Keita Matsuoka

Interviews 社会が、私の技術を活かす フィールドだ。

松岡 慶太
技術系総合職(電気設備領域)
東日本都市再生本部 技術監理部
設計・工事
Keita Matsuoka

Career

  • 2019年:入社/東日本賃貸住宅本部 住宅経営部
  • 2021年:西日本支社 技術監理部
  • 2023年:東日本都市再生本部 技術監理部

Chapter 01 テクノロジーを社会実装する仕事

「実践的な仕事に就きたい」とのことでURを志望したそうですね。
大学では物理を専攻しており、同級生はメーカーや研究職に就職する人が多かったのですが、私自身はより社会に近い、実践的な仕事に就きたいと思っていました。いわゆるテクノロジーの領域が専門になるのですが、やはり社会実装していくことに意味を感じていました。そういった意味ではURが保有する「団地」というフィールドは非常に魅力的で、これらを活かしながら技術的な領域で貢献したいと思いました。また、鉄道会社や通信インフラ会社等と比較して、ワークライフバランスが充実していると感じたところもポイントでした。
入社後はどのような仕事をされてきたのですか?
最初に配属された電気保全課ではUR賃貸住宅における電気設備の維持管理を担当しました。修繕計画の策定をはじめ、実際の点検作業の発注や点検結果の確認等を行い、安全・安心な住環境の整備に貢献しました。2年後には、それらの修繕設計や工事を担当する部署に異動し、設備の入替え等の実務に携わりました。私自身の専門は電気であるものの、建築における電気設備に関しては扱うのが初めてだったので、最初は図面の見方すら分からず苦労しましたが、先輩や上司の充実したサポートのおかげもあり、きちんと知識を身につけながら業務にあたることができました。
テクノロジーを社会実装する仕事

Chapter 02技術は、使ってもらうためにある

そして現在は都市再生事業に舞台を移すわけですね。
東京都港区の北青山三丁目地区の市街地再開発事業になります。これまで扱っていた住宅の電気設備とはまったく性質が異なり規模も大きいため、これまで以上に幅広い知識が求められています。一方で、都心の大規模な事業ということもあり、最新の設備に触れる機会も豊富です。近年ではEV充電設備や再生可能エネルギー、ロボットやAIを活用したスマートビルなどがスタンダードになりつつあり、覚えなければならない領域も多岐に渡りますが、就活時に思い描いていた「テクノロジーの社会実装」という点に深く関与できるのは非常にやりがいがありますし、完成に向けて大きな期待感を感じながら取り組んでいます。
「テクノロジーの社会実装」という大きなテーマに向き合っているなかでも、大切にしていることがあるそうですね。
やはりどんなにすばらしい技術でも、使ってもらわなければ意味がないということですね。今担当している再開発事業は、都心に立地するオフィスを含む複合ビルなのでそういったものを積極的に取り入れていますが、団地などは必ずしもそうではありません。仮に、高齢者の方が多く住まわれている団地にそういった技術を提供しても、逆に不便になってしまう可能性もある。そういった意味では、技術はそれを使ってもらう方々のために存在するので、「テクノロジー」と「社会」の橋渡しをいかに適切にやるかということを認識して仕事をすることを大切にしています。
技術は、使ってもらうためにある

Chapter 03知的好奇心が刺激される職場

URで働く魅力はどのようなところに感じますか?
大学の同期と話していて思うのは、やっぱりURでは受ける刺激の幅が違うと思いますね。専門性を突き詰めるのも一つの選択肢だと思いますが、URの場合は、仕事の内容も場所も、関わる人も多種多様なので、それぞれで違った知識や経験を得ることができます。個人的には、電気を扱うにしても建築や造園の方と意見を出し合いながら「こんなことができないか?」「こうしたらもっと良くなるんじゃないか?」と試行錯誤しながらより良い空間をつくっていくのがとても楽しいですし、幅広い領域で色々なことに挑戦したいという方にはオススメの職場だと思います。
今後、やりたいことや挑戦したいことはありますか?
まだ事業の計画業務に携わったことがないので、そこに挑戦したいですね。これまでの設計や維持管理の仕事は「ゴールに向かっていく」仕事でしたが、計画では「ゴールをつくる」ことができます。そういった観点で言えば、私自身の専門であるテクノロジーをもっと実用的に展開できるのではないかと想像をしています。もちろん、そのためにはまだまだ学ばなければいけないことがたくさんありますが、日々、知的好奇心を働かせながら新しいことを吸収し、活躍できるフィールドを広げていければと思っています。
知的好奇心が刺激される職場

Message就活生へのメッセージ

特に電気系を専攻している学生は、メーカーやインフラ系の会社への就職を目指す方が多いと思うのですが、URはそれらを包括するより広い経験ができる要素が詰まっている職場だと思っています。事業の幅広さはもちろん、それらへの関与の仕方もさまざまです。学生時代に学んだことが繋がる機会も多々ありますので、是非これまでの経歴に縛られ過ぎず視野を広げて欲しいですね。
私自身も建築については未経験でしたが、丁寧にサポートをしてくれる先輩や上司がたくさんいますし、いっしょに喜びや苦労を分かち合える仲間もいます。その意味では、安心して働くことができますし、活躍できるフィールドもたくさんあるので、長い社会人生活のなかで、色々な刺激や経験を得たいという方にはぴったりな職場ではないでしょうか。

就活生へのメッセージ
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