プを構える浅野撚糸㈱へ。同社の社長は福島大学に学び、青春時代を過ごした福島に恩返しをしたいとの思いから、この地に進出した。現地採用の若い社員たちの話を聞き、学生たちとの質疑応答が続いた。り、3日間で学んだことをキーワードに落とし込む。どのテーブルも活発な意見が飛び交っていた。当する佐藤律基は手応えを感じていた。「このツアーは、学生たちが復興の進むまちの姿やそこに息づく人たちの思いを知り、復興について考え、それを周囲に発信してもらうことが目的です。訪問する先では学生たちの質問や意見が途切れず、とても実りある交流ができたのではないかと思っています」「学生さんたちがここまで真剣に福島のことを考えてくれていることに、正直驚きました。彼らが前のめりになって福島のことを議論しているのを見て、希望の光を感じました」と話してくれた。挙げながら、「私たちにできること」を考えてグループで発表する。あるグループは「再びふくしま」をキーワードに、「次はここで同窓会をやりましょう」と提案。みんな大賛成だ。信しつづければ、それが関係人口増につながる。学生たちの次の行動が、福島の未来を拓くと確信した4日間だった。続いて双葉町中野地区復興産業拠点に工場とショッ最後はグループに分かれてこれまでの時間を振り返その様子を見ながら、URでこのプロジェクトを担2日間、行動をともにしたタレントのなすびさんも、最終日のワークショップは、3町の魅力や可能性を地元に帰っても福島のことを考え、福島のことを発福島の希望の光に4日目26UR PRESS vol.79左/「学生たちの熱意が想像以上で、こちらもやりがいがあった」と話すURの佐藤。3町の魅力や可能性を付箋に書き出して整理する。左/実り多い3泊4日のツアーを終えた学生たち。彼らはすでに3町の関係人口だ。グループ発表!
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