UR都市機構

藤田保健衛生大学

その先の地域未来のためにリアルな課題に取組む

特定非営利活動法人おれんじハウス理事長 中陳亮太氏 藤田保健衛生大学
講師 都築 晃氏

愛知県豊明市、周囲に水と緑の豊富な公園が多い好環境の豊明団地で、豊明市・藤田保健衛生大学・URの3者が相互に連携協力に係る包括協定を締結、団地自治会とも協力し、健康で明るい暮らしを送るため「けやきいきいきプロジェクト」に取組んでいます。 その取組みの舞台である、団地内のテナントで「ふじたまちかど保健室」を運営する藤田保健衛生大学の都築 晃講師にお話しを伺いました。

団地概要

【団地概要】
団地名:豊明団地
所在地:愛知県豊明市二村台5-1-1 他
アクセス:名鉄「前後」駅下車、バス10分バス停下車徒歩1分
管理開始:昭和46年
管理住戸数:2,127 戸

事業主 藤田保健衛生大学地域包括ケア中核センターサテライト「ふじたまちかど保健室」
所在地 豊明市二村台3丁目1-1 豊明団地54号棟1階106号室 床面積:約50m²
開設 平成27年4月24日
事業概要 看護師や薬剤師、理学療法士が交代で常駐し居住者からの相談に無料で応じたり、健康体操教室や体力測定会、地域交流イベント等を開催。
住民の健康寿命の延伸と地域住民の交流に貢献する活動を行う。

「ふじたまちかど保健室」のきっかけ

ふじたまちかど保健室の入口 ふじたまちかど保健室の入口

地域とともに健康をつくりたい

本学は、学校法人としては全国初となる「地域包括ケア中核センター」を大学内に設置し、豊明市や医師会等と協力し、高度医療処置が可能な在宅訪問看護ステーション・訪問リハビリ・ケアマネジメントを展開しています。
「ふじたまちかど保健室」は、『地域とともに健康をつくりたい』という思いから、地域包括ケア中核センターのサテライトとして豊明団地内に設置されており、地域にお住いの方々の「健康」と「暮らし」を支え、地域交流や学生・教職員による地域活動の拠点となっています。

「ふじたまちかど保健室」の活動

平日は毎日日替わりで講座を開催

「ふじたまちかど保健室」は、平日の午前10時から午後3時まで開いており、午前11時からと午後2時からの毎日2回、本学の看護師をはじめとする専門職による日替わりの講座やイベントを開催しています。最近では、地域住民の方がパッチワークや歴史等の自身の特技を活かした、『住民講師』による交流イベントも行われており、受け手から担い手への流れも生まれてきています。
また、イベントや講座だけでなく、医療や介護等に関する無料相談も随時実施しており、団地にお住いの方だけでなく、団地外にお住いの方々にも多数ご利用いただいています。

ふじたまちかど保健室のホームページ ふじたまちかど保健室のホームページ

学生が団地に住まう

団地から大学までは徒歩距離圏にあり、平成30年4月からは学生と教職 員合わせて約80名が団地に居住します。URには、学生向けのリノベーションや学生の地域活動への参加を条件とした家賃の割引を行っていただいており、学生からも好評です。
学生には、地域活動による学内の講義だけでは得ることのできない現場での学びを通じて、地域課題を解決することのできる未来の医療人になってもらいたいと思っています。

第3回けやきいきいきウォークラリー 第3回けやきいきいきウォークラリー
ふじたまちかど保健室のホームページより

学生による地域活動

学生には、団地に住む条件として、地域活動への参加を課していますが、団地の自治会等が主催する地域のイベントに参加するだけでなく、自分たちでも自主的にイベントを企画しています。
例えば、地域の子供たちを対象として、夏休みや冬休みに寺子屋教室を開催しています。これは、子供たちが持参した宿題を学生が見るだけでなく、子どもたちの遊び相手にもなっており、多い時には1回あたり、20名程の参加がある大人気のイベントとなっています。
また、団地内の階段や坂道などのバリアやいざという時に頼りになるAEDの設置場所などをプロットしたマップを作成し、そのマップを実際に使用してのウォークラリーイベントも学生が企画しました。学生と参加者が一緒に歩き回る中で自然と会話が生まれ、コミュニティの活性化にもつながっていると思います。
せっかく団地に住むのであれば、学生には地域のことをよく知り、地域の方と積極的に交流し、団地を好きになって欲しいと思っています。

今後のビジョン

既存の集会所棟を改修し、医療・介護に関する多様な機能を付加した「けやきテラス」

地域との連携

豊明団地での取組みについては、豊明市・UR・自治会・本学をはじめとする地域関係者による『けやきいきいきプロジェクト会議』を毎月1回開催し、ざっくばらんな話し合いを行っています。
会議を始めたばかりの頃は、参加者も少なかったのですが、今では、団地周辺の企業からも参加があり、地域課題を共有・解決する場として、重要な役割を果たしています。
この会議をきっかけとした取組みが豊明市内の他の地域にも展開されるなど、団地をモデルケースとした取組みもスタートしています。

今後目指すこと

本学の目指す『地域とともに健康をつくりたい』という思いと、URの目指す『多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まち≪ミクストコミュニティ≫』の実現は、表現は違いますが、コンセプトは同じであると感じています。
今後もURをはじめとする関係者の方々と協力しながら、地域にお住いの方々の「健康」と「暮らし」を支え、住み慣れた地域でいつまでも安心して過ごせるように寄り添い、助け合う「まちづくり」に取り組んでいきたいと思っています。

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お問い合わせ

URウェルフェアネットワーク事務局

TEL 045-650-0510 受付時間9:30〜17:40(土・日・祝日を除く) 独立行政法人都市再生機構 ウェルフェア総合戦略部 ウェルフェア研究室 〒231-8315 神奈川県横浜市中区本町6-50-1 横浜アイランドタワー7階



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