研究心や探求心を忘れないでいたいですんばっていきまっしょい』も『葛城事件』も反響がありました。それが『幼な子われらに生まれ』の出演につながりました。連続テレビ小説『ブギウギ』の娼婦役は意外だという声をいただいて。どの作品も常に挑戦してきました。 ドラマ『いちばんすきな花』は、観る方の年齢によって印象が違うようです。同一人物なのに違う人にしか見えない役で、私のいろいろな面を肯定してもらえた気がして、演じていて面白かったです。 田中麗奈は、役によって印象が違うと思っていただけたらありがたいです。 田中麗奈さんにとって女優とはどういうものですか? 女優という仕事には、言葉にできないぐらいの情熱を持っています。DNAに組み込まれた感じです。 私は5歳ぐらいから女優になると言っていました(笑)。ままごとが大好きで、誰かになりきって演じて遊んでいたのです。小学生のときはお遊戯会にはまって、自分でビデオを回してドラマを撮影したり、テレビドラマの台詞を書き写したりして、私なりに演じていました。 子どもの頃は、東京に行かないと女優になるチャンスがないと思っていたので、私はなぜ東京に生まれなかったのだろう、原宿を歩けたらどんなにいいだろうと思ったものです。 そして久留米出身の松田聖子さんや、チェッカーズさんが、テレビに出演しているときに、「久留米のみんなー!」って話しかけたことに、すごくびっくりしました。久留米にいる私でも、キラキラ たくさんの出演作品がありますが、印象に残っているものは? 選ぶのは難しいですが、デビュー作『がえばいいかもわからず大変でした。徐々に環境が整い、周りの手助けがあったりするなかで、赤ちゃんから幼児に、そして子どもへと成長して、今は前ほど手がかからなくなってきました。 子どもとの生活や、母親と子どもの関係、何歳で何ができて、何ができないのか、といったことがわかりました。ただ、子育てばかりしていると、これからの仕事に対して危機感を抱くこともありました。仕事を再開してからは、子どもが寝たから2時間は台本を分析しようとか、隙間の時間を見つけて、なんとかやっています。スタイリスト:岩田麻希、ヘアメイク:山下景子5UR PRESS vol.85
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