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みんなで楽しく雪あそび!その名も「ごりんふゆまつり」

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雪の降りしきる北海道札幌市。そんな冬景色の中から、子どもたちの元気な笑い声が聞こえてきました。札幌市南区にある「五輪団地」で活動している子育てサークルと環境アセスメント倶楽部、そして団地での暮らしをサポートするURコミュニティや、建物のメンテナンスを担当する工事店をも巻き込み、雪あそびをテーマにしたイベント「ごりんふゆまつり」が開催されました。団地を取り巻くたくさんの人たちの連携により実現したこのイベントの様子を紹介します。

雪遊びで人と人をつなぐ

「鬼は~外!」
お面をつけた鬼が登場すると、子どもたちの大きな歓声がこだまし、豆まきが始まりました。この日はちょうど節分。氷点下の中、外で元気にイベントを楽しむ子どもたちに、鬼役の大人たちも全力で応えます。
会場の一角には、子どもが切り盛りする“雪のおみせやさん”が。雪に絵の具で色付けをして、オレンジジュースやクリームソーダに見立てた商品をお客さんに提供して、子ども店員さんは忙しそうな様子です。

五輪団地の中央に位置する集会所の裏には、雪像がズラリ。これを主体となって作ったのは、子育てサークルの石山さん。忙しい日々の合間を縫って作業されたそうです。雪像は子どもたちにより、絵具で作った色水で思い思いに彩られ、とてもカラフル! 今にも動き出しそうです。恐竜の形をした雪像のうろこや牙のパーツは、つららを活用。これは、団地集会所にできていたつららを切り取り利用したもので、厳しい冬の寒さとともに暮らす札幌ならではの工夫です。制作過程では、通りすがりのおじいちゃんおばあちゃんも、思わず足を止めて見入っていたそうで、「雪像制作活動も、人をつなげる取り組みになったのでは」と、石山さんは手応えを感じていらっしゃいました。

雪像の周りには、アイスキャンドルが並べられていました。これらのアイスキャンドルの一部は、真駒内駅で開催されていたイベント「雪あかり」から提供されたもの。子どもたちによるキャンドルの点灯で幻想的な空間がつくり出され、近隣のイベントがお互いに協力できたからこその、冬らしい雪のアートが実現しました。

集会所では、五輪団地の緑をよりよくするために活動している環境アセスメント倶楽部のみなさんが、おしるこを振る舞っていました。雪あそびで冷え切った体が温まるおしるこに、みんな大喜び! 会場のあちこちから「子どもたちが主役として楽しめるイベントにしたい」という、企画者たちの気持ちが伝わってきました。

大切なのは、子どもたちの成長を見守る場があること

今回初開催だった「ごりんふゆまつり2018」を中心となって運営したのは、五輪団地子育てサークルの北村さんと石山さんのお二人です。お二人は、五輪団地に住み、子育てをしています。団地での子育てや、子育てサークルについて聞いてみました。

Q.団地での子育てについてどのように感じていますか?
「私は、周りの理解を得ながら子育てができているので、やりやすいと感じています。何かあった時も、サークルのような集まれる場所があることで、トラブルになる前に話し合って解決できることも大きいですね。」(石山さん)
Q.子育てサークルとは、具体的にどのような活動をされているのでしょうか?
「週に1回の工作など、年に数回季節のイベントを行っています。団地内に限らず、お子さんがいらっしゃる近隣のご家族の方々が参加されています。」(北村さん)
Q.活動していて良かった事はなんですか?
「定期的に集まる機会ができる、ということが一番ですね。集まることで、今度は何をやろうか、という話が生まれて次のイベントにつながっています。」(石山さん)

小学生くらいの子は、年下の面倒を見たりと、子どもたちもサークルの活動の中で徐々に成長しているようです。
今回のふゆまつりのように象徴的なイベントがあることで、団地のコミュニティも活発になりますし、なによりも子どもたちの成長を実感できる機会になるのですね。

記事のまとめ

寒さにまけるな!冬でも子どもたちが思い切り外で遊ぶ「ごりんふゆまつり」

  • ・北海道という地域性を生かしたイベントを通して居住者とのふれあいの場を設け、団地内コミュニティの形成を図っている
  • ・団地で活動する子育てサークルは定期的にイベントを開催。活動を通して、近隣の子育て家族や子どもたちと交流を図っている
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