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吉岡里帆さんが感動!大学×団地で進む、住民に寄り添い元気にする“まちづくり”

URでは、さまざまな世代が健康で生き生きと暮らし続けられるまちづくりに取り組んでいます。今回、FM NORTHWAVE、J-WAVE、ZIP-FM、FM802、CROSS FMで放送中のラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターを務める女優、吉岡里帆さんが訪れたのは、愛知県豊明市にある豊明団地。ここには、豊明団地から徒歩圏内の藤田医科大学地域包括ケア中核センターが運営する「ふじたまちかど保健室」があり、地域に寄り添い、健康と暮らしを支える活動を行っています。

健康のことを気軽に相談できる、住民のための保健室

地域への医療福祉に力を入れている藤田医科大学が、豊明団地内につくったのが「ふじたまちかど保健室」。誰でも利用でき、健康、食事、介護、子育てなどについて相談ができる場所です。
このプロジェクトの先導者である、藤田医科大学地域包括ケア中核センターの理学療法士の都築晃さんに吉岡さんがお話をうかがいます。

吉岡
なぜ、豊明団地内に「ふじたまちかど保健室」をつくったのでしょうか?
都築
私たちには「地域とともに健康をつくりたい」という思いがあり、住民の方々に近い場所で健康や生活の支援を行いたいと考えたからです。
吉岡
健康に関する相談ができる場所が団地の敷地内にあるなんて、素晴らしい試みですね。実際に利用される方は多いのですか?
都築
毎日20~30人、1年間で延べ6000人くらいの方が利用されています。「ふじたまちかど保健室」には看護師や理学療法士などの専門スタッフがいますので、病気に関するご相談にお答えしたり、検査結果やお薬を見ながらアドバイスをしたりしています。
吉岡
すごい! 居住者の方の心のよりどころにもなっているのですね。

ちょっと出かけたくなるようなミニ講座が充実!

「ふじたまちかど保健室」は、健康について相談できるほかに、地域交流や地域活動の拠点という役割も! 保健室のカレンダーを見ると、ミニ講座の予定がぎっしりです。

吉岡
毎日ミニ講座が行われているんですね。どんな内容なのですか?
都築
健康や趣味に関係するものがあります。健康に関する講座は、本学の看護師をはじめとする専門スタッフが担当しています。どんな方でも地域の中で生き生きと住み続けられるように、日々の生活のヒントになるようなことをお伝えできたらと思っています。
吉岡
先ほどおじゃましたパッチワーク講座も、みなさん楽しそうでした!
都築
パッチワーク講座は住民の方が講師で、こんなふうに、みなさんの得意技を見つけて、講師になってもらうこともあるんです。住民の方の生きがいや活躍の場を支援するのも、私たちの役割と考えています。
吉岡
ここがコミュニケーションをとる場所にもなっているんですね。みなさんのバイタリティーを感じました!

活動の場、活躍の場が増えて、住民も団地も元気に!

豊明団地内に「ふじたまちかど保健室」が誕生して5年。団地にはうれしい変化が生まれているそうです。

吉岡
この5年で豊明団地はどんなふうに変わったのでしょうか? 
都築
豊明市、団地の自治会、URのみなさんと一緒に活動してきた成果が出て、子どもからシニアまで多くの方々が団地のイベントに参加してくださるようになり、以前よりもさらに活気が出てきました!「ふじたまちかど保健室」にいらっしゃる方の中には、ここで何か役割を見つけて元気になっていく方もいますよ。
吉岡
すごいですね! 地域一体で熱心に取り組んでいる姿を見ると、豊明団地に住んでみたいと思う方も増えそうです。
都築
そうなんです。近くに住んでいる方から、「団地に住みたい」という声を聞くことも多くなりましたね。

学生が団地に! お互いを思いやり、得意なものを助け合う

豊明団地には、藤田医科大学の学生や職員が住んでおり、日ごろから住民との交流や地域貢献活動を行っています。

都築
学生たちは団地内で生活することで、住民の方々が抱える不安や不便をいち早く感じとり、行動を起こすことができます。その経験を生かし、“病気“をみるのではなく”人“をみて、地域課題を解決できるような未来の医療人になってもらいたいと思っています。
吉岡
具体的にはどんな交流があるのでしょうか?
都築
学生が、下の階にお住まいの方の手紙をお預かりして投函(とうかん)したり、ゴミ出しをお手伝いしたり。逆に、おばあさんからおかずのおすそ分けを頂戴したりもしているようです。そういったご近所の交流ができていることを、ほほ笑ましく見ています。
吉岡
団地の中に、何気なく話しかけられるような、やわらかで温かい人間関係があるんですね。
吉岡
季節の行事など、地域活動も積極的に行っているそうですね?
都築
夏休みには子どもたちの宿題をみる寺子屋活動、自治会主催の夏祭りや餅つき大会などのお手伝いもしていて、学生の若い力が地域のみなさんの役に立っていると思います。
吉岡
お互いを思い合った関係性ができ上がっていて、感動しています。
吉岡
今後のビジョンを教えてください。
都築
これまでは、地元の住民の方に「ふじたまちかど保健室」などの私たちの活動を受け入れてもらい知ってもらうことに思いを寄せてきました。今後は「ここに住みたい!」と思ってもらえるような、すまいや居場所を豊明団地内につくることにも力を入れていきたいです。中心になるのは住民の方々。私たちはそのお手伝いです。
吉岡
一人暮らしの方、シニアの方、障がいをお持ちの方、心細い思いをされている方にとっても、新しい家族のように助け合える。ここはそんな場所で、とても心強い住まいだなと感じました。
記事のまとめ

藤田医科大学による「ふじたまちかど保健室」が、豊明団地やまちを元気にしている

  • ・「ふじたまちかど保健室」には、看護師や理学療法士などの専門スタッフが常駐。住民は健康に関する相談をじっくりとできる
  • ・健康や趣味に関するミニ講座が多く行われている。そこが住民同士の交流や活躍の場にもなっており、住民や団地に活気が生まれている
  • ・豊明団地には、藤田医科大学の学生や職員が居住し、ご近所との交流も深めている。また、住民の抱えている問題に気付き、対応することで、学生たちは将来の医療現場で役立つ経験を積んでいる

吉岡 里帆さん

1993年1月15日生まれ。京都府出身。
2016年に出演した連続テレビ小説「あさが来た」で注目を集める。主な近作に主演ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(2018年)、映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(2018年)、「パラレルワールド・ラブストーリー」(2019年)など。映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」が6月28日より公開中。待機作に主演映画「見えない目撃者」(9月20日公開)、映画「空の青さを知る人よ」(10月11日公開)が控えている。

吉岡 里帆さん写真

今回の先生:都築 晃さん

藤田医科大学講師。専門はリハビリテーション(理学療法)。地域包括ケア中核センター担当として、UR、豊明市、医師会などと協力し、在宅医療、介護、福祉、生活の支援、そして住民の方々の健康を支え助け合うまちづくりを実践している。

黒瀬 智奈美さん写真
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