Yuta Nomura

Interviews やりたいこととやりがいがつながる 結節点を見つけていきたい。

野村 祐太
技術系総合職(建築設備領域)
九州支社 住宅経営部
企画・計画
Yuta Nomura

Career

  • 2021年:入社/東日本賃貸住宅本部 設計部
  • 2023年:九州支社 住宅経営部

Chapter 01 専門性を活かし、「まちづくり」に貢献する

もともと団地に興味があったそうですね。
まちづくりの仕事がしたいと思い、大学では建築学を学び、その中でも在学中に興味を持った建築設備を専攻していました。数ある企業のなかでもURは「日本の大家さん」と言われており日本最大級の住宅戸数を持っているので、団地というフィールドには興味がありました。加えて、団地は設備の老朽化という課題にも直面しているので、自分自身の専門性を活かしながらそういった課題解決に貢献することで、生活の質の向上に寄与できるのではないかと期待感を抱いていました。
発注者という立場にも魅力を感じたそうですね。
与えられた範囲のなかで図面をガシガシ描いていくよりも、その範囲を計画する段階から維持管理まで幅広く携わりたいと思っていました。私がしたかった仕事はあくまでも「まちづくり」だったので、URの立場や事業形態は非常に魅力的でした。
専門性を活かし、「まちづくり」に貢献する

Chapter 02技術だけではなく、ビジネスパーソンとしての成長が得られる

これまではどのような仕事を担当されてきたのですか?
最初の配属先では、都内の団地再生を担当しており、建築設備の設計を担当しました。特に印象的だったのは、多摩市諏訪団地の建替え工事ですね。はじめての主担当案件だったことに加え、UR初のBIM※導入案件ということもあり、わからないところも多く苦労したのを覚えています。ただ、新築工事ということもあり関係者がかなり多かったので、ほかの職員たちからはもちろん、設計事務所やゼネコンの方々にも知識やノウハウを共有していただきました。わからないながらも主体的に取り組んだことで、サポートしてくれる方々との信頼関係を築くことができましたし、円滑に仕事を進めていくためのノウハウも身につけられたので、技術面以外にも多くの学びが得られた経験になりました。
そして、今の九州支社に異動されると。
その2年後に異動し、現在は団地の設備保全における計画の部分を担当しています。具体的には給水施設や機械式駐車場などを扱っているのですが、団地ごとに設備の点検を実施し、その点検結果をもとに修繕計画の策定や実施方法の検討、予算管理などを主に行っています。

※BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング):コンピューター上に3Dの建物モデルを作成し、設計や施工、維持管理などの業務に活用する手法

技術だけではなく、ビジネスパーソンとしての成長が得られる

Chapter 03経験して気づいた自分にとってのやりがい

入社の決め手にもなった「計画から維持管理まで幅広く携わりたい」という思いを実現しているわけですね。
そうですね。建替え工事で新築の設計にも携わることができましたし、現在は修繕の計画や維持管理を担当できているので、技術者としてもかなり充実したキャリアを歩んでこれていると実感しています。ただ、実際に仕事をしてみて感じたのは、「やりたいこと」だけが「やりがい」ではないということです。まだ2部署しか経験していませんが、「新築の設計」をやっているときにすごくやりがいを感じたんですよね。意匠設計や電気など、色々な担当者といっしょに一つのものをゼロからつくり上げていく過程や、細かい仕様や図面を決定していく作業がすごく楽しくて。そういった意味では、色々な経験を重ねながら自分にとっての「やりがい」を見つけていくにはぴったりの環境だと思いますし、これからもまた違った経験をどんどん積み重ねていけたらと思っています。
今後の目標はありますか?
さきほど触れたとおり、自分自身の「やりがい」を見つけていくためにも、もっと色々な経験を積んでいきたいと思っています。よく先輩たちとも話すのですが、地域ごとにその地ならではの事業や仕事のやり方があったりするので、そういった意味ではまだまだ自分の成長や幅を広げていく可能性はたくさんあるんだと期待しています。そういった意味では、今後のキャリアを通じて自分が本当に「やりたいこと」と「やりがい」がつながる結節点を見つけていければと思っています。
経験して気づいた自分にとってのやりがい

Message就活生へのメッセージ

技術者として「プロ」を目指したいという方には、URは非常に充実した環境だと思っています。私が今担当している住宅の事業はもちろん、都市再生などさまざまなまちづくりのなかで専門性を磨くことができますし、そのなかでも計画をはじめ、設計や維持管理などさまざまな形で関与できるところも魅力です。私自身、最初に設計業務を担当していたころは予算のことを気にする余裕がなかったですが、今予算を管理する立場になって、そういった新しい視点や考え方を身につけることができました。「技術で専門性を磨く」となると、どうしても視野が狭くなりがちですが、多角的な視点から「自身の専門性」を磨いていき、「プロ」へと成長していくにはうってつけの環境だと思います。

就活生へのメッセージ
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