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おむつ卒業は何歳が目安?子供のトイレトレーニングのコツを紹介!

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子供の成長には個人差がありトイレトレーニングの開始時期も異なります。多いのが2歳ごろからといわれますが、1歳ごろからや、3歳後半からという子供もいるようです。「保育園でトイレトレーニングを始めた」、「幼稚園の入園に向けて家で準備を進めたい」など、子育ての環境によってもその時期はさまざまでしょう。ここでは、その方法やコツ、あると便利なグッズ、子育てしやすい賃貸住宅まで紹介。ぜひ参考にしてください。

子供がおむつ卒業するのは何歳ごろ?

赤ちゃんから4~5歳ごろまでの心身の発達と、排泄の仕組みを踏まえて、おむつを卒業する時期の目安、トイレトレーニングを始めるタイミングについて解説します。

●おむつ卒業する時期の目安

ママ・パパにとって便利な紙おむつの普及もあり、ある調査では過去数十年でだんだんと“おむつ外れ”の時期は遅くなってきているというデータもあるようです。現在では、2~3歳ごろにトイレトレーニングを始め、“おむつ卒業”まで数カ月かかるのが一般的なようです。不必要に焦らないためにも、幼児期の生理的な発達、神経系統の成熟のステップを知っておくと良いかもしれません。

誕生して間もない赤ちゃんは、1日に10~20回もおしっこをします。これは、尿をためておく膀胱が小さく、少したまると反射的に出てしまうからです。早ければ1歳くらいから、おしっこがたまった感覚が分かり始め、2~3歳ごろにまとめて出せるようになってきます。しかし、尿意を感じると反射的に膀胱が縮んで、勝手におしっこが出てしまうこともあり、多くの子供はまだおむつが必要なようです。

早ければ3歳ごろ、ゆっくりであれば7~8歳くらいに、脳から膀胱におしっこを我慢するための神経が働くようになります。成長には個人差がありますので、このような段階になって初めて、おむつなしで過ごせるようになります。ちなみに、うんちを我慢できるようになり始めるのは、1~2歳ごろからといわれています。

昼間は問題なく過ごせるようになった後でも、夜におねしょをしてしまう場合があります。これは、寝ている間につくられるおしっこの量が、膀胱にためられる量より多いためです。やがて成長とともに膀胱の容量が大きくなり、抗利尿ホルモンが働き始めることで夜間につくられるおしっこの量も減り、尿意で目を覚ましてトイレに行けるようになります。

“おむつ外し”ではなく“おむつ外れ”という表現が使われるようになったのは、子供の体と大脳の成長が十分整えば、自然におむつは取れるという考えが浸透したためといわれます。育児の仕方や、子供の性格と、おねしょは関係ないようです。成長に個人差があるのは当たり前ですので、夜のおむつが外れなかったり、おねしょが続いたりしても、子供を叱らず長い目でやさしく見守ってあげましょう。

●トイレトレーニングを始めるタイミング

子供が成長して、どのような段階になったときに、トイレトレーニングを始めると良いのでしょうか。体、脳の発達には個人差があるため、具体的には下記のような状態が大まかな目安になるといわれています。すべてに当てはまる必要はないようですが、該当する内容が多いほど、スムーズにトイレトレーニングを進めることが可能になるようです。

保育園と幼稚園でトイレトレーニングを始めるタイミングは異なるでしょうが、幼稚園なら入園する前年の夏に始めるのが一般的かもしれません。夏なら、おもらししても、お尻が冷えず風邪をひきにくいというのも理由のようです。

<自分で歩いてトイレまで行ったり、座ったりできる>
下着を上げ下げでき、一人で歩いたり、座ったりできることが必要です。自分の意志でトイレに行って、おしっこをするためには、基本的な動作ができなければなりません。
<自分で尿意を感じることができ、大人に伝えられる>
尿意を感じて、それを大人に伝えられることが必要です。まずはママ・パパが「おしっこ出たね」と繰り返し伝えて、子供にその感覚を覚えさせ、大人に伝えられるようにしましょう。
<膀胱におしっこを1時間半~2時間くらいためられる>
前述の通り、膀胱が大きくなり、大脳が発達して、おしっこをためられるようになります。時間が短いと、頻繁にトイレに行くことになりますので、子供の様子を見て判断しましょう。

トイレトレーニングにあると便利なグッズ

まずは子供に「トイレで排泄すると良いことがある」と思ってもらうことが大切。トイレに慣れさせたり、自信を持たせたりするのに便利なおすすめグッズを紹介します。

●絵本

食事や着替えは、ほかの人がする様子を普段の生活で自然と目にすることができますが、子供にとってトイレでの排泄は未知の世界です。教育絵本やDVD、アプリなどで、うんちやおしっこの言葉の意味を教えるところから始めましょう。動物など親しみやすいキャラクターが登場する絵本などを上手に活用し、恐怖心や不安を和らげながらトイレの基本を学習させ、自分もやってみようというモチベーションを与えるようにします。

●おまる・補助便座

トイレという場所に慣れさせることから始めましょう。すぐに排泄させようとせず、おまるや補助便座を使う練習から始め、嫌がるようなら無理に座らせないようにします。1歳ごろからなど早いタイミングでトイレトレーニングを始めるなら、体が小さくても足が届く安心感のある、おまるがおすすめです。

2~3歳ごろからトレーニングを始めるなら、トイレの大人用の便座に載せて使う補助便座の方が良いでしょう。こちらなら、紙で拭く、水で流すなど、トイレの使い方を含めて一連の練習ができます。おまるはママ・パパが排泄物のチェックをできるのが利点ですが、使用のたびに洗う手間がかかるのが難点です。

●トレーニングパンツ

トイレでのおしっこが成功することが増えてきたら、昼間の間だけトレーニングパンツを履かせてみましょう。現在の紙おむつは性能の向上により、排泄してもそれほど不快を感じない場合があります。トレーニングパンツは防水処理が施され、おしっこが外に漏れることを防ぎつつ、おしっこによる不快感が子供に伝わりやすくつくられているため、トイレを利用することを促します。

大きく分けて紙タイプと布タイプがあり、吸収力は紙タイプが優れ、使い捨てできるメリットもあります。使用感では布タイプの方が、おしっこが出た後の不快感が伝わりやすくなっています。また、布製のパンツと組み合わせて使えるパッドタイプもあります。外出時や夜間など場面に応じてトレーニングパンツとおむつを使い分けること、そして体のサイズに合ったものを使用することがポイントになります。

●ごほうび

トイレ中に絵本を読み聞かせたり、大好きなおもちゃを置いたりして、トイレという場所が楽しく感じられるよう工夫することも大切。トイレが上手にできたら、ごほうびをあげるのも効果的です。「良くできたね!」、「良いね!」と褒めて、カレンダーなどに大好きなキャラクターのシールを貼るなどして、子供のやる気を高めるようにしましょう。シールなら成功体験が目に見える形で具体的に増えていくので、トイレトレーニングをさせているママ・パパにとっても励みになります。

おむつ卒業へ向けたトイレトレーニングのコツ

尿意を感じることと、トイレに行くことが、つながっていない状態がスタートラインです。失敗するのは当たり前ですので、叱らないことが一番のコツといえるでしょう。

●たくさん褒めてあげる

最初はタイミングが合えばラッキーくらいの気持ちで始めましょう。偶然でも構わないので、トイレで排泄できたら必ず褒めてあげるようにします。「上手にトイレでできたね」と声掛けすることで、子供はトイレを使う感覚を徐々に身に付けていきます。この成功体験の積み重ねが自信になり、自分からトイレに行きたいという意志が芽生えるようになります。

トイレトレーニングに失敗は付きものです。床や服を汚されるとイライラすることもあるでしょうが、ママ・パパはぐっとこらえてください。否定的な言い方はせず「もう少し早く教えてくれたら、トイレでできたね」など言葉を選ぶようにしましょう。失敗しながら成長するものと理解し、がんばる子供を応援する気持ちを忘れないようにします。

●あこがれを持たせる

一人でトイレに行けるようになるためには、子供の自主性をはぐくむことが大切です。無理にさせようとするのではなく、「自分もできるようになりたい」と思うようになるきっかけを与えてあげましょう。年上の兄や姉がいる場合は、何でもまねをして同じことをしたいという気持ちを上手に刺激する方法もあります。格好良い・かわいいキャラクターのパンツなど、子供のやる気の出るグッズを活用するのも効果的です。

●周りの子と比べない

同じ年齢のほかの子供が“おむつ卒業”する様子を見ると、つい気持ちが焦ってくるママ・パパは少なくないでしょう。しかし、無理にトイレトレーニングを行うと、恐怖心や不安な気持ちが増してプレッシャーとなり、逆効果になりかねません。ほかの子供と比較するようなことはせず、できるようになるのを長い目で見守ってあげることが、一番の力になります。

繰り返しお伝えしている通り、失敗を責めることはもちろん、いら立ちを感じさせるような言葉や行為は控えるようにしましょう。子供にとってトイレトレーニングは「自分でできるようになること」の大切さに気付く、自己肯定感を高めるとても大切な機会です。自己肯定感は将来の自分の行動や感情をコントロールする土台となるものです。

子育て世帯の住み替えにぴったりなUR賃貸住宅

子供の成長に合わせて快適に暮らせる、ゆったりした間取りや充実した収納、緑豊かな周辺環境、さらにお得な家賃プランもある、魅力が盛りだくさんなのがUR賃貸住宅です。

●広い家に住み替えるならUR賃貸住宅にお任せ!

子供が小学校入学前までの時期で、より部屋数の多い、広い住まいへの引っ越しを検討する家族が多いようです。活発に歩き回り始め、自分のことは自分でするようになる“おむつ卒業”のタイミングが、そのきっかけとなる場合もあるでしょう。

独立行政法人都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は全国に約71万戸もあり、都市部のタワーマンションや、自然が豊かな郊外に広がる低層の集合住宅など、さまざまなタイプがそろっています。特に郊外の物件は比較的ゆとりのある間取りが多く、収納も充実しているので子育てファミリーに人気です。

建物同士がゆったりした間隔で建てられ、敷地内に公園や広場のある物件も多く、木々や草花から自然を身近に感じられます。「歩車分離」の設計が採用された物件では、敷地内に許可を得た車しか入れないエリアが設けられています。子供が安心してのびのびと遊べる場所が確保され、子育てしやすい環境が整っています。

URではクリーンメイトさんの愛称で呼ばれる清掃員の方が、ほぼ毎日清掃を行っています。通常の清掃業務と合わせて、朝8時と午後3時ごろに団地内の通学路付近を清掃している団地もあるため、その際、登下校する児童に「行ってらっしゃい」、「お帰りなさい」など声を掛けることもあるようです。隅々まで人の目が行き届いているのも、注目したいポイントです。

一般的に新居への住み替えには、初期費用や引っ越し費用など多くのお金がかかりますが、URなら礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要です(保証会社への加入も不要なので保証料も不要)。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居月(入居日から当月末まで)の日割り家賃、日割り共益費のみ。初期費用を大幅に抑えられるのは、何かと物入りな子育てファミリーにとって魅力でしょう。

●UR賃貸住宅の子育て世帯向け家賃プラン

URでは、礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要なだけでなく、所定の条件を満たせば、家賃そのものがお得になるファミリー向けのプランも設けられています。これらを利用すれば、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。小さな子供のいる家族で条件を満たしているようなら、ぜひ検討することをおすすめします。

<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>
新婚世帯は最長3年間、子育て世帯は最長6年間、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合に最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)がサポートされます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<URライト(定期借家)>
契約期間を入居開始可能日から3年とし、契約の更新はありませんが、その代わり月々の家賃を通常よりも抑えることができます(契約期間が3年を超える場合は、一部を除き通常家賃と同額です)。

URなら、安心して子育てできる環境が充実!

子育てファミリーの住まい選びは、広さ・間取り・収納スペースなど部屋についての条件だけでなく、周辺環境についても慎重に検討することが大切です。子供の健やかな成長のためには、親子で散歩したり、友達と遊んだりして、自分の世界を広げられる場所があるかどうかも重要になります。

敷地内や近隣に公園や広場のあるUR賃貸住宅なら、子供を思い切り遊ばせることができます。子育て中の家族が交流できるサロンや集会所などのコミュニティ、保育園や幼稚園、学童クラブなどの施設や、医療機関が近くにある物件もあり、子供の急な体調変化にも対応しやすく安心です。小さな子供を育てやすい環境といえます。

URのHPで、希望する間取りやエリア、家賃の範囲などを設定して検索すれば、子育て関連施設のほか、スーパーマーケットや商店街といった周辺の生活情報まで、詳しく確かめることができます。住み替えを検討中の子育てファミリーは、ぜひHPをご覧になることをおすすめします。

監修/小林 博子

記事のまとめ

“おむつ卒業”の時期に、子供がすくすく成長できる住まいへ引っ越そう!

  • ・幼児期の発達には個人差があり“おむつ卒業”の時期も異なる。長い目で温かく見守る心のゆとりを大切に
  • ・UR賃貸住宅なら、子供の成長に合わせた間取り、収納スペースの物件を探すことができ、余裕を持って子育てができる
  • ・しかも、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要。入居時の費用や手間を抑えられて、お得な家賃プランで住居費の節約も可能!

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