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「UReshiiごはん」Interview SPRING コウケンテツさんに聞く!出会いの季節、食事会で親睦を深めるコツとは?

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春は、子どもの新学期や引っ越しなど、新しい環境で暮らしが始まる時期。UR賃貸住宅にお住まいの方はぜひ団地の集会所で、新たにご縁があった近所の方々と「初めまして!」のごあいさつを兼ねて、パーティーを開いてみてはいかがですか。みんなで集会所に集まって楽しめるレシピ記事「UReshiiごはん」を連載中の料理研究家・コウケンテツさんに、初めての食事会で盛り上がれるヒントをうかがいました。

※集会所でパーティーなどを開催する場合は、周りの迷惑にならないよう配慮が必要です

「ごはん」を一緒に食べれば、みんなが仲良くなれる

子どものころから、誰かと集まってごはんを食べる機会が多かったというコウさん。親戚の方々とはもちろんのこと、ご近所さんたちともよく一緒に食事を楽しんだそうです。

「というのも、『韓国から日本に来た自分たちのことを分かってもらうには、韓国料理を食べてもらうのが一番』と、母(料理研究家の李映林さん)が連日、近所の方々を家に招いていたのです。だから、毎日がパーティー(笑)。知らないおじさんやおばさんと『初めまして』の状況ばかりが続きましたが、ごはんを囲むと『それ、おいしい?』とか『僕、これ苦手やねん』など、自然と会話が進んだのです。」

コウさんが経験から学んだのは、“ごはんをみんなで食べると世代や性別も超えて楽しいし、初対面の人たちとも話が盛り上がって仲良くなれる”ということ。

僕の料理研究家としての原点でもあります。新しい仲間と集会所で集まる春のパーティー、仲を深める良いきっかけになると思いますよ。」

おのおのが自由に器に盛り付ける“参加型パーティー”で仲を深めよう

知らない人たちとのパーティーは、勝手も分からず、緊張しがち。参加者の心がほぐれる良い方法はないでしょうか?

「初めての方同士の場合は特に、みんなが自分で器に料理を盛り付ける、参加型のパーティーがおすすめです。いすにみんな座って、取り分けられた料理を『さぁどうぞ』ではなく、自分で好きな料理や具を自由に器に取って食べる形式なので、『その具の組み合わせ、良いですね』とか『このトッピングがおいしいですよ』など、会話のきっかけが生まれて、盛り上がります。」

参加型のパーティーメニューをこちらで紹介!
みんなでわいわい楽しい!手巻きクレープのレシピを見る

コウさんが、自宅でパーティーをする際に愛用しているスチールワゴンと業務用食器

ご近所や仲間の親子たちを家に招いてパーティーをすることが多いというコウさん。
器やカトラリーはスチールワゴンにセットして、テーブル近くに置いておくと便利」だそう。

セルフサービスで、ここから器やカトラリーを取ってもらい、食べ終わったら戻してもらいます。こうしておくと、準備や片付けが圧倒的に楽。テーブルの上に使う前の器やカトラリーを置いておく方法もありますが、じゃまで準備がしにくいのでワゴンに置いてセルフサービスにします。すると、そういった負荷がなくなり、何よりホストがもてなすのではなく、みんなでその会を楽しむという雰囲気が生まれます。ちなみに、プレートは白の業務用と決めていますが、シンプルな器ならどんな料理にも合いますし、万が一に割れたとしてもまた気軽に買い足せるのが良いですね。」

これからは“みんなで分担、負担なしでパーティー”の時代に!

「コロナ禍を境に、人との集まり方が大きく変わったと思います。」

コウさんは続けます。

「パーティーといえば、ホストがゲストを招いてもてなし、長時間立ちっぱなし。以前は僕も家に招くとそんな感じでした。でも、コロナ禍を経たこれからの時代はパッと集まって、みんなで準備から片付けまで分担し合う方法がフィットするんじゃないでしょうか。初めてでも気兼ねなくできますしね。そういう意味で、UR賃貸住宅の団地の集会所はみんながフラットな関係でいられる、まさにベストな集いの場だと思います。」

また、食事は楽しむことが大切で、必ずしも手作りじゃなければ駄目とは言いません。

作ったものでも、買ったものでも、みんなで持ち寄ると、楽なだけではなく、楽しさもありますよね。人がそれぞれ持ってくるものには、こんなものもあるんだ、おいしいななど、発見があります。内容がかぶったらかぶったで、それも良し。『やっぱり、これがおいしいですよね~(笑)』って、これもまた会話の種になりますし。」

初めて一緒に食卓を囲むパーティーや食事会は、何よりも“楽しむこと”が大切と、コウさんは教えてくれました。

コウさん流・初対面の食事会五つの心得
  • ・ごはんが初対面の人との話のきっかけに
  • ・参加型のプレートバーティーがおすすめ
  • ・器やカトラリーはワゴンにセットすれば、準備と片付けが楽
  • ・準備から片付けまで、みんなで分担して気兼ねなく
  • ・みんなの持ち寄りから新しい発見と会話が生まれる

何よりも“楽しむ”こと!

UR賃貸住宅の「集会所」は気軽な集いの場

写真は「多摩ニュータウン ベルコリーヌ南大沢」の集会所。2018年に「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」の提案でリノベーションされた。最大のポイントはキッチンスペース。業務用のオーブンや冷蔵庫などを備えた大型キッチンを導入している。

UR賃貸住宅の集会所は、みんなが集まれる場所。「みんなでパーティーをしたい」、「何でもない日だけれど、ちょっとみんなで集まりたい」、そんな場合でも、UR賃貸住宅にお住まいの方なら、予約が空いていればいつでも利用できます。1時間当たり数百円のお得な料金設定も魅力。テーブルやいすなどのほかに、一部の集会所にはキッチンやウッドデッキなどの設備が備わっている場合もあります。(一部集会所のない団地もあります。)

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