街に、ルネッサンス UR都市機構

新宿SHUKUNOVA 防災企画展

2024年3月10日、都営大江戸線「都庁前」駅すぐ、各線「新宿」駅からも徒歩10分ほどの新宿中央公園SHUKNOVAにて、『防災企画展』が開催されました。「万が一に備え、防災意識を高めよう」というテーマで様々な防災に関する企画が行われたイベントの模様をレポートします。
※本イベントは3月9日(土)と10日(日)の開催でしたが、9日(土)は強風のためイベントは中止、10日(日)のみの開催となりました。

東北の魅力をお届け『東北復興マルシェ』

東北の見どころが集まった『東北復興マルシェ』

東日本大震災の復興支援の一環で開催された『東北復興マルシェ』。URが東日本大震災からの復興支援事業を行った岩手県・宮城県・福島県の特産品の販売や、名所のPRを行うマルシェが行われました。

「マルナカ遠藤水産」のとろろ昆布、「富士國物産」の海苔やわかめ、「山徳平塚水産」三陸沖で水揚げした魚の煮付け、「マルナリ水産」のさんまの昆布巻き、「古須賀商店」のわかめの佃煮など、まず目に付くのは海の幸でしょう。

「山形屋商店」の石巻の鯖だしで煮込んだ石巻おでん、「株式会社鮮冷」の帆立や牡蠣が入ったカレー、「三陸フィッシュペースト」の旅するかまぼこ、「マルキチ阿部商店」の「ほやたまご」、「三晃食品」のあなごの蒲焼など、食卓に色を添える商品が並びます。

「八木澤商店」の醤油や味噌、「丸友しまか有限会社」のクロジカせんべい、「満福農園」のトマトジュースやピクルス、「清水商店」の白樺やはちみつを使った商品、「木の屋石巻水産」の牛たんの煮込みの缶詰などの海の幸以外の商品も人気でした。

「志たあめや」の牛乳せんべいやかりんとう、「浜のあきんど」のえごま生キャラメル、といったスイーツ系の商品や「三陸鉄道株式会社」からは列車型の目覚まし時計やキーホルダー、「浅野撚糸」の吸水性に優れたタオルなどのグッズもラインナップされていました。

体験型の防災企画もたくさん

VR防災体験は順番待ちが出るほどの人気

この日は東日本大震災の発生日である3月11日が近いということもあり、防災に関する企画に多くの人が足を止めていました。

VRを使った防災体験や地震を疑似体験できる起震車、火事が起こった際の消火訓練体験は、とてもたくさんの来場者が興味深く体験している様子でした。

ほかにも、気泡緩衝材を用いて防災に役立つグッズを作る「プチプチで防災」や、「流さないトイレ体験」も多くの人が興味を示しており、防災意識の向上に役立っている様子でした。

出店ブースの一角では『PACOON(パクーン)』という食べられるスプーンも販売されていて、美味しくて楽しめる食材という点だけではなく、水が使えない場合に備える目的や食料に困る災害時のためなどで試食、購入するお客様の姿も見られました。

音楽やグルメなど、催しはほかにも目白押し

ブラスバンドの演奏には多くの観客が

イベントでは、ブラスバンドの演奏やお笑い芸人のライブ、加賀友禅の染め物体験も行われ、来場者が思い思いの楽しみ方をされていました。

会場ではうどんや軽食なども販売されており、イートスペースで食事を楽しむ人の姿も。ほかにも近隣のお店が出張販売を行っていて、こちらもたくさんの人で溢れていました。

イベントは大盛況!

多くの人が訪れた『防災企画展』。東北のグルメや貴重な防災体験を通じて、来場者の皆さんが楽しみながら地震などの災害に対する意識を高めることができる素敵なイベントでした。

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