街に、ルネッサンス UR都市機構

コンフォール松原における建替事業

『Green Bind!』みどりが束ねるまちと生活

2018年12月UP

コンフォール松原全景

About

  • コンフォール松原は、埼玉県南東部の草加市にあり、東武伊勢崎線『獨協大学前<草加松原>駅』(旧 松原団地駅)に隣接する団地です。建替え前の草加松原団地は、1962年に管理開始された、5,927 戸からなるマンモス団地でした。建替え後のコンフォール松原も、3,050戸からなる大規模団地です。
    2002から2018年度までの建替事業において、緑道や樹木などの豊かな自然環境を残しながら、住みやすく災害に強いまちに生まれ変わりました。

History

  • 建替え前の草加松原団地は、「ワンセンター方式」とよばれる配置計画がなされ、各街区の中央には店舗、診療所、幼稚園、集会所等が集まる近隣センターが整備されていました。
    駅からの歩行者道(緑道)が近隣センターを繋ぎ、団地を貫いています。街区2つで小学校やグラウンドなどの大きな公園を共有し、街区4つで中学校区の規模となります。この街区ごとのまとまりが、草加松原団地の原風景でもあります。
配置図

Renewal:草加松原団地からコンフォール松原へ

多世代型のまちに向けた再生

  • (1)建替事業の着手
    草加松原団地は、2002年度から建替事業が開始され、期別方式(1期から5期)により、駅に近い街区から段階的に建替えが実施されました。
  • (2)配置計画
    草加松原団地は、草加市都市計画マスタープランで「多世代交流推進モデル地区」として位置づけられ、市と共に計画的なまちづくりを行っています。
    地区の土地利用構想を示した『グランドプラン』では、駅前と松原団地記念公園を繋ぐ基幹空間軸である「緑のプロムナード」を、地区の新たな都市構造としています。これに既存緑道や生活動線のネットワークを絡め、周辺市街地を含む日常の生活やコミュニティ空間を束ねています。
グランドプラン
配置図
(3)団地のデザイン
  • 1.リズム感のあるデザイン
    これまでは中層5階建ての住棟が並んでいましたが、特に大学側に対して新たな団地の表情をつくるため、8階建と11階建の住棟をリズム感をもって配置しました。また、地域全体でのスカイラインの調和にも配慮しました。
  • 2.立地に対応した住宅地形成
    エリアの外周部は沿道に対する都市型の表情としつつ、内部には既存環境の自然環境を活かした中庭空間を構成しました。基幹空間軸である「緑のプロムナード」に面して、集会所やアネックスルーム付の住戸を配置し、賑わいを創出しています。また、中庭に面した住棟には、菜園テラス付き住戸などを配置しています。
  • 3.風のみち
    伝右川に対して南北方向に2か所の「風のみち」を設けました。川沿いに出られる環境空地を形成し、エリアの回遊性を高めています。
  • 4.自然環境の継承
    既存団地内には大きく成長した樹木があり、緑豊かな自然環境を形成していました。団地内で育んできた緑(けやきなど)を保存して良好な風景を継承すると共に、緑量を確保しました。
    また、比較的大きな既存樹木の周りにはベンチを設けるなど、コミュニティ形成を図りました。
    団地内の緑は、「緑のプロムナード」や、伝右川の桜並木と結節し、地域全体で緑のネットワークを形成します。
  • 5.デザインの継承
    建替え前の団地は「黄色」がテーマカラーであったため、今回の新築棟のアクセントカラーにも、黄色を採用し、雰囲気を継承しています。
    そのほか、建替え前の団地にあったモザイク画や丸いポストも保存しています。

リズム感のある住棟配置

デザインの継承アクセントカラーに黄色を採用

左側:建替え前団地で使用していた赤いポスト

基幹空間軸「緑のプロムナード」

「風のみち」

19号棟南面中庭

14号棟北西面中庭

伝右川から臨む

伝右川と松原西口公園交差点

建物設計概要

表

Access

  • 住所 :埼玉県草加市松原1-4ほか
    交通 :東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「獨協大学前〈草加松原〉」駅 徒歩2分~9分
案内図

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