街に、ルネッサンス UR都市機構

市営清水沢東住宅[災害公営住宅]

概要

市営清水沢東住宅は、大規模な集合住宅(戸数170戸)であり、入居者間及び周辺住民とのコミュニティの形成が求められ、 災害公営住宅の整備にあたっては、ハード、ソフトの両面において力を入れて取り組みました。
ハード面は、地域特性を活かしながら入居者と周辺住民が交流できる空間を形成するため、別棟集会所をまち角広場に面して計画し、まち角広場を起点として 地域へとつながる歩行者ネットワークを整備しました。 また、塩竈桜をイメージした住棟アクセントカラーの採用や、エレベーターシャフ ト壁面に藻塩をイメージしたガラスブロックを設置しました。ソフト面は、入居者と地域住民の交流を促すため、塩竈市とURが連携し、かまどベンチを活用した芋煮会等の入居者交流イベント、集会所を活用した地域住民と入居者の意見交換会などを行いました。
所在地:宮城県塩竈市

市営清水沢東住宅[災害公営住宅]
市営清水沢東住宅 入居者交流イベント

全建賞 東日本大震災に係る復旧・復興事業特別枠<住宅部門>

受賞年度:H28 主催者:(社) 全日本建設技術協会
受賞物件名:塩竈市清水沢地区における災害公営住宅建設工事
評価項目:しくみ

被災者の方々の円滑な生活再建と、コミュニティの拠点となるよう、ハード・ソフト両面を見据えて整備された災害公営住宅の整備事業。災害公営住宅の入居者や地域住民のコミュニティ形成を目的として集会所や広場等の交流の場となる空間を整備したこと、被災者の生活支援や住民間の交流を促す取組みを行ったことを評価されました。

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