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【二人暮らし】1DKのレイアウトのコツや気を付けたいポイント

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二人暮らしを始めるとき、1LDKよりも家賃が比較的安い1DKは賢い選択肢になります。ただし、それぞれの違いや注意点を理解した上で借りないと、狭さや収納不足などから暮らしにくさを感じて後悔することにもなりかねません。そこで1DKで同棲するメリットや、気を付けたいポイントについて解説していきます。さらに二人一緒に快適に暮らすためのレイアウトについてもご紹介しましょう。

1DKでの二人暮らし。メリットや気を付けたいポイントは?

1LDKより比較的安く借りられるのがうれしい1DKですが、個室は一つなので自分だけの空間を持つのは難しく、収納が足りなくて二人分の荷物が入らないこともあります。

●家賃を節約しやすい

1DKと1LDKは、どちらもキッチンのある部屋と一つの居室がある間取りです。違いはキッチンのある部屋の面積にあり、4.5~8畳未満の場合はDK(ダイニング・キッチン)、8畳以上あればLDK(リビング・ダイニング・キッチン)と呼ばれます。
1DKの方が狭いため、同程度の立地条件や築年数の1LDKと比較すると、家賃が安いことがほとんどです。何かと物入りな新生活で、家賃を抑えられる分、生活費にゆとりが生まれますし、都心など利便性の高いエリアでも予算内で物件が探しやすくなります。固定費を下げて、マイホーム取得のために貯金したい人にもおすすめです。

●二人暮らし不可の物件もある

気を付けたいのは、1DKには一人でしか住めない物件もあること。管理上の問題や騒音の問題などさまざまな理由から、「二人入居不可」にしている大家さんも多くいます。例え立地や設備などの条件を気に入ったとしても、こうした1DKの物件で勝手に同居すると契約違反になりますし、近隣住人とのトラブルにもなりかねません。同居でも借りられるかどうかをあらかじめ確認しましょう。
また、二人入居は可能であっても、ルームシェアは不可という物件もあります。こちらは夫婦や親族との同居は認めても、友人や他人との同居は許可しないというもの。ただし未婚のカップルでも入居可にしている大家さんもいます。

●それぞれの個室を確保するのは難しい

1DKは食事をするスペースと寝るスペースを分けられるものの、1LDKや2DKと違ってリビングやそのほかの部屋がありません。広さが限られているため、例え間仕切りしても自分だけの個室を設けることは難しく、食事を取るのも寝るのも二人で同じ部屋になります。できるだけ長い時間一緒に過ごしたいカップルにはうれしい間取りですが、休日や勤務時間などでお互いの生活リズムが異なる場合は、生活音が気になってしまうのが難点。起床時間や就寝時間がずれると、良質な睡眠が得られなくなる可能性もあります。
また、自分だけの時間を持ちたいときやけんかをしたときなどには、一人になれるスペースがないことにストレスを感じるかもしれません。

●キッチンが丸見えになる

1DKの部屋はダイニング・キッチンを通って奥の部屋に行く間取りが多いため、玄関からダイニング・キッチンが丸見えになる物件が多いのもデメリットです。ダイニング・キッチンと居室の間が壁や扉で仕切られていると圧迫感が生まれ、扉を開け放しにすると料理のにおいや調理中の音が気になることもあります。

●収納の少ない部屋が多い

1DKは元来一人暮らし用の間取りのため、二人分の荷物をしまえるほどの収納スペースがない物件がほとんどです。収納家具を追加で購入すると良いでしょう。ただし、新たな収納家具を置くことで部屋が狭くなりますから、物が多いと不向きかもしれません。

1DKでの二人暮らし。快適に過ごせるレイアウトのコツ

1DKに二人で快適に暮らすコツはレイアウトにあり。家具で部屋をうまく区切って空間にメリハリを付けましょう。

●大きな家具の数は最低限に絞る

1DKの間取りは部屋の面積が狭いことが多いので、ダイニングテーブルやソファ、タンスといった大型の家具をたくさん置くと圧迫感が生まれます。ライフスタイルに応じて置きたい家具を厳選し、ベッドやソファ、収納など大きな家具の数は最低限に絞りましょう。家具を一通りそろえて配置したい場合は、35平米以上ある広めの1DKを探すと良いでしょう。

●通路のスペースを確保する

「ダイニング・キッチンが細長いから、家具を置くと通路が狭くなって移動しづらい」、「居室にベッドを置いたら、クローゼットの扉が開けにくい」というのも、1DKの良くある悩みです。家具との間をスムーズに通れるように、適切な間隔を空けておくこともお忘れなく。人が一人通れる幅の約60cmを目安にしましょう。

●家具を活用してゾーニングする

ゾーニングとは空間をどんな用途に使うかを決めて区分すること。リビングスペースのない1DKでも、ソファやシェルフなどの家具で部屋を上手に区切れば、くつろぎの空間や一人になれるスペースをつくり出すことができます。
例えばキッチンとダイニングの間にカウンターテーブルを置いてダイニングテーブルの代わりにすれば、ダイニング空間が広く使えてゆとりが生まれますし、カウンターを調理の作業台としても使えるので便利。
また、居室の真ん中に飾り棚や本棚にもなるオープンシェルフを置いて、二人それぞれのスペースに区切るのもおすすめです。家具でゾーニングすることで空間にメリハリを付けてはいかがですか。

1DKでの二人暮らし。部屋別のレイアウトのポイント

1DKで広く暮らすためにひと工夫を。ダイニング・キッチン、居室、洗面所・バスルーム、それぞれの空間にゆとりをもたらすアイデアを紹介します。

●ダイニング・キッチン

1DKでも、できればダイニング・キッチンでリビングのようにくつろぎたいもの。しかし、4.5畳ほどの広さでは、食事をするテーブルといすを置くといっぱいになってしまいます。
そこでおすすめなのが、折り畳み式のテーブルやいすを活用すること。食事のとき以外は部屋の隅に片付けることができるので、ダイニングが広々と使えます。
また、キッチンの収納場所が足りないときは、吊り下げる工夫をしましょう。S字フックなどを活用してキッチンツールを吊るせば、場所を取らずに片付けられます。

●居室

寝室として使うことが多い居室ですが、部屋の広さによってはダブルベッドを置くのが難しく、たとえ置けても狭苦しくなりがちです。そんな場合は布団を使ってスペースの有効活用をしてはいかがですか。起床後に布団を折り畳み、床にラグを敷けば、日中はリビングとして部屋を広々と使えます。布団をしまう場所がなければ、畳んだ布団をマルチカバーで覆い、クッションを置いてソファ代わりにすると良いでしょう。

●洗面所・バスルーム

洗面所・バスルームは毎日使う場所なので、いつでもすっきりときれいに保ちたいものです。でも収納が足りないと、狭い空間がいっそう雑然としがち。洗濯機の上のスペースや壁面にラックを取り付けて収納力をアップしましょう。
バスルームの収納もひと工夫を。床にバス用品を置くと掃除がしにくく、水あかの付着も気になります。フックを使って吊るす収納にすれば省スペースになり、清潔さを保つこともできて一石二鳥です。

UR賃貸住宅で二人暮らしできる1DK物件を探そう

間取りもサービスも多彩なUR賃貸住宅。初期費用がかなり節約できる上、住み方や住む人に合った、二人暮らしにうれしい制度が充実しています。

●同棲やルームシェアにおすすめのUR賃貸住宅のハウスシェアリング制度

仲の良い友達や知り合い、会社の同僚と一緒に住みたいと思っても、一般賃貸ではなかなか受け入れられないルームシェアですが、URのハウスシェアリング制度を利用すれば大丈夫。二人以上の単身者が同じ部屋に入居できて、入居する全員が契約名義人となるのが特長で、一人だけが退去し、もう一人が住み続けることも可能です。

1DK、1K、1LDKの間取り(ルームシェアは2名を上限)で二人暮らし可能な物件を探せますし、「駅近」や「タワーマンション」など条件に合った物件がそろっていますから、シェアすることで家賃の負担を軽減して希望のエリアに住んではいかがですか。

●UR賃貸住宅で二人暮らしをするメリット

新しい住まいで二人暮らしを始める際には、引っ越し費用や家具の購入などで何かと出費がかさむもの。しかも、賃貸住宅を借りるときには、「敷金」、「礼金」、「仲介手数料」など、最初に家賃の前払い以外にもまとまったお金が必要になります。

その点、URは初期費用やランニングコストを抑える家計にやさしい4つの「ナシ」があるので、一般の賃貸住宅と比べて初期費用で家賃2~3カ月分のお金が節約できます。更新料がかからないため、長く住みたい二人にもおすすめです。

1.礼金ナシ
通常必要となる家賃1カ月分が不要なので、引っ越しの初期費用を抑えられます。
2.仲介手数料ナシ
さらに初期費用が抑えられるので、新たな生活用品をそろえられます。
3.更新料ナシ
自動更新だから面倒な手続きも不要。長く住み続けることで、さらにお得感がアップします。
4.保証人ナシ
「保証人を依頼する」という気苦労がありません。保証会社も必要ないので保証金もかかりません。
●お得な家賃プランもある

すでに結婚していたり、今後結婚を予定していたりするカップルの場合は、さらにうれしいメリットもたくさん。さまざまな「お得な家賃プラン」を利用できる可能性が広がります。

<U35割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は契約者が35歳以下の世帯。学生、単身、夫婦、子育て世帯も対象です。なお配偶者以外の同居者には、一定の条件があります。
※3年間の定期借家契約
<そのママ割>
3年間限定で、お得な家賃で借りられます。対象は妊娠中を含め、現に同居する満18歳未満の子ども(孫、甥、姪なども可)を扶養している世帯です。
※3年間の定期借家契約
<子育て割>
最長9年間、家賃の最大20%(所得に応じた減額となります。上限2万5000円)をサポートしてくれます。対象は結婚5年以内の新婚世帯、または18歳未満の子どもがいる世帯。いずれも所得合計が月25.9万円以下の場合となります。
<近居割>
募集家賃から5年間、5%減額されます。対象となるのは同じUR内、もしくは半径2km以内の別々のURで、親世帯・子世帯の二世帯が近居する場合で、新たに契約した世帯の家賃が減額されます。また、二世帯同時に契約する場合は、両世帯とも減額されます。
●Pontaポイントが貯まるお得なサービスもある

毎月の家賃の支払いでPontaポイントが貯まるお得なサービス「URでPonta」。専用ハガキや申込サイトから申し込めば、家賃500円ごとに1Pontaポイントが貯まります。貯まったポイントはPonta提携のいろいろなお店での買い物に使えます。

1DKの広さはさまざま。家具選びは慎重に

1DKといっても、物件によって広さはさまざまです。たとえば専有面積25平米(約15畳)だと、ダイニング・キッチンに小さなテーブルをギリギリ置ける広さで、二人暮らしだとかなり窮屈に感じます。できれば35平米(約21畳)くらいは確保したいところ。この広さなら、テーブルなどの家具も難なく置けて、好みのインテリア空間が演出できます。

ただし、大きな家具を置くと生活スペースが狭くなって圧迫感が生まれますから、コンパクトなサイズ、例えばダイニングテーブルの高さは65cmのやや低めを選ぶなど、バランスを考えて家具をそろえることをおすすめします。気を付けたいのは、適当に部屋や家具を選んでしまうとサイズが合わず、家具の配置がしにくくなってしまうこと。自分たちの予算や置きたい家具、ライフスタイルなどに合った広さや間取りの物件を選びましょう。輸入家具など気に入った物を選ぶのは良いですが、サイズなどが合わなくなることもあるので注意してください。

いずれにしても、1LDKと比べると家賃が抑えられるのが1DKのうれしいところ。地域差はありますが1LDKに比べると物件数が少ないので、希望条件によっては限られた物件からしか選べません。その点、UR賃貸住宅は間取りのバリエーションが豊富で、床面積の広い物件が多いのも魅力。1DKでも1LDKでもゆとりのある二人暮らしをかなえることができそうです。

監修/佐川 旭

記事のまとめ

家具のレイアウトや動線を工夫すれば、1DKでも快適な二人暮らしを実現できる

  • ・1LDKと比較して家賃の節約ができる1DK。ただし、個室や収納が不十分となる可能性がある
  • ・1DKを快適にするには、大きさや動線の確保に気を付けて、家具を配置すること
  • ・部屋の広さが比較的広くつくられているUR賃貸住宅なら、賢く家賃を節約しながら、ゆとりのある二人暮らしを実現することができる

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