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塩竈市浦戸諸島[災害公営住宅]

概要

松島湾に位置する浦戸諸島4島においては、住宅計画にあたり、本土とは異なる離島部漁村集落でのライフスタイルを住宅・屋外・集会所計画に反映させるため、島民参画で島のライフスタイルを反映した浦戸オリジナルの計画づくりを実施し、コミュニティ空間づくりのために囲み型住棟配置や縁側の設置、湿気対策で通風確保に適した「田の字型プラン」の採用や仏壇と神棚置場の設置、漁具、農具の共同洗場、物干場や大きめの物置を設置しました。集会所は、高齢者への介護サービス拠点とするために浴室を設置し、特別名勝松島における景観形成を図るとともに、東北の地場産業である林業・製材業の再興に寄与することも視野に入れ(寒さ風ぶ沢さわ地区・朴ほお島じま地区)は「板倉構法」を採用し、外壁を焼きスギとし、島の復興のシンボルとなるようにしました
所在地:宮城県塩竈市

塩竈市浦戸諸島[災害公営住宅]

全建賞<住宅部門>

受賞年度:H27 主催者:一般社団法人全日本建設技術協会
受賞物件名:塩竈市浦戸諸島における災害公営住宅建設工事
共同受賞者:塩竈市
評価項目:しくみ

特別名勝の松島湾に位置する浦戸諸島4島において、市が造成・基盤整備を行った敷地に、住宅及び集会所を整備した事業。住民の参画を図りつつ離島部漁村集落オリジナルの住宅整備を実現した点や、島の復興シンボルとしての集会所には、壁材に横板を使う板倉構法を採用し、地場産業である林業・製材業の再興を促している点が評価されました。

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