
Education & career人材育成・キャリア
UR都市機構は、職員ひとりひとりが学び続ける意識を持ち、さらには組織の成長へとつなげていくために、
職場内研修(OJT)、職場外研修(OffJT)及び自己啓発支援の3つを人材育成の柱とし、これらを組み合わせていくことにより、
自ら学び考え行動し、新しい価値を創造するチャレンジングな機構職員の育成を目指しています。
人材育成プログラム
全職員対象となる「OJT」と「OffJT」による研修を通じて、ビジネスパーソンとしての基礎スキルを高めていきます。
加えて、「自己啓発」のための各種プログラムを通じて、さらなるスキル向上を支援しています。
OJT
それぞれの職場で
サポートします
- 職務や階層に応じて求められる職員の能力実現に向けての指導・育成
- 新規採用職員に対するサポート体制の充実
OffJT
仕事に必要な専門知識や
ビジネススキルを学ぶ
- 階層別研修
- 内部統制研修
- ビジネススキル研修
- 業務別研修
自己啓発支援
学びたい気持ちに応える
ラインナップ
- 資格試験 受験料援助
- 通信教育講座 受講料援助
- eラーニング 受講料援助
- 通学制講座 受講料援助 等
人材育成における体系図

提供される研修と機会を
体系的に活用することで、
経験とともに知見が深まり、
広がっていく。
職場内研修(OJT)
職務や階層に応じて求められる能力を習得するため、各部等・職場において職員を指導・育成する研修です。特に新規採用職員には指導職員制度を設け、指導職員に任命された職員を中心に職場全体で新規採用職員を全般的にサポート。新規採用職員・指導職員双方に成長を促す機会になります。
職場外研修(OffJT)
日常業務以外にも、階層や職務に応じて専門性やビジネススキル等の向上のため、階層別研修や業務別研修を行っています。

階層別研修
それぞれの階層にあった役割を遂行するために必要な能力の習得や成長、各階層に期待されている仕事を理解し、マインドセットを再構築するための研修を実施します。

業務別研修
機構での業務に必要となる様々な知識の習得を図るため、都市再生部門、賃貸住宅部門など各部等で研修を実施します。
特に、技術系職員に対しては「研修シラバス」に基づき、これまで蓄積してきた技術力を着実に継承できるよう、また、総合力と専門性をバランスよく、体系的に習得できる環境を整えています。
その他、新規採用職員の入社後1~2年目の研修を下図のとおり実施しています。
新規採用職員 研修の流れ
(過去実施例)

自己啓発支援
職員が自分自身の成長のため自ら考え、自ら行動することができるよう、得意分野や興味を持った分野を学ぶことができる環境を整えています。
資格試験の受験料援助や通信教育講座等、eラーニング及び通学制講座の受講料援助等、多彩なメニューを提供しているほか、約80種類の資格等について取得に係る援助を行い、職員の積極的な意識の向上に努めています。

資格試験 受験料援助
当機構が対象とする資格または検定試験を受験した場合、当該試験の受験料に該当する金額を支給します(同一資格3回まで)。対象としている資格や検定試験は、宅地建物取引士や一級建築士などがあります。

通信教育講座等 受講料援助
当機構が対象とする通信教育講座等を受講し、講座を修了した場合、受講料の援助を受けることができます(講座により、全額もしくは半額の援助)。
講座は資格検定から英語、ビジネススキルまで幅広く対象としています。

eラーニング 受講料援助
当機構が指定するeラーニング指導団体の講座について、期間中好きなだけ受講することができます。

通学制講座 受講料援助
当機構が対象とする通学制講座に通う費用を半額補助します。対象はビジネススクール、ビジネス会計講座などがあります。
- 資格検定関連コース(宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、福祉住環境コーディネーター、日商簿記検定、技術士、土木施工管理技術士 等)
- 業務関連能力アップコース(プレゼン、文章力、統計学 等)
- 英語コース(TOEIC対策、ビジネス英語、英会話)
- OAコース(パワーポイント、エクセル、アクセス、ワード)
- 階層別・マネジメント能力アップコース(経営戦略、財務・会計、マーケティング等)
※上記の他、外部機関主催の研修やビジネススクールへの派遣等、多彩なメニューを提供しています。
入社後のキャリア
URは「都市再生」「賃貸住宅」「災害対応」と大きく3つの事業を実施しており、その業務としては大きく「企画・計画」「設計・工事」「UR賃貸経営・管理運営」に区分されます。また、3つの事業を支える経営企画・総務・人事・経理・広報等のコーポレートの業務も加え、多様な職員が共同して業務に取り組んでいます。
業務内容と職種の
マトリックス

※◎、△は業務に関わる人の多さを表現しています
育成型ジョブローテーション
(入社後4年から6年程度まで)
URの将来を担うための「基礎力」を身に付けつつ、自身の「適性」を見極めるため、入社後6年程度で以下の業務区分にて3区分(院卒の場合は4年程度で2区分)を経験する「育成型ジョブローテーション」を行う方針としています。※
若手職員の育成型
ジョブローテーションのイメージ
事務系総合職の場合

技術系総合職の場合

※技術系総合職の場合は、「企画・計画」、「設計・工事」をそれぞれ経験
育成型ジョブローテーション
後のキャリア
育成型ジョブローテーション終了後も、概ね2〜3年程度のサイクルで部署異動を行いますが、配置にあたっては、「専門性とマネジメント力を総合的に高めていく」キャリアや、「特定の業務内容で高度な専門性を高める」キャリアなど、自身の適性に応じて、業務の幅を絞りつつキャリアを形成していきます。
キャリアの形成にあたっては、自ら考えたURでのキャリアについて、定期的に人事担当者と面談を行うなど、職員自らが主体的に考えられる環境を整備しています。