街に、ルネッサンス UR都市機構

芝浦工業大学「サテライトラボ上尾」

大学の実践施設「サテライトラボ」が地域のにぎわいを生む

芝浦工業大学(大宮キャンパス)は、上尾市内にある豊かな緑に囲まれた原市団地に、2013年度文部科学省の「COC事業(知の拠点整備事業)」に採択されたことを機に、大学の知識・知恵を活かして地域の活性化、地域の課題解決を研究する拠点「芝浦工業大学サテライトラボ上尾」を開設しました。様々な活動を展開している芝浦工業大学・システム理工学部・環境システム学科の作山教授にお話しを伺いました。

芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科 教授 作山康氏 芝浦工業大学
システム理工学部環境システム学科
教授 作山 康氏

団地概要

【団地概要】
団地名: 原市団地
所在地: 埼玉県上尾市大字原市3336
アクセス: JR宇都宮線・湘南新宿ライン「東大宮」江駅下車、
     東武バス「原市団地循環」行約10分「原市団地北口」バス停下車、徒歩1分
     埼玉新都市交通(ニューシャトル)「原市」駅下車、徒歩11分
     埼玉新都市交通(ニューシャトル)「沼南」駅下車、徒歩15分
     ※住棟により、所要時間が異なる場合があります。
管理開始: 昭和41 年
管理住戸数:1,582 戸

事業主 芝浦工業大学 サテライトラボ上尾
所在地 原市団地4街区19 号棟104 号室 56.04 m2
開設 2014 年1 月
事業概要 原市団地及び周辺地域居住者のコミュニティ活動の拠点、学外教育研究活動の拠点として、団地内にサテライトラボを開設することにより、地域の市民活動団体や自治会、芝浦工業大学などの教育機関、UR都市機構、上尾市、事業者等との連携を強化しつつ、居住者と若い学生がコミュニケーションを重ねながら地域の課題解決に向けた取り組みを試行実施し、地域コミュニティの活性化を図っている。
「原市カフェ」「ゲームカフェ」月1 回、その他「屋台居酒屋」「原市いきいき相談室」等を開催。

原市団地での活動の経緯・背景

文部科学省の「知の拠点整備事業」に採択、空き店舗を改装して” サテライトラボ上尾” を開設

芝浦工業大学では、2011 年より上尾市内にある原市団地と尾山台団地でURと共に高齢者のウォーキングによる健康増進の研究を行ってきました。こうした継続的な取り組みを背景に、2013 年度、文部科学省の大学の知識、知恵を地域に活かして活性化、地域の課題解決を研究する「COC事業(知の拠点整備事業)」に採択され、団地内の空き店舗に” サテライトラボ上尾” を開設しました。学生と一緒に空き店舗の壁紙を貼るなど改装して2014 年 1 月に正式オープン、そこから大学の研究、教育の場、地域との繋がりを手探りでスタートしました。

専門に限らず、幅広く課題を探り、考える

専門分野はまちづくり、都市計画という学生たちですが、専門分野に限らず高齢者福祉など、幅広く課題を探り、考えました。スタートと同時に毎月1 回、地域の様々な団体と一緒に運営会議を実施し、どのようなことが課題としてあるのかという情報交換、情報共有を行っていきました。

芝浦工業大学の学生メンバー

“サテライトラボ上尾” の活動

パラソルを立てて賑わいを演出、コミュニティの活性化を試みる

昭和40年代に建てられた原市団地は、建設当時はモダンな住宅として人気の団地でした。しかし近年は高齢化と共に賑わいがなく閑散として活気がない、しかし、オープンスペースは広く、緑豊かで住環境としては非常に恵まれていると感じていました。そこで、賑わいのツールを導入することで、何かコミュニティの活性化が生まれるのではないか、そう考えてオシャレなパラソルを購入し、イベント等の賑わいを演出することからスタートしました。学生のキャンドルチームとキャンドルナイトのイベントやギターアンサンブルなど開催、その時にはコーヒーチケットを配り、パラソルの下に人が集まり賑わう、そんな風景を作りました。

原市カフェ(その1)

ピザ窯で焼きあげるピザを囲んで

学生の発案で「原市カフェ」を開催、ピザ窯をつくり、焼き立てのピザを食べながら毎月1回、気軽に顔を会わせる機会を作ろうと考えました。高齢者には縁が無いような食べ物かなと思ったりもしましたが、焼き立てのピザは大好評で、毎月50~60ホールを焼き上げ販売します。その日の学生はピザ研です!というくらいの忙しさです。

原市カフェ(その2ピザ窯)

高齢者の居場所、子供達の居場所となる新たな取り組み

原市居酒屋

学生のお兄さん、お姉さんと遊ぶゲームカフェ

ゲームカフェ(その1)

” サテライトラボ上尾” を開設したメリット

実際の現場で役立つところまで学生が関われることは大きな収穫

机上の空論ではなく、具体的な場所で課題を発見して解決するPBL(Project-based Learning)から更に一歩進み、地域に役に立つ提案をすること。それには地域の人の声を聞くことだと考えます。学んだ知識を社会的活動に生かし、実際の現場に役立つところまで、それに学生自身が気付くということが大きな収穫ではないかと思っています。 演習で学生が提案した「カレーカフェ」は隣にある白樺団地が関心を持って実験してくれて、その効果が分かると白樺団地自治会長が学生と共に「原市カフェ」を開催しました。また、原市団地で居酒屋を始めてみると、「これはいいね」と白樺団地にも広がりました。お互いに相乗効果で活動を広げていくというのは新しい形ではないでしょうか。

屋台居酒屋

ラボで住民との信頼関係を築けたことで、研究に協力的に

ゲームカフェ(その2)

今後のビジョン

様々な世代の交流を生み、高齢者の楽しい時間をお手伝いする

高齢者の健康を維持、増進する活動は大事ですが、学生や若い人、子供達との交流を持つことが楽しいという声が 多いことに注目しています。 楽しく参加できる健康増進やコミュニティを考え、そこに若い学生が絡むことが有効ではないかと思っています。

原市カフェ(その3)

今後目指すこと

今後は、学生自らが動いて貢献できる事を発見、企画、展開して、地元住民と共同作業をしていくことが目標です。 そうして最終的には、地域住民が、もっともっと積極的になり、その上で我々がお手伝いする形が理想と考えます。とにかく継続していくことが大事ですね。

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