URくらしのカレッジ

自分にぴったりな新しい暮らしを探す

ゆたかなくらしって? まち×コミュニティ

赤塚エリアの団地にシェアスペースやシェアキッチンがある「MUJIcom」が登場

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

2018年12月、URが地域医療福祉拠点化の取り組みを一体的に進めている赤塚エリア※にある「光が丘パークタウン ゆりの木通り北(東京都板橋区)」内に、「MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街」がオープン。店内には「MUJIcom」初の試みとして、地域住民の交流の場となるシェアスペースが併設されています。無印良品とURがつくり出す、地域の「役に立つ」店舗をご紹介します。

※「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」、「光が丘パークタウン ゆりの木通り33番街」、「アーバンライフゆりの木通り東」、 「むつみ台」の4団地を含むエリアのこと。いずれの団地も東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚」駅が最寄り駅

こんな場所が欲しかった!地域の人たちが集える憩いの場

「光が丘パークタウン ゆりの木通り商店街」にある「MUJIcom」では、無印良品の肌着や生活雑貨、食品、飲料などのほか、全国でもまだ少数店舗でしか展開していない冷凍食品も取り扱われています。
この店舗ならではの特長が、店内に設置されたシェアスペース&シェアキッチン。シェアキッチンは、簡単な調理であれば誰でも利用できます。シェアスペースには、店舗の商品や近隣のお店で購入したお弁当やパンを持ち込んで食べられる大きなテーブル、常設されているミシンが使える小上がり、さらに授乳室まで完備。地域の人々が思い思いに活用しています。

とある常連さんは、朝ご飯として店内で冷凍のパンとコーヒーを購入。シェアキッチンにある電子レンジで解凍し、シェアスペースで食べているようです。お昼すぎには、ママたちが子どもを連れてきて、プチママ会に。カフェインレスのコーヒーも販売されているので、妊娠中や授乳中の方でも安心してお茶をすることができると評判です。このように、誰でも気軽に立ち寄り、集える場所として団地に住んでいる人たちや近隣の人たちに利用されています。

小商いスペースで誰でも簡単に店主になれる!?

店舗の入り口付近には小商いができるスペースがあります。ここでは1日500円で、商品を販売することができるのです。
うかがった日は、 「光が丘パークタウン ゆりの木通り北」の住民の方が、北海道にある「池田屋」のお菓子「あかまつせんべい」を販売していました。これは、北海道七飯町で愛されている銘菓で、アーモンドの香ばしさが癖になるおいしさ。このお菓子を作っている出店者の親族が、「『あかまつせんべい』をもっと広めたい」と考え、このスペースを活用することになったのだそうです。「あかまつせんべい」のほかにも、北海道特産品のチーズやラベンダーを使った「チーズサブレ」も置いてありました。

以前このスペースでは、人気のクリエイターが、サンドイッチの形をしたポーチを販売したことも。そして、同じ商店街にあるパン屋さんとコラボレーションし、ポーチのデザインと同じ具材を使ったサンドイッチも販売。大盛況だったそうです。

物を売り買いするというだけの関係を超えて

「MUJIcom」のオープン準備期間中、店長の加藤優李さんは住民の方々とつながるためのワークショップやイベントを積極的に開催し、参加している方に「近くに無印良品のお店ができたら、どんなお店になって欲しいか」などをヒアリング。そこで聞いたいろいろな声をできるだけ形にした結果、今のような店舗スタイルになったのだそうです。

「お客さまとは、単に物を売ったり買ったりするだけの関係を超えていきたいのです。たとえば、編み物を習いたいというお客さまがいたら、どこかから講師を呼んでくるのではなく、URに住んでいる編み物が上手な方をお招きして編み物教室を開く。そんな風に、地域の方々とコミュニケーションを取りながら、交流を深めるお手伝いができたら良いなと思います」と加藤さん。今後は地域の人たちが主体となったイベントを、どんどん開催したいと考えているそうです。

「MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街」のオープンによって、新たなつながりが生まれそうな、ワクワクする気配を感じました。

URで叶えられるあたらしいくらし方

[前編]和室をイメージチェンジ!テレワークに使えてオン・オフの切り替えがしやすい「和モダン」部屋
時短でのんびり&大収納でスッキリ!家事負担が減ってゆとりが生まれるリノベーション住戸
団地の広場でピクニック!?きなこさん家族が体感!子どもの成長を安心して見守れる子育て環境
団地の緑を守る!グリーンマネージャーって何をしてるの?
おなかも心も満たされる!行けばほっとするみんなの居場所「カフェ06(ゼロロク)」
「地域のみなさんに恩返しをしたい!」団地を見守る「おおたラーメンこども食堂」のフードパントリー
記事のまとめ

赤塚エリアに「MUJIcom」誕生!

  • ・無印良品とURがつくり出す地域の「役に立つ」店舗、「MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街」。無印良品の商品販売はもちろん、お茶や食事などに使えるシェアスペースや、シェアキッチンもあり
  • ・小商いスペースでは、 「MUJIcom」内で手作りの雑貨など、自分の好きな商品を販売できる
  • ・今後は、地域の人たちが主体となったイベントの開催も予定中。地域交流を深める場に!
  • MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街

    東京都板橋区赤塚新町3丁目32-14 107・108

    シェアスペース、シェアキッチン、小商いスペース、レンタルミシン、自転車空気入れ、100円コーヒー、授乳スペースなどうれしいサービスが満載。

    MUJIcom 光が丘ゆりの木商店街
記事で紹介したURの物件はこちら

お使いのブラウザによってリンクが機能しない場合があります

あなたにおすすめの記事