UR PRESS VOL.79
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岩漁手場県をの擁南し東部、近、代三製陸鉄の豊発か祥なのビーファンにとっても思い入れのあるまちだ。山々が迫り、深い入り江が連なるリアス式海岸の地形が生み出す、豊かな自然も魅力のひとつ。釜石のグルメ、文化・歴史、スポーツ、自然など、さまざまな見どころを紹介しよう。べ辺ろ露け、花い居し子がき柿ざん山よう葉ⒸかまいしDMC21UR PRESS vol.79釜石湾は豊かな漁場であり、釜石港は国際貿易港としても栄えてきた。石井克美=文、菅野健児=撮影「うのすまい・トモス」エリアには、津波伝承施設や観光交流拠点となる「いのちをつなぐ未来館」(左)や「釜石祈りのパーク」(上)、「鵜の郷交流館」が完成。復興のあかりを「灯す」と「共に」「友」を重ねて名付けられた。釜石市釜石市地地域お域おここし協力隊し協力隊観光地域づくりコーディネーター釜石の魅力はたくさんありますが、三つに絞ると「自然、食べ物、市民性」だと思います。夏ならシーカヤッごクやSUPなどのマリンスポーツ、秋には五や「みちのく潮風トレイル」などのトレッキングと、海と山の両方の自然を満喫できるアクティビティが体験できます。 食べ物にフォーカスすると、海産物ならウニ、ホタテ、牡蠣、毛ガニなど挙げるときりがありません。釜石ラーメンの食べ歩きも楽しいです。ゼリーのような食感のかっ甲は注目のフルーツ。季節ごとにおいしいものがたくさんあります。歴史を振り返ると、近代製鉄の発祥地として、また、実業団ラグビーチームである新日鉄釜石の活躍などがあり、県外や海外からもたくさんの人が訪れてきたからか、それを受け入れるフレンドリーでホスピタリティのある市民性が大きな魅力です。私は大学卒業後、神奈川県から就職で釜石に移住したのですが、そのことを実感しています。ぜひ、釜石の魅力を体感しにいらしてください。お待ちしています。●釜石観光案内所☎所0193■27■8172鉄の歴史館では、釜石の鉄づくりの歩みなどを貴重な資料や模型・展示品などで紹介している。ぎし岸うの釜石市と2012年3月に協力協定を締結し、鵜かたすま、片の3地区で、復興市街地整備と災住害公営住宅の整備を支援。2017年9月までに、鵜住居地区復興公営住宅120戸、花露辺地区復興公営住宅13戸、片岸地区復興公営住宅18戸の合計151戸の引き渡しを終えた。鵜住居地区では、駅前エリア「うのすまい・トモス」や釜石鵜住居復興スタジアムなどの整備も行った。上/ラグビーワールドカップ2019日本大会のフィジー対ウルグアイ戦が行われた、震災復興のシンボルともいえる釜石鵜住居復興スタジアム。左/鵜住居駅周辺に広がる復興公営住宅。釜石の名物、ワカメのしゃぶしゃぶとウニしゃぶ。ウニのだしでいただく海産物は絶品だ。三陸エリアで一番高い山、五葉山。豊かな自然のなかでトレッキングを楽しむ。鐘崎に立つ高さ48.5mの釜石大観音。胎内にある210段の階段を登り切ると、絶景が広がる。その生まれ変わった「まち」へ行ってみよう!横木寛裕さんURの釜石市支援釜石の魅力は自然と食そしてフレンドリーな人たち岩手県13復興地釜石市のんびり旅したい鉄と魚とラグビーの

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