街に、ルネッサンス UR都市機構

アーバンラフレ庄内通(愛知県名古屋市)

プロジェクトデータ

所在地:
愛知県名古屋市
建替え前:
管理戸数:1,044戸
管理開始:1962(昭和42)年6月
建替え後:
管理戸数:353戸
管理開始:2021(令和3)年2月
事業手法:
全面建替え事業

事業概要

1967(昭和42)年に管理開始された又穂団地は、名古屋駅から北方向約5kmに位置し、工場跡地再開発のモデルとして、「特定街区」制度を活用して日本で最初の15階建て高層住宅を実現した団地でした。住宅とスーパー、レストラン、プール等が一体的に建設され、1,000戸を超える住宅に、単身・家族が住んでいました。また、高密度開発の中で緑を少しでも多く取り入れるために、各階エレベーターホール外部に自動潅水装置を備えた植栽が施され、建物緑化も導入されました。こうした試みなどが評価され、BCS賞※や中部建築賞を受賞しています。
2021(令和3)年2月に、建替えによりアーバンラフレ庄内通として生まれ変わりました。建替え後住宅を従前駐車場(建設当時のプール)敷地に建設することで、又穂団地にお住まいだった方々は、仮移転することなくアーバンラフレ庄内通への入居が可能となりました。
なお、従前の又穂団地は特定街区を定め、容積率、高さ制限の緩和により、大規模な高層住宅を可能としていましたが、今回の建替えに伴い、特定街区を廃止し、新たに地区計画を定めることで現下に見合う建替え事業を実現しました。地区計画では、壁面位置の制限を設け、団地周囲に歩行者のための通路を確保することで、周辺地域に安全で快適な空間を創出しています。
※BCS賞:日本建築業連合会主催の国内の優秀な建築作品に与えられる賞

事業後の土地利用図
before
after

若年層と子育て世代に人気の団地

建替え後の団地では、従前の又穂団地からお住まいの方に加えて、新たに若年単身者や子育て世帯の方々の入居もあり人気の団地となっています。
現在では生活利便性・快適性を求める若年単身者と子育て世代を中心に人気の団地となっています。

建物外観
before
after
中庭
エントランス
歩行者用通路

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