Anna Miyanishi

Interviews 学びと経験を積み重ね、 「人が輝く」まちをつくりたい。

宮西 杏奈
技術系総合職(土木領域)
九州支社 住宅経営部 ストック再編事業課
企画・計画
Anna Miyanishi

Career

  • 2020年:入社/東日本都市再生本部 まちづくり支援部
  • 2022年:九州 住宅経営部 環境整備課
  • 2024年:九州 住宅経営部 ストック再編事業課

Chapter 01 まちづくりへの原体験が、実現する

高校時代に車窓から見た景色が、まちづくりの仕事を志すきっかけになったそうですね。
もともとは何もなかった土地に道ができ、家が建ち、インフラが整い、暮らしや社会ができているんだと直感的に惹かれたところがありました。「こういった仕事は誰がやっているんだろう?」という疑問から社会基盤工学という分野に関心を抱き進学し、まちづくりの仕事を志しました。なかでもURは幅広い事業を展開していて、全国各地で色々な仕事に携われるところが魅力でした。
最初の配属では、北陸のまちづくりを支援されていたそうですね。
新潟県、富山県、石川県を担当し、地方公共団体が実施するまちづくりの支援を行いました。いわゆるコーディネートと呼ばれる業務で、URのノウハウを活かし、地方公共団体といっしょに「まちの未来」を構想する仕事です。たとえば、「駅前の低未利用地を有効活用したい」というご要望に対しては、住まいや子育て、商業などさまざまな観点から必要な機能を検討し、実際にどのようなまちにするかを具体的なパースにまで落とし込みます。まさに、「まちづくりの仕事」がしたいと感じたときと同じような光景をつくり出す仕事だったので、とてもやりがいがあり、想いを体現できたような経験になりました。
まちづくりへの原体験が、実現する

Chapter 02さまざまな経験から、得意ややりがいが見えてくる

その後、九州支社に異動されるわけですね。
住宅経営部 環境整備課に配属となったのですが、九州支社のこの部署では賃貸住宅事業だけではなく、都市再生事業も担当するのが特徴です。ここでは土木の設計や工事・調査などの発注業務を担当しており、設計業務の発注や作成された図面等の確認、実際の工事・調査に関する発注を行いました。コーディネート業務とは異なり、専門性の高い土木の仕事だったため、最初はわからないことだらけで苦労もしましたが、図面を見たりする仕事はやってみて好きだなと思いましたし、これからこの図面が形になっていくのかとワクワクしながら仕事をしていたことをよく覚えています。
そして現在は、団地再生として用途転換事業を担当されていると。
少子高齢化や人口減少が急速に進展する社会環境のもと、建物も経年化が進んでいくので、団地の今後について考える必要があります。地域や団地の特性に応じて既存の建物を活かしたり、建替えを行ったり、さまざまな手法で活用・再生を行いますが、私はUR賃貸住宅以外の用途としてまちづくりに活用する用途転換を担当しています。例えば、団地としての役割を終え、建物を除却し、更地となった土地を譲渡することで、地域に資する機能を導入します。私自身は地方公共団体や地域関係者、お住まいの方のご意見等を伺いながら、具体的な計画策定を行い、事業化した地区の執行管理を行う役割を担っています。
これまで毛色の異なるさまざまな仕事を担当されてきましたが、振り返ってみていかがですか?
若いうちはとにかく経験だと思っているので、色々な仕事に携わってみて多くの学びが得られたことや、自分自身の得意な分野ややりがいがぼんやりと見えてきたことはよかったなと思っています。欲を言えば、もっともっと色々な経験をしてきたいというのが本音です。全国各地に色々なまちがありますし、さまざまな方法でそれに関与できるのはURで働く一番の魅力だと思っています。
さまざまな経験から、得意ややりがいが見えてくる

Chapter 03学びが生まれる自然な循環

仕事をしていく上で大切にしていることはありますか?
常に学ぶ姿勢で取り組むことだと思っています。特にURの職員は先輩・後輩問わず、みんなが異なる経験を積んでいるので、先輩からはもちろん、後輩からも学べることがたくさんあります。そういった意味では、これほど色々なことを吸収できるチャンスがある会社はそうないと思いますので、謙虚な気持ちでたくさんのことを得ていきたいですし、私が教えられることについてはどんどん共有していき、お互いに成長できる環境にしていきたいと思っています。
その前向きなモチベーションはどこから生まれているんですか?
単純に色々なことを知りたいし、学びたいとは思っているのですが、自然と学べる環境があるのは大きいと思います。みなさんジョブローテーションで色々な経験をしていく会社なので、「はじめての業務に携わる」人があちこちにいるんですよね。なので、みなさん自然と面倒見が良いですし、積極的に色々なことを教えてくれます。逆に言えば、教えてもらう側も日常的に色々な知識を習得することができますし、できることが増えていくと仕事も楽しくなっていくので。広い意味では社風と言えるのかもしれないですが、そういった良い循環が自然に生まれてくる環境なんだと思います。
学びが生まれる自然な循環

Message就活生へのメッセージ

私自身はURの「人が輝く」まちづくりにすごく共感しています。「人が輝く」ためには、その土台となるまちや生活が欠かせないですし、それを目指してまちづくりに携わりたいと心から思っているので、そんなまちづくりへの想いを共有できる方がいらっしゃれば、ぜひいっしょに働きたいなと思っています。重複しますが、URにはさまざまなまちづくりのフィールドがありますし、それぞれで色々な方との出会いや発見、学びがありますので、前向きに色々なことにチャレンジしたい方や好奇心が強い方にはぜひオススメの職場です。

就活生へのメッセージ
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