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吉岡里帆さんも応援!子育て世帯にとって心強い存在「UR子育てサポーター」って?

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J-WAVEをはじめとするJFL5局で放送中のラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターを務める吉岡里帆さんが今回訪れたのは、千葉県浦安市にある「浦安マリナイースト21望海の街別ウィンドウで開きます」。
ここでは、団地を含め地域の子育て世帯を応援する「UR子育てサポーター」が活躍しています。

情報発信やイベントで団地での子育てをお手伝い!

多様な世代が安心して住み続けられる住まい・まちづくりを進めているUR。子育て世帯に向けては、暮らしやすいリノベーション住宅を提供したり、「子育て割」、「そのママ割」といった制度もあります。

そんな中、2022年から始まったのが「UR子育てサポーター」。「浦安マリナイースト21望海の街」を含む浦安エリアで「UR子育てサポーター」として活躍している菊地さんに、吉岡里帆さんがお話をうかがいます。

吉岡里帆さん

「UR子育てサポーター」は、どのような活動をされているのでしょうか?

菊地さん

0歳から小学校低学年のお子さんがいらっしゃる子育て世帯を応援するサービスです。
子育てに役立つ情報の発信、子育て世帯向けイベントの開催、子育てに関するご相談への対応などを行っており、子育て世帯のみなさんに「団地での子育てが楽しい!」と感じてもらえるようなお手伝いをしています。

菊地さんはここ、「浦安マリナイースト21望海の街」を中心に、浦安マリナイースト21の4団地で活動されているんですよね。

そうです。「浦安マリナイースト21望海の街」の集会所にはキッズルーム「のぞみのあそびば」があり、おもちゃや絵本を楽しんだり、サロンやイベントに参加したりできます。現在、開放日には団地外にお住まいの方も自由に遊びにきていただくことができる場所になっています。

「のぞみのあそびば」を監修したのは、遊び道具を提供している株式会社ボーネルンド

「のぞみのあそびば」にはおもちゃがたくさんあるので、ここに来ればお子さんの好きな遊びが見つかりそうですね!
菊地さんは、どのようなイベントを企画されているのですか?

積み木を使ったワークショップ、バスボム作り、ベビーダンスなどさまざまです。

特に思い入れがあるのが、子どもの英語教育をテーマにした座談会です。小学校の外国語活動指導員である先生をお招きして、英語絵本の読み聞かせや、体を使った遊びなどを通して、それぞれの家庭に合った英語の取り入れ方を考えるというものでした。
当日は、子育て支援団体「お助けねっと・こんぺいとう」のスタッフの方に保育をしていただくことでパパ・ママが座談会に集中できるようにしました。

普段の子育てにまさに役立ちそうなイベントですね!
イベントに参加されたみなさんからは、どんな反応が届いていますか?

ほとんどの方がイベント内容や参加者同士の交流に関して好意的な反応をくださっています。
保育付きのイベントでは「安心して子どもを預けられ、自分と向き合う時間になりました」、「スタッフさんの温かさにホッとしました」という感想や、ダイナミックに絵を描く絵の具遊びイベントでは「家ではできない規模の遊びができてありがたいです」という声がありました。

そのような反応を受けて、菊地さんはどのように感じられましたか?

この地域には各イベントの先生方や子育て支援団体のような、「子育て世帯を応援したい!」と考えている方々がいらっしゃいます
「UR子育てサポーター」の活動が、そんな応援団と子育て世帯が出会うきっかけに、そして子育て世帯同士の交流が生まれることで子育てがしやすい環境づくりにつながれば、とてもうれしいです。

孤育て、育児不安の経験をばねに活動

子育て世帯が喜ぶ企画を生み出し続けている菊地さん。これまでのことについて、吉岡さんが質問しました。

菊地さんが「UR子育てサポーター」に応募したきっかけはなんだったんですか?

私は、初めての子育てのときに、孤立し孤独を感じながら子育てをする「孤育て」を経験しました。
第一子妊娠中に引っ越しをし、仕事も退職したため、近所に知り合いがほとんどいない状況で子育てをスタートしなければならなかったんです。「社会的にどこにも所属していない状態ってこんなにつらいんだ…。」と、コミュニティの大切さを痛感しました。さらに、赤ちゃんと触れ合う経験がほとんどなかったため、育児に自信が持てず育児不安にもなってしまったんです。
そんなとき、地域の先輩ママたちが開いていた子育てサロンや交流の場に行き、そこに自分の居場所を見つけられたことで、少しずつ不安が解消していきました。

「いつか私もそんな場をつくりたい」と思い、さまざまな人や世代が混ざり合う場づくりに役立てるため、社会福祉士の資格を取得しました。障害福祉や特別支援教育の現場で経験を重ねていたところ、URが目指す将来像と、私の考えが重なり「UR子育てサポーター」に応募しました。

ご自身のさまざまな経験を経て今があるんですね。
活動を続けていく中で、特に大切にされているのはどんなことでしょうか?

団地で子育てをすることの楽しさを知ってもらうことです。決して一人で行うものではなく、団地を含めた地域全体で行うものであることを、感じてもらいたいです。

団地には緑豊かな広場やお子さんが遊べる楽しい遊具など、安心して外出できる屋外空間が広がっています。さらに、住んでいる方が使える集会所もあります。
こういった空間を、子育てが少しでも楽になるように活用していきたいと思っています。

実際にここに来てみて、子育て中のみなさんが交流したり悩みを話したり子どもの成長を見守ったりできる、良いことずくめの場所だと感じています。
これまでの活動の中で、一番心に残っている出来事はなんですか?

イベントを開催した際、とある参加者さんがお子さんと荷物で両手がふさがった状態でいらっしゃいました。着いてすぐに「助けてください」とおっしゃってくださったことで、スタッフが荷物を持つ、お子さんの靴を脱がせるといったお手伝いをすることができました。
子育てへの責任感から、人に迷惑をかけないようにとサポートを受けることを遠慮してしまいがちですが、周囲に頼って子育てをしていくことは、親子にとっても地域にとってもプラスなことなのではないかと感じた出来事でした。

私自身も、少し前までハイハイをしていたお子さんが歩いている姿を見ると、成長を感じてうれしくなります。地域で子育てを応援されている方々もきっと同じ気持ちだと思います。

「もっと地域を巻き込み、子育て世帯を歓迎したい!」

「UR子育てサポーター」の活動は、現在、東京都、千葉県、神奈川県にある10の団地で行われています。

「UR子育てサポーター」は、ほかにどのような方がいらっしゃるのでしょうか?

保健師、保育士や学童保育指導員など、それぞれの経験を生かしながら、知識を共有して活動しています。子育て中の悩みや不安に寄り添い、みなさんの役に立ちたいという思いはみんな同じです。

今後は、どんな挑戦をしてみたいですか?

子どもが生まれた家庭に、地域の企業や団体、住民が協力して出産祝いを届ける民間のプロジェクトがあるのですが、それがとても良い取り組みだと感じています。
地域の人が子育てにウェルカムであるという空気感が、孤独感を和らげ、子育てのしやすさにつながると思うからです。
いつかこのような取り組みを「子育てサポーター」としてもできないかなと思い、地域のネットワークづくりに励んでいます。

「のぞみのあそびば」には絵本交換会のイベントで集まった絵本も

私も、母から子育てについて「楽しかったけど、孤独で不安な気持ちになることもあった」と聞いていました。ここのように、地域の人とつながり、一人じゃないと思える場所が必ずあると思えるだけでもずいぶん安心感が違うのだろうな、と感じました。

「浦安マリナイースト21」のエリアには、「望海の街」のほかに「フォーラム海風の街別ウィンドウで開きます」、「潮音の街別ウィンドウで開きます」、「海園の街別ウィンドウで開きます」といったUR賃貸住宅があります。街全体に開放感があり、近くには商業施設や公園なども充実しているので、子育てにぴったりな環境です。

  • 「海園の街」にある芝生広場
  • 団地からほど近い高洲海浜公園の遊歩道

「UR子育てサポーター」の活動は、インスタグラムでも発信されています。ぜひ、チェックしてみてください!

Instagram:https://www.instagram.com/ur_urayasu_kosodate/別ウィンドウで開きます

記事のまとめ

情報発信やイベントの開催などで団地での子育てを応援する「UR子育てサポーター」

  • ・「UR子育てサポーター」は、子育てに役立つ情報の発信、子育て世帯向けイベントの開催、子育てに関する相談への対応などを行っている
  • ・イベントは、地域の「子育てを応援したい」と考えている方々と子育て世帯が出会うきっかけになっている
  • ・「UR子育てサポーター」は、保健師、保育士、社会福祉士など、それぞれの経験を生かして活動している
  • ・活動は、現在、東京都、千葉県、神奈川県にある10の団地で行われている(埼玉県は今秋7団地にて開始予定)

吉岡 里帆さん

1993年1月15日生まれ。京都府出身。
連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)に出演し注目を集める。主演映画『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。
主な近作にドラマ『しずかちゃんとパパ』(2022年)、ドラマ『ガンニバル』(2022年)、映画『島守の塔』(2022年)、映画『アイスクリームフィーバー』(2023年)、ドラマ『時をかけるな、恋人たち』(2023年)、Netflixオリジナルシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』(2024年)、映画『トランスフォーマー/one』(2024年)など。
2024年10月には映画『まる』、11月には映画『正体』が公開される。

板東さえかさん 写真
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