■住居 33回目を迎えた「釜石よいさ」は、1987年、製鉄所の高炉が操業を停止し、活気が失われつつあった釜石を盛り上げようと始まった。その後、震災からの復興、コロナ禍を経て、昨年からは鵜復興スタジアムを舞台に開催。参加者は「よいやっさ〜!」の掛け声とともに「釜石よいさ」を元気よく踊る。今年は幼稚園や小学校、企業など18団体が参加。フードコーナーや縁日コーナーも設けられ、会場全体がフェスのような雰囲気で、幅広い世代が楽しんでいた。20UR PRESS vol.79■■■■ これまで団地自治会主催で45回以上続けてきた高森台団地の夏まつりだが、コロナ禍の3年間、中止を余儀なくされた。自治会役員や住民らの高齢化もあり、コロナ後、自治会主催の運営は難しいと判断。URの協力を得て開催するようになって今年で2年目だ。中部大学も協力し、ブースを出した。夜は盆踊りも行った。URの若手職員や住まいセンターも店を出し、こぢんまりとしたなかにもあたたかな祭りが復活した。釜石の代表的な郷土芸能「虎舞」が、舞台を盛り上げた。上/団地広場につくられた 上/盆踊盆踊りのやぐらを囲んで、子ど子どもたちも楽しそう。左/左/団地商店街にあるフラ教室教室の皆さんの舞台。URのテントは子どもたちで大にぎわい。左/URが復興支援を行った鵜住居復興スタジアムを会場に、踊りと笑顔の輪が広がった。下/太鼓や笛の威勢のいいお囃子と掛け声とともに笑顔で踊る、よいさ小町のメンバー。9月15日(日)岩手県釜石市高森台団地/愛知県春日井市7月27日(土)■石よいさ高森台夏まつり
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