UR PRESS VOL.82
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東京都東久留米市滝山6-11968(昭和43)年12月~1,060戸(25棟)1LDK~3DK敷地約7.8ha愛知県江南市藤ヶ丘1-1-1他1968(昭和43)年11月~3,294戸(94棟)1LDK~6DK敷地約25ha最寄駅は西武新宿線の花小金井駅。分譲住宅側はテレビドラマや映画のロケ地としてよく利用される団地で、最近ではテレビドラマ「日曜の夜ぐらいは…」「団地のふたり」「しあわせは食べて寝て待て」にも登場。ロケ地巡りで訪れる人も少なくない。近くには個性豊かな飲食店や、キャンプ場や野球場も備える桜の名所、滝山公園などがある。最寄駅は名鉄犬山線の江南駅。広大な敷地には緑があふれ、自然林を生かした公園もある。市内でも有数のドングリの木の宝庫で、落ち葉での堆肥づくりに取り組み、「カブトムシ幼虫教室」「どんぐり教室」などの環境学習会も行われている。数多くの遊具や広場のほか、ランニングコースも敷地内にあり、壁に動植物の絵が描かれた住棟もある。滝山団地江南団地福岡県福岡市早良区星の原団地1972(昭和47)年3月~2,174戸(64棟)1LDK~3DK敷地約16ha最寄駅は福岡市地下鉄七隈線の賀茂駅。敷地内にスーパーや青果店が並ぶ商店街、小児科、歯科医院、郵便局、幼稚園などがあり、子育て世代にも人気の団地。中心地のシンボルタワーでもあった給水塔(写真左端)は役目を終え、2024年12月に撤去され、広場は2025年4月にリニューアルされた(写真は2024年時点のもの)。最近は団地カフェ「星の原カフェ」や団地食堂「星の原やすらぎ食堂」が定期的に開催されるなど住民同士の交流も盛んだ。赤羽台団地(東京都北区)の建て替えによって整備された「ヌーヴェル赤羽台」。その一角にある「URまちとくらしのミュージアム」では、集合住宅の歴史がわかりやすく紹介されている。建築家・前川國男の設計で1958年に完成した晴海高層アパート住戸や、進化する団地の建設・設計部品などが見学できる。星の原団地団地の歩みが一目瞭然「URまちとくらしのミュージアム」詳細はこちらから▶https://akabanemuseum.ur-net.go.jp/奥がミュージアム棟。手前は初期の団地にあった、各階に3つの住戸が放射状に配置されたポイント型住棟(スターハウス)。2019年、国の登録有形文化財(建造物)に登録された。今も現役です!管理開始から50年以上18UR PRESS vol.82

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