街に、ルネッサンス UR都市機構

立命館大学大阪いばらきキャンパス

概要

立命館大学の「塀のない」大学キャンパスと茨木市の都市公園が完全に一体的に創成され、新たな公共的なランドスケープを生み出しました。
所在地:大阪府茨木市

立命館大学大阪いばらきキャンパス

第5回みどりのまちづくり賞<ランドスケープデザイン部門>
大阪府知事賞

受賞年度:H27 主催者:大阪府
受賞物件名:立命館大学大阪いばらきキャンパスおよび岩倉公園の一体的なランドスケープ
共同受賞者:学校法人立命館/茨木市
評価項目:デザイン

地域に残る条里制を参照した南北方向の「学びの軸」と東西方向の「市民交流軸」が空間構成の骨格を形成し、この交流軸沿いには、市民に開放された図書館等の大学施設と学問を象徴するカイノキの並木が配置され、軸が交差し周辺市街地に面した中央部には防災公園となる岩倉公園が整備されており、大学空間と市民空間が相互に陥入しあっている。キャンパス敷地内には、市民参画型の「ガーデンエリア」と「育てる里山エリア」も設けられており、空間ばかりでなくマネジメント面でも市民交流が強く意識されている。大学に地域社会への貢献が強く求められる現代社会において、地域社会と大学キャンパスとの新たな連携のあり方を、空間デザイン面ばかりでなく、施設の開放や市民参画型花壇等といったマネジメント面でも問うている挑戦的なデザイン事例であり、今後の大学キャンパスの新たなランドスケープデザインの方向性を示すものと高く評価されました。

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