街に、ルネッサンス UR都市機構

御社地公園

概要

御社地公園は、岩手県大槌町の東日本大震災からの復興事業において、大規模な盛土によって失われる危機にあった地域が誇る湧水環境とその暮らしの風景を、被災前の地盤面とともに保全し、新しい街のランドスケープとして再生しました。復興期の困難な状況下、世代を超えた多くの住民、行政、関係者の共感と協働により実現しました。
所在地:岩手県大槌町

御社地公園
写真提供:一般社団法人プレーワーカーズ

2020年度グッドデザイン賞

受賞年度:R2 主催者:(財)日本デザイン振興会

受賞物件名:御社地公園

共同受賞者:
大槌町(岩手県)、独立行政法人都市再生機構岩手震災復興支援本部(岩手県)、町方復興CMr(前田・日本国土・日特・パスコ・応用地質 大槌町町方地区震災復興事業共同企業体)(宮城県)、東京大学 景観研究室(東京都)、株式会社東京建設コンサルタント(東京都)、日本測地設計株式会社(東京都)、株式会社邑計画事務所(岩手県)、株式会社イー・エー・ユー(東京都)、喜多裕建築設計事務所(東京都)、木内建築計画事務所(東京都)、田中雅之建築設計事務所(東京都)

評価項目:デザイン

【講評】
東日本大震災の復興まちづくりで計画・デザインされた公園。隣接する大槌町文化活動交流施設と一体的に、まちの公共的な中心を形成する。復興区画整理事業の中にあって、ワークショップや調査によって土地の環境の気配と生活文化の記憶を探りながら、それらを引き継ぐ新たなランドスケープを創出させた。まちの地盤面高さと湧水を留めた御社地公園は、過去のまちの記憶と現在・未来のまちの空間を対応させる貴重な参照点となるだろうとの評価をいただきました。
出典:(財)日本デザイン振興会

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