URBAN DESIGN
都市デザイン

A街区1・2号棟

ガラスパネルや金属製スクリーンによる
アーバンテイストの外観デザイン


1号棟建物外観

2号棟建物外観

1・2号棟中庭

高台の開放感を享受する1号棟

外装にガラスパネルやコンクリート打放しを用いたシンプルなデザインの住棟です。最上階の庇は軽快なスカイラインを形成。広がりのあるバルコニーからは、高台の開放感を享受できます。

フラットな外観の2号棟

金属製スクリーンによるフラットなファサードが印象的な2号棟。L字型の住棟と街路に面する接地型住戸で構成されており、沿道にはテラスやフリールームから、住み手の暮らしぶりが伝わってきます。コーナー部には街区の顔となる二層吹抜けのエントランスホールがあり、夜には行灯のように周囲を照らします。

A街区 1・2号棟

設計 1号棟:みのべ建築設計事務所
2号棟:A・W・A設計共同体
(設計組織ADH+WORKSTATION+architecture WORKSHOP)
敷地面積 13,195.08m2
建築面積 5,958.64m2
延床面積 34,696.37m2
構造 鉄筋コンクリート造
階数 1号棟:地上10階 2号棟:地上9階
住戸数 402戸

B-1街区3・4号棟

のびやかな外部空間のつながりを未来に活かす


3・4号棟建物外観

オープンテラスと花木園

3・4号棟中庭のウッドデッキ

「花木園」を保存し、人々が共有する中庭

3・4号棟では、建物に囲まれた中庭部分が、人々のくつろぐ共有空間となるための工夫をしています。駐車場を取り巻く駐輪場の屋根を、ぐるりと回遊できるウッドデッキのオープンテラスとして整備。このオープンテラスから、保存した「花木園」を眺めることができ、ゆとりと開放感が感じられます。

住棟妻面のチェック模様が、建物のクールなアクセント

住棟の妻壁には、隣の2号棟との共通のデザイン要素として、金属性のスクリーンを使用しています。3・4号棟では、このスクリーンとメッシュフェンスがチェック模様を描き、建物の個性をつくり出しています。また、各階住戸間の隔て板には特殊塗料を使用し、陽差しの加減によって青空の色を映し出す仕掛けを施しました。

B-1街区 3・4号棟

設計 ナスカ・空間・日東設計共同体
(ナスカ一級建築士事務所+空間研究所+日東設計事務所)
敷地面積 14,235.21m2
建築面積 6,023.30m2
延床面積 29,246.63m2
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
階数 地上10階
住戸数 403戸

B-2街区5号棟・集会所棟

イチョウ通りを囲み、一体的な新しい風景が生まれる


5号棟建物外観

5号棟とイチョウ通り

ヌーヴェル赤羽台の中心軸となるイチョウ通りに面したシンボル街区

5号棟及び集会所棟は、ヌーヴェル赤羽台の中心軸となるイチョウ通りに面して配置されています。設計にあたっては、イチョウ通りが建物と一体となって活気あるものとなるよう心がけました。集会所棟の設計にあたっては、赤羽台団地にお住まいの方々と約1年間にわたり意見交換(ワークショップ)を行い、つくり方に関して議論を重ねました。多目的な利用が可能で、「ロッジア」と呼ばれる回廊を介して集会室が並ぶ、人々のコミュニティ活動を支える場となっています。

黒を基調とした外観に映えるカラフルな手すりパネルが印象的

12階建ての5号棟は、黒を基調とした外壁とカラフルな手すりパネルが印象的な外観デザイン。きりっと引き締まった外壁にブルーやグリーン系のカラフルな手すりパネルの連続が映えます。美しいアラベスクを彷彿とさせるような姿は、ヌーヴェル赤羽台の中心軸を飾るにふさわしい存在感のあるデザインとなっています。

B-2街区 5号棟・集会所棟

設計 市浦・シーアンドエイ設計共同体
(市浦ハウジング&プランニング+小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt)
敷地面積 5,825.29m2
建築面積 1,794.28m2
延床面積 12,681.77m2
構造 鉄筋コンクリート造
階数 地上12階
住戸数 207戸

C街区6・7号棟

イチョウ通りに開かれた中庭と中庭を囲む交流スペース


6・7号棟建物外観

6・7号棟とステッププラザ

6・7号棟中庭のウッドデッキ

大きく開かれた中庭は、回遊性のある空間として機能

6・7号棟の中庭は、イチョウ通りに面して大きく開かれた構造になっています。また、建物1階部分には通り抜けが設けられていて、周辺街路から中庭へ、さらに中庭のオープンテラス(回遊性のウッドデッキ)から7号棟の2階へとつながる、回遊性のある空間として機能しています。風や光、そして人が通り抜けでき、次々と交流が生まれる工夫がなされた街区です。

二層吹抜けの「ボイド」が大きく開いた個性あふれる外観デザイン

上層階にある二層吹抜けの「ボイド」が大きく口を開いた姿が特徴的です。内部には共用のテラスが設けられていて、台地上からの景観を一望でき、夜には一層美しい眺めを楽しむことができます。また、共用廊下にはお住まいの方々が気軽に会話などできる場として、ベンチと花台を備えたコーナーが随所に設けられています。

C街区 6・7号棟

設計 山本・堀・みのべ設計共同体
(山本・堀アーキテクツ+みのべ建築設計事務所)
敷地面積 12,172.06m2
建築面積 5,167.53m2
延床面積 26,994.85m2
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
階数 地上10階
住戸数 331戸

A・B・C街区 ランドスケープ

住まう人が愛着を感じられるような街づくり

ランドスケープのテーマ

  • 既存の良好なコミュニティの継承に配慮する
  • 新たな住まい手の地域への愛着を誘発し、地域参加を促す魅力ある空間やきっかけづくりを行う
  • 土地の持つ特徴や記憶を最大限活かしながら、新たな建替計画との調合を図る
  • 多様な住まい手のニーズにこたえられるよう、変化に富んだスケール感と密度を持った空間構成とする

ランドスケープの方針

  • 少子高齢化対応:屋外での滞在時間を増やす様々な工夫や、主要道路のバリアフリー化を図る
  • 地歴の継承:この土地にまつわる歴史や既存樹木などの資産を引き継いで活用
  • 熱負荷軽減:住宅棟、集会所棟屋上の積極的な緑化と地上部舗装面積の削減に努める
  • 生物多様性保全:身近に鳥を見ることのできる良好な環境維持を考慮した樹種選定をする

4号棟とプロムナード

プロムナード
~既存の団地の軸線を継承した歩車共存道路~

住民の記憶に残る軸線を継承しながら、人々が気軽に憩い佇むことが可能な場所を創出することをめざしました。優しい設計の歩車共存の通路によって、ヌーヴェル赤羽台全体をつなぐ大切な役割を果たします。


バードコート

バードコート
~生物多様性の保全~

身近に鳥類に触れ合える環境を保全するため、既存樹木の再利用、郷土在来種の地域植物の多用、雨水によるバードパス設置等を行いました。


フラワーコート

花木園

フラワーコート・花木園
~団地の大切な資産の継承
(既存樹木の積極的な再利用)~

旧赤羽台団地の大切な資産である花木園を引き継ぎながら、これと連続したフラワーコートを創出します。駐輪場上部のテラス等から豊かな自然環境を楽しむことができる立体回遊性を持つ空間として機能します。

イチョウ通り

イチョウ通り
~ヌーヴェル赤羽台のシンボル空間の創出~

ヌーヴェル赤羽台の中心軸となる歩行者専用道路であり、集会所棟と一体となる豊かなコミュニティ空間となります。既存の樹木を活用し、人々のあらたな関わり方を可能にするシンボリックな場所へと再生させました。


ステッププラザ

ステッププラザ
~高低差を利用した広場の創出~

中庭に設けられた階段状の広場は花壇として、住民の憩いの場所となるとともに、立体駐車場の印象を和らげる役割も果たします。

A・B・C街区 ライティングデザイン

暮らしの温もりが伝わる、美しい照明デザイン

建物の共用灯は、全体を暖色系の光源に統一し、グレアの少ない間接照明を採用することで、温もりと安らぎのある住まいをつくり出しています。また、団地を取り囲む街路にはその線形に沿って照明を配置することで、行き交う人を導くとともに安全性を確保しています。
器具にはエネルギー効率の高いメタルハライドランプやLEDを採用し、センサーによる点灯制御を行うことで、環境負荷とランニングコストの低減も図っています。


2号棟エントランス

4・5号棟外観

6号棟エントランス

集会所棟ロッジアと7号棟ボイド

4号棟とプロムナード

5号棟とイチョウ通り

(2017.4作成)