開催報告(2012年7月20日)
2012年07月20日
セミナー・見学会等の活動報告
「ニチイ学館の展開する高齢社会を支える総合生活支援サービス」
~やさしさを、私たちの強さにしたい~
全国展開する(株)ニチイ学館の前取締役・北村俊幸氏を講師に迎え、「ニチイ学館の展開する高齢社会を支える総合生活支援サービス」をテーマとして、セミナー(基調講演、URからの情報提供)を開催しました。
基調講演では、同社が展開するヘルスケア事業の説明や紹介を中心に、他の事業も含めて、高齢者人口が増大する2025年に向けた総合生活支援事業の展開についてご講演いただくとともに、URと連携する際の留意点などについてもお話を伺いました。
URからの情報提供では、URの団地再生事業に参画いただく事業者エントリー制度、及び企業向け事業用地の新しい制度など、4つについてご紹介しました。
ご講演くださいました、(株)ニチイ学館の前取締役・北村様、また、参加の皆様に感謝申し上げます。

開催概要
日時:2012年7月20日(金)13:30~16:20
場所:UR都市機構 会議室
出席者:URウェルフェアネットワーク会員様 34名、 UR都市機構職員 38名
開催趣旨
- 全国展開する株式会社ニチイ学館様からヘルスケアの事業説明、紹介を中心に他の事業も含めての総合生活支援事業の展開について御講演いただき、2025年、今後の課題とあるべき日本の福祉、介護の姿をどのように描くべきかを考えます。
- また、同社には御講演の中でURに期待することやURの団地、施設及び土地を活用して考えられるビジネスの取組み等にも触れていただくことにより、「誰もが住み慣れたまちで安全・安心・快適に暮らしていける住環境の形成」について、会員の皆様とUR間で情報共有や意見交換を行い、今後の会員の皆様のビジネス展開に活かします。
- URから具体的な事業情報を提供することにより、会員の皆様とURが連携した生活支援ビジネスなどの展開に繋げます。
当日の様子
講演内容
「ニチイ学館の展開する高齢社会を支える総合生活支援サービス」
~やさしさを、私たちの強さにしたい~
株式会社 ニチイ学館 取締役 ヘルスケア事業統括本部 介護政策調査担当 北村 俊幸 氏
<概要>
- 事業案内と決算状況等の概要
- トータル介護サービスの展開(在宅系、居住系介護サービスと保険外サービス)
- 全国ネットワークと集合型施設等の地域展開と包括ケア
- 総合生活支援事業の全国展開。保育、語学、教育、医療関連と介護の連携
- 各事業、サービスの内容と設置事例とハード面からの標準モデルの紹介(訪問介護、通所介護、入浴介護、居宅介護支援、グループホーム、特定施設入所者介護、高齢者専用賃貸住宅、訪問看護、小規模多機能等)
- 今後の地域包括ケアと当社介護サービスの展開
- 2025年の介護・医療のあるべき姿とその課題

URからの情報提供
<情報1.事業用地の関連情報>
◆【多摩平の森A街区(公共公益施設等用地)】開発事業者募集事前エントリー
- 受付期間:H24.6.15~12.14
- 所在地:東京都日野市多摩平3-1-1の一部
- 宅地面積:17,411.15m2
- ・計画:高齢福祉施設等の誘致を位置づけ
- ・今回の目的:開発事業参画希望のエントリー事業者との間で各施設の実現性を含め、事業手法や計画条件等に係る意見交換等を実施
- ・事業者公募:H25年度以降を予定
<情報2.店舗・事務所の関連情報>
◆【滝山団地】安心住空間事業者エントリー
- 受付期間:H24.4.24~9.14
- 所在地:東京都東久留米市滝山6-1
- 計画:URの既存住棟の1階部分を改修(住宅のコンバージョン等)及び福祉施設を増築
→団地内の福祉拠点形成を目指す〔サービス付き高齢者向け住宅及び見守り等サービスの提供。その他に高齢者支援施設等の誘致を計画〕 - 今回の目的:上記(多摩平の森)と同様
- 事業者公募:H24年度中を予定
<情報3.事業用地の関連情報>
◆「URの事業用地」2年間フリーレント制度
- 平成24年度中に原則として期間30年の事業用定期借地権でお申込みいただくと、2年間の賃料が無料となり、初期投資負担を軽減できます。
<情報4.事業用地の関連情報>
◆進出条件提案方式
- 大規模事業用地に関し、お客様のご要望を伺い画地分割条件などを協議し販売します。
- 募集期間経過後に申込みがない場合、先着順で「優先協議者」受付(相対取引が可能)に移行します。
個別相談会 開催概要
日時:平成24年7月20日(金)16:30~17:00
場所:UR都市機構 会議室
出席者:URウェルフェアネットワーク会員様、UR都市機構職員(セミナー事務局)
実施内容
会員様毎に、セミナー事務局が個別にお話をお伺いし、URと連携した今後の事業展開に向けた意見交換を行うとともに、会員様の検討中案件に係るURの担当部署のご紹介などを行いました。