ひばりが丘団地 ストック再生実証試験

建替事業中であるひばりが丘団地(東京都東久留米市)の解体予定の3棟を活用して、ストック再生実証試験を行っています。A・B棟については、UR都市機構から住棟改修基本計画を提示し、民間技術提案の公募を行いました。外部有識者とUR都市機構とで構成する審査委員会により、共同研究者として株式会社竹中工務店を選定しました。また、C棟においては、UR都市機構の企画・設計により、A・B棟とは異なるテーマ及び改修方法を採用して取り組みを進めています。

改修前住棟概要

改修前住棟概要

A棟 : エレベーター設置によるバリアフリー化

住戸へ段差なしでアクセス

  • ・階段室を撤去しエレベーター設置、外廊下新設

拡がりのある住空間

  • ・住戸内垂直寸法の拡大
  • ・住戸内梁せいの縮小/低床化住宅
  • ・バルコニー拡張
  • ・妻開口新設

拡がりのある住空間

  • ・高遮音床/高遮音天井

設備配管の集約・外部化

高齢者へ配慮した住宅

環境への配慮

  • ・壁面緑化
  • ・RCバルコニー手すりの路盤材への再利用
B棟 : エレベーター非設置での魅力アップ

上層階住宅の魅力アップ

  • ・メゾネット住宅
  • ・最上階一部減築テラス化

拡がりのある住空間

  • ・住戸内垂直寸法の拡大
  • ・住戸内梁の撤去/梁せい縮小
  • ・住戸規模の拡大
  •   メゾネット住宅/水平2戸1化住宅
  • ・バルコニー拡張
  • ・妻開口新設

コンバージョン+増築

  • ・住戸から集会場へ

遮音性能の向上

  • ・スラブの増打ち/スラブ新設

設備配管の集約・外部化

C棟 : 減築やアクセス改修によるイメージの刷新

最上階4戸減築によるヒューマンスケール化

接地性の向上

  • ・1階接地型住宅
  • ・南入りアクセスのエントランス

拡がりのある住空間

  • ・新設スラブと高階高(1.5層)住宅
  • ・バルコニーの拡張

遮音性能の向上

  • ・吹付けコンクリートによるスラブ増打ち
  • ・鋼材によるスラブ拘束

環境への配慮

  • ・外壁保護改修

住戸改修技術開発

ストック再生実証試験住棟を活用し、技術開発の促進、リニューアル工事等への活用を図る目的で「環境負荷低減住宅」
「高齢者向け自立支援型住宅」「遮音性能の向上」「断熱性能の向上」の4つのテーマについて住戸単位での民間の
アイデアや技術提案の公募を行い、下記の共同研究者とともに実証試験を行っています。

分野 テーマ 共同研究者 主な内容
住戸リニューアル 環境負荷低減住宅 東京瓦斯(株) 次世代ソーラー給湯システムにより再生可能エネルギーを利用、その他設備機器によりCO2排出量削減率 年間合計約42%削減(URのリニューアルⅠ住宅と比較)
高齢者向け
自立支援型住宅
東京瓦斯(株)
地方独立行政法人
東京都健康長寿医療センター
自立生活の継続のために身体機能の低下予防や認知症予防に配慮し、居住者自らが間取りを簡易に改造できる在宅長寿対応住宅
基本性能の向上 遮音性能の向上 (有)自由工房
(株)自由工房
バネ式浮床工法+遮音シートにてスラブ増打ちせずに遮音性能の向上を図る。
断熱性能の向上
(サッシュ部門)
(株)環境保全サービス 既存アルミサッシ障子・既存ガラスを活用し、後付複層
ガラス化することでサッシの断熱性能の向上を図る。
断熱性能の向上
(壁等躯体部門)
ナサコアグループ ハニカム状蓄熱パネルにて壁等の断熱性能の向上を
図る。

スケジュール

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