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生活費内訳における家賃の目安は?節約するためのポイントを解説

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毎月の家計の管理、どうしていますか? 「生活費のやりくりに頭を悩ませている」、「節約方法が分からない」、「家族構成の変化や転職などをきっかけにこれから貯蓄を始めたい」など、今まさに家計の見直しを考えている方も多いはず。教育費、マイホーム資金、万が一の備えなど、未来の目標のために、住居費を中心とした家計管理の基礎知識、お金を使わなくても暮らしが豊かになる節約の知恵をご紹介します。

生活費内訳で家賃が占める割合は?

そもそも「生活費」とはどのような項目を含むのでしょうか。効率よく家計の管理や節約を行うために、基礎的な生活費の内訳を分かりやすく説明します。

●生活費内訳の基本事項

生活費の内訳は大きく「固定費」と「変動費」の二つに分けられ、それぞれを細分化して項目分けをしていきます。とはいえ、各々の家庭によって必要項目や各項目の比重はそれぞれです。生活費の項目分けをする際は、ライフスタイルに合わせて必要な項目を増やしたり、不要な項目は雑費としてまとめたりといった工夫をすると分かりやすいでしょう。

<固定費>
住居費、水道光熱費、通信費、教育費、サブスクリプション(ジム、ゲーム、アプリなど)、保険料といった、毎月ほぼ変動のない金額の支出項目は固定費に含めます。
<変動費>
食費、被服費、日用品代、理美容費、教養娯楽費、保健医療費、交通費など、月によって金額が変わりやすい支出項目は変動費に含めます。
●生活費における住居費割合の現状

2021年3月の調査によると、二人以上の世帯での消費支出の平均金額は30万9800円、うち住居費は2万1666円となり、消費支出のうちおよそ7%が住居費として占められています。上記調査が行われた時点で二人以上世帯のうち、持ち家率は84.4%。前述の住居費は家賃支払いがない持ち家の家庭も含めた数値となるので、住宅ローンや家賃の支払いが必要な家庭の住居費の割合は、7%を大きく上回るでしょう。国土交通省の「令和元年度 住宅市場動向調査 報告書」によると、賃貸住宅の場合、月額家賃は平均7万5306円、共益費は平均4591円という結果が出ています。

【出典】総務省統計局「家計調査報告-2021年(令和3年)7月分」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査 報告書」
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001348002.pdf

家賃を抑えて生活費を節約するポイントとは?

消費支出の中でもかなり大きな割合を占めている住居費。毎月必ずかかる家賃の支出を賢く節約する方法を見てみましょう。

●家賃割合の目安を把握する

家庭により、適正な家賃割合は異なります。一般的に家賃は手取り金額の3割ほどといわれていますが、節約を考えて算出する場合は、世帯全体の手取り金額から家賃以外の生活費や貯蓄額を引き、残った金額を家賃として考えるのが良いでしょう。

例えば夫婦二人の合計手取り金額が35万円の場合、家賃以外の生活費が15万円、貯金が10万円とすると、残り10万円を家賃に充てることができます。

●住居費の補助制度を活用する

自治体によっては、条件を満たす家庭へ住居費助成制度を用意している場合があるので、引っ越しを検討する際は各自治体の制度を調べてみると良いでしょう。

●家賃交渉を行う

引っ越しや契約更新の際は、交渉次第で家賃を割引してもらえる可能性があります。留意しておきたいのは確実に値引きしてもらえるとは限らない点。家賃値引きはできなくても、1カ月フリーレントや礼金の免除などで対応してもらえるケースもあり、その場合は引っ越しの初期費用を抑えられるメリットがあります。

家賃以外の生活費を抑えるコツは?

食費や光熱費など、住居費以外でも節約できるポイントはたくさんあります。快適な暮らしを維持しながら、無理なく節約できる方法を見つけてみましょう。

●食費

自炊の場合は、食材を無駄にしないように計画的に料理をすることが重要です。例えば、事前に1週間分の献立を考えながら必要な食材のリストを作成し、必要のないものは買わないことを徹底すれば、無駄なく効率的に自炊をすることができます。また、無駄を防ぐために買い物の頻度を減らすことも有効です。とはいえ、無理をすると節約も自炊も続けることが苦しくなってしまうので、毎日自炊するのが難しい場合は、外食も上手に取り入れていきましょう。

●水道光熱費

水道光熱費の節約方法は、つけ置きでの食器洗いや風呂水の再利用、コンセントを小まめに抜く、エアコンの設定温度調節などが知られています。使用量や時間に気を配ることはもちろん、スイッチ付きの電源タップを使うなど、手間をかけずに節約しやすい方法を考えると良いでしょう。電気代の節約なら、古い家電を買い替える、電気の契約プランの変更などでも節約することが可能。近年では電力自由化により、各社からお得な電気とガスのセットプランも数多く出ているので、検討してみてはいかがでしょうか。

●被服費

おしゃれを楽しみながら無駄な出費を抑えるためには、衝動買いをしない、購入前に試着する、流行の服はファストファッションで探すことを心掛けると、失敗が少なく節約に効果的。着まわしやすいベーシックなデザインをそろえることも節約方法の一つです。ファッションにこだわりがある、新しい服を着たいなど毎月の被服費の割合が高い方には、月額のレンタルサービスを利用する方法もおすすめ。冠婚葬祭など、普段は着ない服が必要なときにも便利です。

●保健医療費

外来診察を受診する際の節約方法には、診療時間内に受診する、処方薬をジェネリックにしてもらうなどの方法があります。紹介状を持たずに大病院を受診すると、初診時に特別料金を加算される場合があるので注意が必要です。かかりつけ医に相談の上、紹介状を書いてもらいましょう。

また、人間ドックや予防接種などは、自治体や加入している健康保険によって補助が受けられる場合があるので、事前に窓口に問い合わせてみてください。ドラッグストアなどで市販薬を購入することが多い場合は、年間購入額に応じてセルフメディケーション税制や医療費控除を受けることもできます。

●教育費

小学校高学年ころから通うことが多い学習塾ですが、ドリルやプリントを使用して親が教える、ネット上の無料学習ツールを活用して学習を進める、お手ごろな通信教育を利用するなど、通塾しなくても取り組めるさまざまな学習方法があります。また、習い事をさせている家庭では、子供の熱意や特性を見極めた上で見直したり、月会費が比較的安い自治体主催の習い事に切り替えたりすると、月々の支出削減に効果的です。教育費は子供の将来のことを考えると節約が難しい項目ではありますが、児童手当(所得制限あり)や国や自治体からの各種教育補助金を確認して、賢く将来に備えていきましょう。

家賃や引っ越し初期費用を抑えるならUR賃貸がおすすめ!

月々の住居費を抑えるために引っ越しを検討する場合、月々の家賃や引っ越し費用はできるだけ抑えたいもの。そんな人におすすめなのがUR賃貸住宅です。

●UR賃貸住宅なら引っ越し初期費用も抑えられる!

URで特に注目したいポイントは、礼金や仲介手数料なしで引っ越しができる点。保証人を立てる必要もなく、初期費用の負担を大きく減らすことができます。更新料が発生しないため、長く住み続けたい人にも安心です。

●条件を満たす人はお得な家賃プランを活用しよう!

URの物件には、以下のようなお得な家賃プランが設けられています。

<子育て割>
最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)をサポートしてくれます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子供がいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子供(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約。契約期間満了の通知(期間満了の1年前から6カ月前までに実施)の際に、UR都市機構が再契約可能と判断する場合は、契約者に対して再契約の案内が行われます。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
<URライト(定期借家)>
契約期間の満了により、契約が更新されることなく確定的に終了する契約。期間中の家賃変更がなく、3年間お得な家賃で借りられます。最初から借りる期間が決まっている人、いろいろな物件に住んでみたい人などにおすすめのプランです。更新の条件は、「U35割」と同じです。

URでは、借主と個別交渉による家賃の値下げは行っていません。しかし、こうした家賃プランを利用すれば、入居する時期に関係なく、お得な家賃で一定期間住み続けることができます。

●「URでPonta」なら家賃支払いでポイントがたまる

申し込みを行えば、毎月の家賃支払いの際にPontaポイントがたまります。家賃500円ごとに1Pontaポイントのほか、子育て中の方には子供の誕生日に追加ポイントが加算されるうれしい特典も。たまったポイントはPonta提携のさまざまなお店で使えます。

ライフスタイルに合った節約方法を取り入れてゆとりある暮らしへ

家計の見直しをする際には、項目ごとの支出の洗い出しが必要不可欠です。毎月必ずかかる固定費をいかに減らせるかが節約のポイントとなるので、生活費の項目分けを行い、現在の適正な住居費などを知ることから始めてみてください。「食にこだわりがある」、「ファッションにお金をかけたい」など、暮らしにおいてのこだわりは家庭によってそれぞれ。各項目の支出割合も異なります。自分たちの家計の特性を理解した上で、どこの支出を削ればストレスなく節約効果が出せるかを考えれば、無理なく自然に節約ができるでしょう。「月々の住居費用をもっと抑えたい」と引っ越しを考えている方は、初期費用が少なく、お得な家賃プランが多数用意されているURもぜひ検討してみてください。

監修/二宮 清子

記事のまとめ

住居費などの固定費削減が生活費見直しの重要ポイント

  • ・生活費の内訳は「固定費」と「変動費」に分けられ、それぞれの項目を細分化する
  • ・支出割合が高い住居費。適正予算を割り出して支出を抑えられれば節約効果が大きい
  • ・食費、被服費、医療費など、さまざまな項目の節約方法を無理なく取り入れるのが効果的
  • ・UR賃貸住宅では、初期費用はもちろん、お得な家賃プランで月々の住居費支出が削減できる

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