UR PRESS VOL.79
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「グラングリーン大阪」が先行まちびらきした。「うめきた公園」を中心に、オープニングセレモニーやスペシャルライブなどのイベントが開かれ、大勢の人が集まっていた。イベント目当ての人だけでなく、広い空の下、水遊びをする子どもたちや、芝生広場で思い思いに過ごす人たちもたくさんいて、みんなうれしそうな表情。大都会のオアシスともいえる、この開放感あふれる「みどり」いっぱいの空間の完成を喜んでいるのが伝わってくる。9月6日、JR大阪駅の北側でグラングリーン大阪は、大阪駅の北側に隣接する旧国鉄梅田貨物駅の広大な跡地を再開発する「うめきたプロジェクト」の2期区域だ。1期の「グランフロント大阪」は2013(平成25)年の完成から万人が訪れる場になっている。URは、まちづくりのプロデューサーとして、このうめきたプロジェクトに計画段階から参加。大阪府、大阪市、関西経済界、民間開発事業者や地権者と連携しながら、道路や広場などの整備事業、防災機能もあわせもつ都市公園整備事業、民間開発誘導のための土地の一時保有などを担当し、総合的にプロジェクトに関わっている。グラングリーン大阪(17ヘクタール)は3エリアで構成される。「うめきた公園」エリアを挟むように南北のエリアに超高層ビルが建設され、ホテルや商業施設、オフィス、MICE施設、分譲住宅などが完成予定だ。コンセプトは「『みどり』と『イノベーション』の融合」による「豊都心の一等地に広大な公園が誕生8ヘクタールに及ぶ「みどり」の空間写真提供:グラングリーン大阪開発事業者9UR PRESS vol.79「大阪都心の最後の一等地」といわれるJR大阪駅北側の大規模開発「うめきたプロジェクト」。URは20年以上前からこのプロジェクトに総合的に関わっている。9月に2期区域「グラングリーン大阪」の先行まちびらきが行われた。妹尾和子=文、菅野健児=撮影うめきた公園で行われているライブを芝生広場で楽しむ人たち。奥に見えるのがグランフロント大阪。うめきた公園を中心に、オフィスやホテル、商業施設、住宅などが集まる「グラングリーン大阪」。9月6日に先行まちびらきが行われ、オープニングセレモニーに多くの人が集まった。UMEKITA11年を経て、今や年間約5000大阪府大阪市うめきた世界に誇る「みどり」あふれる「イノベーション」の拠点が誕生うめきた2期地区開発プロジェクト

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