URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

住みたいへやの選び方

賃貸住宅で利用できる据置型(卓上型)食洗機のメリット・デメリットと注意点

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

面倒な食器洗いを代わりに行ってくれる食洗機(食器洗い乾燥機)。家事がスムーズになる便利な家電ですが、「うちは賃貸住宅だから設置できないのでは?」と導入を諦めている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、価格も比較的安価で導入しやすい、据置型(卓上型)の食洗機です。今回は、賃貸住宅でも設置ができる据置型について、メリット・デメリットや設置の際の注意点を紹介します。

食洗機の種類

食洗機は大きく分けて、ビルトイン型と据置型(卓上型)の2種類があります。それぞれどのような違いがあるのか、確認してみましょう。

●ビルトイン食洗機

キッチンのキャビネット部分に埋め込むタイプがビルトイン食洗機。新築を建てる場合やリフォームを行う際など、主にキッチンを入れ替えるタイミングで設置します(キッチンによっては工事で後付けできるものもあります)。日本製と海外製のものが用意されており、海外製のものもパワフルかつ大容量で人気があります。また賃貸住宅の場合は、設置のための工事が必要なため、大家さんや管理会社にしっかりと確認しましょう。備え付けになるため故障した際は、自宅に業者を呼んで修理をしてもらう必要があります。

●据置型(卓上型)食洗機

キッチンのカウンターやシンク、棚などに載せて利用するタイプが据置型(卓上型)食洗機です。賃貸住宅でも気軽に設置が可能で、食洗機によっては工事も必要ありません。分岐水栓から給水する分岐水栓式と、毎回タンクに水を入れて利用する給水タンク式があり、分岐水栓式は、給水の心配をする必要はありませんが、給水タンク式は利用のたびにタンクに水を入れる必要があります。種類も一人用のコンパクトサイズから家族で使える大型のものまであり、家族の人数や利用頻度に合わせて選ぶことができます。

●ビルトイン型と据置型の選び方
<1>予算で選ぶ
ビルトイン型は据置型に比べて本体価格が高い傾向にあり、また、キャビネット下に埋め込む工事が必要なため費用が高くなります。予算で選ぶのであれば、据置型の方が導入しやすいといえます。
<2>置き場で選ぶ
据置型は置き場所を確保する必要があり、キッチンのカウンターやシンクなどが狭くなる可能性があります。コンパクトサイズでも通常奥行きが30~40cm、幅が40~50cm程度あるため、設置する場所をあらかじめ検討しておいた方が良いでしょう。
<3>見た目で選ぶ
システムキッチンと一体化したビルトイン型の方が見た目はすっきり。最近はシンプルなデザインの据置型の食洗機も出てきました。

据置型(卓上型)食洗機のメリット・デメリット

賃貸住宅でも設置しやすい据置型の食洗機。実際に導入した場合のメリットとデメリットを合わせて紹介します。

●食洗機を設置するメリットとは
<時短>
食器を洗う手間を省いてくれるため、家事にかかる時間を短くすることができます。
<手荒れ防止>
水や洗剤を使って手で洗わないため、手荒れなどを防ぐことができます。
<時間指定>
食洗機によってはタイマー機能付きの機種もあるため、夜遅くに水音や運転音を立てずに済みます。
<節水>
手洗いする場合よりも水道料金を節約することができます。
<清潔>
高温のお湯で食器を洗うため、手洗いに比べて油のベタつきなどがすっきり落ち、効果として除菌も期待できます。食洗機用の洗剤は手洗い用の洗剤と違い、機械で洗うことを前提に考えられているため、洗剤自体の洗浄能力が高いことも特長の一つ。また、乾燥機能付きなら素早く乾燥させることができるため衛生的です。中には除菌機能付きのものもあります。
●据置型(卓上型)食洗機のメリット

給水タンク式は、工事が不要で好きな場所に設置することができます。分岐水栓式は、設置場所が水道の近くに限定されますが、水栓の分岐工事だけで済みます。ビルトイン型と比べてさまざまなサイズが展開されているため、ラインナップが豊富で自分に合ったものを選びやすく、安価に導入が可能です。また、故障した場合、ビルトイン型は業者を自宅に呼ばなければなりませんが、据置型であれば修理に出すことができます。

●デメリット

食洗機自体が大きいため場所を取る点、分岐水栓式は分岐水栓の工事が必要な点が挙げられます。食器を洗う手間は少なくなりますが、多くの場合、手洗いより時間がかかります。ビルトイン型か据置型(卓上型)に限らず、利用する洗剤は、手洗い用の洗剤ではなく、食洗機専用の洗剤を購入する必要があるため、手洗い用洗剤との共用はできません。中には運転音が大きいものもあるため、音が気になる方は事前にしっかり調べた方が良いでしょう。ただし、最近ではコンパクトなものや分岐水栓が不要で高性能なものが出てきています。

据置型(卓上型)食洗機を設置する際の注意点

自分に合った食洗機を選ぶためにはどんなことに気を付けたら良いでしょうか? 食洗機を導入する際に、まず注意すべき点をまとめました。

●収容量を確認する

何人分の収容量が必要か確認しましょう。特にファミリー用はサイズが大きいため設置場所が確保できるか注意が必要です。メーカーと商品によってサイズも異なるため、よく調べておきましょう。

●設置場所を確認する

サイズによって設置に必要なスペースが異なるため、設置を検討している場所はメジャーなどでしっかりと測っておきましょう。食洗機の扉の開き方によって必要なスペースも異なるため、開閉スペースの確認も大切です。シンクの近くに置けない場合は給水タンク式を選択するのが良いでしょう。

●機能を確認する

食洗機によってさまざまな機能が付いています。例えば、乾燥機能は標準装備されているように思われがちですが、付いていないものもあるので、その場合は扉を自動で開けて余熱で水分を飛ばす機能が付いているか、確認しましょう。また、メーカーによって予約機能や除菌機能などもあるため、必要な機能、不要な機能をあらかじめ考えておくことをおすすめします。

UR賃貸住宅ならキッチン設備も快適で暮らしやすい

今のキッチンに不満がある、もっと快適なキッチンで生活したい。そんな方は、UR賃貸住宅を検討してはいかがでしょうか。暮らしやすいリノベーション済み物件も豊富です。

●UR賃貸住宅とは

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸物件です。全国各地にさまざまなタイプの物件が豊富にあり、ライフスタイルや好みに合った住まいを自由に選ぶことができます。

またURは礼金・仲介手数料・更新料・保証人がすべて不要です。契約時に必要なお金は、敷金(月額家賃の2カ月分)と、入居日から月末までの日割り家賃、日割り共益費のみ。そのため新規契約時の初期費用を大幅に抑えることが可能です。契約更新時の更新料の負担もなく、自動更新で手続きが不要なため、安心して住み続けることができます。同じ場所でずっと暮らすことを考えている人におすすめです。保証人だけでなく保証会社も不要なため、依頼や手配を行う手間もかかりません。

初期費用で抑えた分を家具や家電などに割り振って、より暮らしやすい環境を整えるには最適な賃貸住宅です。

●リノベーション済みの物件が豊富

UR賃貸住宅の物件のほとんどは、今の暮らしに合わせたリノベーション済み物件です。キッチンは設備を新しくするだけでなく、水まわりの使いやすさや掃除のしやすさが考えられていて、ほとんどの物件が、据置型の食洗機に必要な分岐水栓の工事を行うことができます。中には、最初から分岐水栓が付いている部屋や、ドロップインコンロが付いている部屋も。キッチンだけでなく、和室を洋室へ変更したり、ゆとりある間取りと豊富な収納を備えたりと、物件の特長を生かしてすてきにリノベーションした部屋がたくさん用意されています。

据置型なら賃貸住宅でも大丈夫。食洗機で暮らしをより快適に

ほぼ毎日行う食器洗い。さまざまな家事の中でも、頻度も多く手間と時間がかかる、大変な家事の一つではないでしょうか。食洗機を導入することで、手間を省くことができ、その時間を家族とのコミュニケーションに使うことができます。また手間が少なくなるだけでなく、節水や手荒れの防止にもなるなど、良いところがたくさん。手洗いよりも食器をより清潔に保ちやすくなります。

いざ「導入しよう!」と思い立ったらまずは、サイズや設置場所、機能を確認しましょう。分岐水栓式のものであれば、大家さんや管理会社への確認も必要です。またキッチンにお悩みの方には、UR賃貸住宅がおすすめです。礼金、仲介手数料が不要で、初期費用をぐっと抑えることができ、更新料も不要。保証人も必要ありません。多くの物件が、分岐水栓工事をすることができます。

毎日の時間にゆとりができ、手間が減ることは心の余裕にもつながります。自分に合った設備を整えて、快適な毎日を送りましょう。

記事協力:パナソニック株式会社
画像の商品:パナソニック『スリム食洗機 NP-TSK1』
商品詳細はこちら

UR賃貸住宅にお住まいの「スリム食洗機ユーザー」の声をご紹介
実際にスリム食洗機を導入された方々はどのように活用されているのでしょうか? 以下ページでは、UR賃貸住宅にお住まいの方々がスリム食洗機をご利用いただいた実感をご紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
https://panasonic.jp/dish/voice/apartments.html

監修/田中 真紀子

記事のまとめ

食器洗いは食洗機に任せて、食事をゆっくり楽しむ暮らしを送ろう

  • ・食洗機の種類は、ビルトイン型と据置型の2種類。賃貸住宅でも据置型なら導入しやすい
  • ・メリットは、手間を省けること、節水できること、手荒れしづらいこと、食器を清潔に保ちやすいこと
  • ・導入を検討するときは、サイズ、設置場所、機能をしっかりと確認する
  • ・UR賃貸住宅ならほとんどの物件で据置型の食洗機を設置可能。リノベーション済み物件も豊富で暮らしやすい

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事