事業の概要

背景・特徴

 江戸時代から続く歴史と豊かなみどりに抱かれた交通結節点のまち、四谷。
 本事業では四谷駅前の利便性の高い立地を活かし、みどり豊かで趣のある「賑わい交流の心(しん)」の形成を目指します。

位置図

賑わい交流拠点の形成(事業の背景・特徴)

防災性の高い広場空間が不足
地域の交流空間として大規模な広場を整備。非常時には駅前の帰宅困難者対応や周辺住民の一時集合場所としての機能を想定。
有効活用されていない大規模国有地の存在
(区立小学校の統廃合及び財務省官舎の廃止)
国有地と周辺市街地の一体整備による土地の有効高度利用及び都市機能の集積を図り、賑わい交流拠点を形成。
幅員の狭い地区道路や歩行者用道路、
緊急時の避難路の不足
区画道路の拡幅、歩行者用道路等の整備により、安全快適な歩行者環境を確保するとともに、非常時における安全な避難路を確保。

本プロジェクトの特徴


【特徴1】四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発

  • 丸の内・新宿・霞が関・六本木・渋谷・銀座など東京を代表する各拠点が3km 圏内外にあり、四谷は「都心の中心」に位置します。東西方面(JR 中央線・総武線)、南北方面(東京メトロ南北線)、環状(東京メトロ丸ノ内線)と、抜群のアクセスを有する新宿区四谷エリア初の駅前大規模再開発です。
  • 高機能なスペックを備えた大型オフィス(天井高2,800mm、基準階専用面積約640 坪~660 坪、非常用電源設備による72 時間の電力供給)を中心に、生活・ビジネスをサポートする商業施設、住宅、教育施設、公益施設で構成される大規模多機能開発です。
  • 公務員宿舎及び小学校の跡地と隣接地の一体整備による土地の有効高度利用及び都市機能の集積を図り、四谷駅前の賑わい・交流拠点を創造します。
  • 公益施設には、文化国際交流拠点機能として国際交流基金と国際観光振興機構の入居やスポーツもできる多目的施設の導入が予定されています。
四ツ谷駅から見た外観・オフィス1 階エントランス(イメージ)
四ツ谷駅から見た外観 オフィス1 階エントランス(イメージ)
オフィスからの眺望例(イメージ)
オフィスからの眺望例(イメージ)
市ヶ谷橋から望む外観(イメージ)
市ヶ谷橋から望む外観(イメージ)

【特徴2】都心の中心で憩いと賑わいを提供する約5,000m2に及ぶ緑豊かな空間

  • 北西側に賑わいの核となる約3,300m2の広場、駅前側に交流空間として約1,000m2の広場を設け、2つの広場をつなぐパサージュを整備します。
  • 広場や建築物低層部は外濠からの地形の連続性に配慮し、高層部が低層部と一体となって隆起する地形として空へと続くデザインとしています。
  • 広場や歩道状空地、建物低層部は、多種多様な種類の緑化を行い、また外濠周辺の豊かな緑とつながる華やかな緑化空間を形成します。
  • 市ヶ谷橋や迎賓館からの見え方や周囲の景観との調和に配慮し、壁面の分節や建物頂部を非対称にする等の設計により、建物の位置・形状・外装等を工夫したデザインとします。
パサージュから北西側の広場を望むイメージ・北側からのイメージ
パサージュから北西側の広場を望むイメージ 北側からのイメージ

【特徴3】施設利用者・地域に配慮した防災性の向上及び帰宅困難者対策

  • 災害時には帰宅困難者の一時滞在場所(出迎えの広場、約1,000m2)、地域住民の一時集合場所(地域の広場、約3,300m2)を設けます。また、液晶モニター等を設置予定です。
  • 地域の広場とその周辺に、災害時に利用できるマンホールトイレ、かまどマンホール、防災井戸を設置します。また、区道の拡幅や歩道状空地の確保により、防災性能を高め、防災活動拠点として機能する計画としています。
  • 高スペックなオフィスビルとして、72 時間の非常用電源供給や受変電設備の地上階設置等の災害時のBCP(事業継続計画)にも配慮した計画です。
  • 防災時の必要な備品を備える地域防災倉庫を設置します。

【特徴4】事業パートナー制度によるUR 都市機構・三菱地所の強みを活かしたまちづくり

  • 事業パートナー制度は、計画初期段階から民間事業者が事業参画することにより、特定事業参加者として保留床(従前の地権者が取得する床以外の床)を取得するほか、商品企画・事業推進・管理運営計画等に対する助言や提言等を行うことで、UR 都市機構・民間事業者双方の得意分野を結集しまちづくりを実現する制度です。
  • 中立公正な立場で公民様々な立場の多くの地権者・関係者と事業を進めていくUR 都市機構の事業推進力と、丸の内エリア等で培った三菱地所の大規模不動産開発・管理運営ノウハウを総合することで、両者の強みを活かし合いながら長期的な視野に立った魅力あるまちづくりを行ないます。
  • 本制度の活用はUR 都市機構施行の市街地再開発事業としては初めての試みです。