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福岡のラジオDJ・岡部来亜さんも笑顔!団地で行われている地域福祉を学ぶ大学生による「CSW活動」って?

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J-WAVEをはじめとするJFL5局で放送中のラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』でレポートするため、CROSS FMのラジオDJ・岡部来亜さんが、福岡県北九州市にある「徳力団地別ウィンドウで開きます」を訪れました。
ここでは、北九州市立大学 地域創生学群の学生たちによって、地域の方々をつなぐさまざまな取り組みが行われています。

「ふれあいバザー」に朝から多くの人が集合!

九州最大規模の敷地と棟数を誇る徳力団地別ウィンドウで開きます
ここでは、近隣にある北九州市立大学によって「CSW実習」(コミュニティソーシャルワーク実習)が行われています。地元のラジオ局であるCROSS FMのDJ・岡部来亜さんが、活動の一つである「ふれあいバザー」に参加!
活動のリーダーである北九州市立大学 地域創生学群2年生の橋口さんにお話をうかがいました。

岡部さん

「ふれあいバザー」、にぎわっていましたね!

橋口さん

ありがとうございます!
月1回、団地の自治会さんがバザーを主催し、学生がお手伝いしています。団地にお住まいの方々と学生、お住まいの方同士の交流を目的に準備や販売をしています。

衣類から食器、おもちゃ、家電などさまざまな商品がありました。
ジャケットを見ていたら、お客さんやスタッフのみなさんが「似合ってるよ!」と褒めてくださって買い物がしやすかったです! 近くの幼稚園の園児たちによる歌の発表会もあり、癒やされました。

商品のほとんどは、お住まいのみなさんからの寄付なんです。よく見ていただくと、掘り出しものもありますよ!
今回はバザーと並行して、参加者が集える喫茶コーナー「おしゃべりカフェ」「スマートフォン相談会」も行いました。

「CSW実習」で学生が地域コミュニティを支援

北九州市立大学による「CSW実習」では、「地域のつながりと、安心して暮らし続けられるコミュニティづくり」をテーマにさまざまな活動が行われています。

橋口さんが通っている北九州市立大学 地域創生学群では、どのような事が学べるのでしょうか?

地域の課題や実態について知り、その課題を解決するための地域マネジメントや地域活性化について学んでいます。2年次からは地域創生コースと地域福祉コースに分かれ、より専門的に学ぶことができます。

私が参加している「CSW実習」では、子どもたちからシニア世代まで幅広い世代と関わることができます

「CSW実習」の学生たち

「CSW実習」の活動の一つが、「ふれあいバザー」ですよね。
ほかにはどのような取り組みがありますか?

今日開いていた「おしゃべりカフェ」は、毎週行っています。参加者はシニアが多く、学生やほかの参加者と会話ができる機会を設けることで、コミュニケーションの場を提供し、外出機会を創出しています。また同時に「スマートフォン相談会」も開催しており、これをきっかけに来場される方も多いです。

ほかにも団地の自治会に加入している75歳以上の方を対象に「戸別訪問」を行い、日々の暮らしでの困りごとがないかなどをヒアリングしています。

  • 「おしゃべりカフェ」
  • 「個別訪問」

お子さんを対象にした取り組みについても教えてください。

夏休みに行う「ATB活動」(遊ぼう・食べよう・勉強しよう)や、放課後の居場所である週1回の「アンビシャス広場」があります。
「ATB活動」では、遊びの企画や昼食作り、勉強の手伝いなどをしており、保護者の方からは「ありがたい」というお声を多くいただいています。

  • 「ATB活動」
  • 「アンビシャス広場」

それぞれの活動を行う上で、橋口さんが意識していることはありますか?

「私たちがやりたいことをやるのではく、求められていることをやること」です。地域の方々との交流を通して必要とされていることに気付き、それに応えられるよう学生間で意見を出し合っています。

また、目線を合わせて会話をすることも心掛けています。積極的に話し掛けて、どの世代の方にとっても「なんでも相談できる存在」になれたら、と思います。

格好良い! 真剣に取り組んでいることが伝わってきます。
実習を通して、印象的だったことはなんでしょうか?

地域の方々の明るい表情を見ることができたときです。
「スマホの困りごとが解決した」、「久しぶりにこんなにたくさん話した」、「大学生と遊ぶことができて楽しかった」といった感想とうれしそうな表情を直接見ることが、活動のやりがいにつながっています。

将来の仕事に役立つ経験ができる

生き生きと「CSW実習」に取り組んでいる橋口さん。中学生のころから福祉の道に興味を持っていたのだそうです。

橋口さんが「CSW実習」に参加したきっかけは何だったんですか?

中学生のころから家族のことを通して地域福祉に関心を持ち、団地にお住まいのみなさんと交流ができるこの活動に惹かれました。
大学の学群には10以上のさまざまな実習があり、興味に合わせて選ぶことができるんです。

そうだったんですね!
将来はどのようなお仕事を目指しているのですか?

社会福祉士の資格を取得し、福祉に携わる仕事がしたいと考えています。
徳力団地での実習を通して得たコミュニケーション能力や経験を生かし、福祉の現場で相談者が求める支援ができる人になりたいです。

2025年には、どんな活動を予定しているのでしょうか?

これまでの定期的な活動の継続はもちろんですが、2月にはURさんが主催する「天神キャンパス団地サミット」へ参加予定です。
私たちと同じように団地をフィールドに活動している大学が集まり、互いの活動報告や交流会を通して意見や活動を共有します。

【まとめ】大学生が地域のつながりをつくっている!

徳力団地、すごく温かい場所ですね! ほくほくしました。
この場所には学生さんを含めフレンドリーに「おかえり」って迎えてくれる方々がたくさんいるので、子どもたちも安心して暮らせるんじゃないかと思いました。こういう場所を大事にしたいですよね。
広い団地ですが、こうして一つの場所に集まって声を掛け合うことがかけがえのない時間だと、改めて気付きました!

記事のまとめ

徳力団地では、北九州市立大学の実習で多世代に向けたさまざまな活動が行われている

  • ・北九州市立大学 地域創生学群の「CSW実習」は、「地域のつながりと、安心して暮らし続けられるコミュニティづくり」をテーマに活動を行っている
  • ・活動は「ふれあいバザー」、シニア世代向けの「おしゃべりカフェ」、「スマートフォン相談会」、「戸別訪問」、子ども向けの「ATB活動」や、「アンビシャス広場」がある
  • ・URの団地には、学生の力を借り、団地や周辺地域の活性化を進めているところがある

岡部 来亜さん

MC、リポーター。
大学卒業後、KBC九州朝日放送「AitaGIRL(アイタガール)」として、テレビ、ラジオで生中継、ナレーション、スポンサーCMなどを担当。
現在は、CROSS FM「UP↑UP↑」(月~木 9:00~13:00)の水曜日、「TAKE IT EASY」(土 12:00~16:00)のパーソナリティーとして活躍している。

岡部 来亜さん 写真
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