街に、ルネッサンス UR都市機構

川原川・川原川公園

概要

川原川は陸前高田の市街地を流れる河川であり、震災前の骨格が残る数少ない場所です。大規模なかさ上げによる大きな高低差を解消するための緩傾斜河岸は河川空間と周知の街並みを滑らかにつなげながら、街中からごく自然に水面に近づける環境を形成しました。また、復興公園などにもつながっています。
所在地:高田地区(岩手県陸前高田市)

第3回復興設計賞

受賞年度:R3 主催者:復興デザイン会議
受賞物件名:川原川・川原川公園
共同受賞者:
(発注者)岩手県・陸前高田市・UR都市機構
(監修)吉村伸一
(県設計)アジア航測株式会社
(市設計)株式会社オリエンタルコンサルタンツ・清水・西松・青木あすなろ・オリエンタルコンサルタンツ・国際航業陸前高田市震災復興事業共同企業体・緑景・共立設計設計共同体
評価項目:

【講評】
川原川公園を横断する小規模な橋梁群は、見上げの視点からも丁寧にデザインされ、くぐり抜ける楽しさを生み出しながら、震災前の橋の位置に設置された潜り橋と共に公園の遊歩道のシーケンスを豊かなものにしている。河岸は捨石処理やバーブ工などによる多自然型の処理によりサケの遡上や大量の魚の群も観察される状況が生まれるなど、山と海が一体となった豊かな生態系をもった水辺の空間を生み出している。こうした魅力にあふれた親水空間は県による河川整備と市による公園整備が組み合わされたものであるが、河川アドバイザーの存在や緻密な調整により、制度的境界線は全く感じられないものとなっている。また、検討時の市民ワークショップによる丁寧な聞き取りにより生活と水辺の関係が再構築され、新たな風景のデザインが成功している。

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