橋。この橋が架かっている堀川は、徳川家康が名古屋城を建設した1610年に、資材運搬用の運河としてつくられたといわれています。

当時の堀川の長さは熱田の白鳥から「名古屋城」西の幅下地区までの約６kmなので、現在、上飯田の辺りを流れているのは、後の1877年に犬山との水運と農業用水のために延伸した部分になります。工事に携わった愛知県土木課の技師・黒川治愿（はるよし）氏の名前にちなんで、この部分は”黒川”とも呼ばれています。

堀川の夫婦橋から猿投橋までの左岸1.6kmには、「御用水跡街園」が広がっています。この散策路はかつて堀川と並行して流れていた、「名古屋城」のお堀に水を引き込む御用水という用水路を埋め立ててできました。廃止になった市電の路線敷石を園路に転用してあり、春になると約600本の桜が咲き誇る名古屋でも有数の桜の名所となります。

かつて御用水の両岸には松が植えられていて、「名古屋城」が落城したときに目立たずに瀬戸の定光寺へと向かうための脱出ルートの一つだったといわれています。夫婦橋の近くに数本残る老松がその名残だそうです。

実際にはそんな事態が起こることはありませんでしたが、「名古屋城」から瀬戸に向かって一目散に脱出する城主様御一行の気分になって、この散策路をランニングするのも面白そうです。