開催報告(2012年12月18日)
2012年12月18日
セミナー・見学会等の活動報告
「ペアレンティングホーム高津:シングルマザー向けシェアハウスの先進事例!」
URの団地では少子高齢化が顕著に進行し、高齢化対策はもとより、ファミリー層や若年層の居住を促進し、多世代が共存・交流するまちづくりが求められています。
今回のセミナーでは、数多くのメディアでも紹介されている、シングルマザー向けシェアハウス「ペアレンティングホーム高津(平成24年3月オープン)」を立ち上げたチームペアレンティングホームの石尾ひとみ氏、内野匡裕氏、秋山怜史氏、豊田浩司氏の4名を迎え開催しました。
はじめに機構から、団地の少子高齢化状況や居住者属性などをもとに、多世代が共存・交流するまちづくりの必要性や、コソダテURの取り組みを紹介しました。
続いて、「(有)アビリティ こどもの森ほいく舎」代表取締役 石尾ひとみ氏から、ペアレンティングホームの立上げのきっかけ・取り組み、チーム4名の役割・連携のほか、保育事業での取り組みやニーズについて講演いただきました。
最後に、「彩ファクトリー」代表 内野匡裕氏から、シェアハウスにおけるトレンド、居住者属性、コンセプトの重要性、住人が求めている人のつながりのほか、経営面から必要となるハードやソフトの仕掛け、集客のポイントについて講演いただきました。
ご講演くださいました、石尾様、内野様、また、ご参加の皆様に感謝申し上げます。

開催概要
日時:2012年12月18日(火)13:15~15:30
場所:UR都市機構 会議室
出席者:URウェルフェアネットワーク会員様 38名、 UR都市機構職員 51名
当日の様子
講演内容
「チームペアレンティングホームに聴く、プロジェクトのきっかけ・内容紹介」
+α(保育+多様なエデュケーション、学童保育のニーズ)
(有)アビリティ こどもの森ほいく舎 代表取締役 石尾 ひとみ 氏
<概要>
「こどもの森ほいく舎の取り組み」
- こどもの森ほいく舎の理念
- モチベイティブ・ペアレンティング の 拡大活動
「ペアレンティングホームの取り組み」
- チームペアレンティングホームの紹介
・子育てのサポート:石尾氏
・交流のサポート:内野氏
・子育てと交流を促す空間:秋山氏
・集客とメディア対応:豊田氏 - Parenting Home 高津の概要要要
- Parenting Home 高津のチャイルドケア

「シェアハウスのトレンド・集客ポイント」
彩ファクトリー 代表 内野 匡裕 氏
<概要>
- シェアハウス暮らし遍歴
- シェアハウスのトレンド
- コンセプト型シェアハウスとは
- 国際交流をコンセプトとした「横浜ベイビュー」
- 起業家の集うシェアハウス「x-garden桜台」
- コンセプト型シェアハウスの提供するコト
- コンセプト型シェアハウスの集客は企画段階から計画的に
- コンセプト型シェアハウスを運営するキーポイント
- 団地再生の提案例(コンセプト、全体像、ハードウェア、ソフトウェア)
