UR PRESS VOL.84
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左/高蔵寺ニュータウン(愛知県春日井市)のリノベーションプロジェクト。構造壁のない居室、東西の大きな連窓など既存住宅の特徴を生かして、広々とした間取りに変更している。㈱URリンケージが企画・監修、団地デザインユニット「Danchitects」が企画協力。青木登、菅野健児=撮影 時代の変化に合わせ、築年数の経った団地を必要に応じて更新する取り組みを、URはさまざまなかたちで行っている。高層住棟に建て直して住戸を集約し、空いた敷地に施設を誘致したり、公園を設けたり。また、住棟はそのままに、住戸をリノベーションして、新たな魅力を備えたり……。 豊かな緑、ゆとりのある景観といったURの団地のよさを生かしながら、今の暮らしに合った仕様に変更し、快適さを提供しているのだ。リノベーションならではの魅力を得た住戸は、若い世代を中心に人気を集めている。企業とのコラボによるリノベーションも実施しており、㈱MUJI HOUSEとは水回り設備などを入れ替え、部屋の仕切りを取り外して、リビングスペースを拡大。共同開発したパーツを各所に導入している。 住戸のみならず、周辺の屋外施設や商店街区まで対象を広げた「MUJI×UR 団地まるごとリノベーション」も実施。地域コミュニティー再生の推進力としても注目を集めている。団地のよさを生かして快適な住まいに花見川団地(千葉県千葉市)の商店街の改修前(上)と、改修後(右)。「MUJI×UR 団地まるごとリノベーション」により、明るく、人々が滞留できる空間に生まれ変わった。右/MUJI HOUSEとURによるリノベーション「MUJI×UR」のコンセプトは「こわしすぎず、つくりこみすぎない」。写真は箕面粟生第3団地(大阪府箕面市)のモデルルーム。*モデルルームの公開は2025年11月で終了。大阪府内で展開中のリノベーションシリーズ。世帯構成や暮らし方の変化に対応し、間取りの1室をランドリールームへと改装。洗濯から収納までを1か所で完結できるコンセプトが好評。写真は東豊中第2団地のモデルルーム。*モデルルームの公開は2026年6月までを予定。写真提供:グッドルーム株式会社リノベーションで新たな価値を暮らしとともにする団地変化・進化3AfterBefore25UR PRESS vol.84

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