街に、ルネッサンス UR都市機構

女川駅北地区における眺望軸を中心としたコミュニティ醸成の取組み

概要

女川町の災害公営住宅は、UR整備によるRC造集合住宅と地元協議会整備による木造戸建住宅があります。本地区は女川駅の北側に新たに整備した高台に位置し、同町中心部から徒歩圏の立地に恵まれた145戸の集合住宅です。地区の整備にあたっては、町の復興まちづくりデザインのコンセプトである「女川湾をどこからでも望める」景観づくりのため、女川湾と黒森山の眺望軸を中心に配置しました。隣接街区の災害公営住宅のデザインとの統一感を図り、地形を生かした配置により周辺との一体的景観形成を実現しました。また、この眺望軸上を地域住民のコミュニティ形成の場とするため、コミュニティボックス(談話室)・広場・ベンチ・共同花壇などを配置し、地域の活性化を促進する住民交流・地域交流の空間を創出しました。
所在地:宮城県牡鹿郡女川町

女川駅北地区における眺望軸を中心としたコミュニティ醸成の取組み

全建賞<住宅部門>《東日本大震災に係る復旧・復興事業特別枠》

受賞年度:H29 主催者:(社) 全日本建設技術協会
受賞物件名:女川駅北地区における眺望軸を中心としたコミュニティ醸成の取組み
共同受賞者:宮城県牡鹿郡女川町
評価項目:まち・しくみ

【講評】
宮城県女川町で、住民とともに作成した復興まちづくりデザインを基に、周辺地域とつながる拠点広場やコミュニティ施設を併せ備えた災害公営住宅を建設した事業です。 復興事業に先立ち、復興まちづくりデザイン会議を設置し、町民とまちのかたちのイメージを共有したうえで、海が見える眺望軸を設定し景観に配慮した計画としている点が評価されました。
出典:平成29年度全建賞

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