HOME > 女性の活躍推進
URのミッションは人が輝く都市を目指して、美しく安全で快適なまちをプロデュースすること。まちづくりや賃貸住宅をプロデュースする中で、そこに暮らす人の多様なニーズに応えていくためには、女性職員の視点や発想がURの競争力になると考えています。
そこで、平成28年6月「女性活躍推進アクションプラン」を策定しました。このアクションプランに基づき、意欲ある女性を積極的に採用し、性別にかかわらず人材育成に力を入れるとともに、すべての職員がワーク・ライフ・バランスを実現しつつより高い成果を挙げられる職場環境づくりを進めています。




URは、厚生労働省より次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」としての認定を受け、次世代認定マーク『くるみん』を取得しました。
育児休業復職者向け研修

産休・育休から復職した職員に、育児と仕事の両立のポイントや、時間制約のある働き方で気をつけること、上司や同僚との接し方のコツなどを講義。また、先輩ママ職員から、一日のスケジュールや夫婦の家事分担などの経験談を語ってもらいました。
また、研修後は参加者同士のランチ会を開催。お互いに悩みやアドバイスを話し合い、ママ同士のコミュニティ形成にも役立てています。
「自分らしく積極的に仕事しようと意欲が上がった」「両立に悩んでいた時期なので、講義も先輩の話もとても参考になった」など、スムーズな職場復帰につながっています。
育児をする部下のマネジメント研修

復職者向け研修と併せて、参加者の管理職に対し、育児等の時間制約を抱える部下に対する適切なマネジメントについて、研修を実施しました。短時間勤務者の上司に求められるポイントや、男性職員への子育て支援の仕方などを講義。
また、短時間勤務者やその同僚への対応をロールプレイで疑似体験することで、積極的な育成やチーム全体への適切な配慮について学び、各職場で活かしています。
あらゆるポジションで 男女が等しく活躍し、意思決定に参画できる組織を実現するため、女性を積極的に採用すると同時に、管理職候補となる女性をビジネススクールへ派遣したり、若手・中堅女性職員に対するキャリア研修実施等の取り組みを行っています。


ビジネススクールへの派遣
意欲と能力のある女性職員に対し、早期に経営・マネジメント手法を習得させるため、民間のビジネススクールへ積極的に派遣を行っています。
研修参加者の声
(専攻:クリティカルシンキング)
いわゆる座学で講師の話を聞くだけということはなく、他の参加者との討議を通じて、知識を体験的に身に着けていく過程も刺激になった。講師も実際に会社を動かしている実務家なので、説得力があり、参加したことの意義は大きかった思う。
仕事と予習・通学の両立には苦労したが、クラスの参加者の熱意が高く、それに影響されたこともあって一生懸命取り組んだ。ほぼすべてが民間企業の方で、思考方法や視点の切替えについて、UR職員とは違うところがあり参考になった。
(職種:土木職、部門:都市再生)
キャリアデザイン講座

女性職員を対象に、主体的にキャリアをデザインするために必要なことや、ライフイベントと仕事の両立のコツについて学ぶための講座。また、講義だけでなく、ロールモデルとなる先輩職員の働き方や体験談を聞くことで、プライベートも含めた今後のキャリアイメージを持ち、チャレンジすることへの意欲を高めるきっかけを作っています。
女性座談会
URで働く女性職員に、仕事の魅力や制度について話してもらいました。
かながわ女性の活躍応援サポーターへの参加
当機構は、「かながわ女性の活躍応援団の行動宣言」に賛同し、サポーターとして参加しています。
(専攻:リーダーシップと人材マネージメント)
一番の学びは、その時代やニーズに対応した内部環境を整備し、自らが主体的に変化できる企業こそが存続し続けることが出来ること。そして企業としての戦略とその人事制度の方向性の一致こそ、企業の成長の基本であるということであった。
受講者は民間企業の方ばかりで、グループワークや発表の機会にそれぞれの体験や環境に裏付けられた自信を感じることが多かった。他社の向上心に溢れた受講者とこのような時間を持つことができたことは得難い経験であった。
(職種:事務職、部門:住環境)