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ゆたかなくらしって? ひと×食

旅先の料理体験で広がる、日常での“食”の楽しみ

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旅の目的はひとそれぞれですが、現地で何を食べるかは重要事項。絶対、外せませんよね? そこで、幅広い活躍をされているコラムニストの中村孝則さんに、「旅」と「食」の楽しみ方をうかがいました。

海外旅行で料理教室!? トレンドの体験プラン

Q.中村さんにとって、旅の楽しみは何ですか?

「やはり何といっても『食』です。行きたかったレストランで食事をしたり、その土地の食文化に触れて好きになったりすることは、旅の大きな楽しみですよね。さらにおすすめしたいのが、旅先で食べるだけではなく、旅先で料理をすること。これがね、面白いんですよ。」

Q.どのように、旅先で料理をされているのですか?

「宿泊しているホテルや旅館で開催している料理教室に参加するんです。特に海外では、ホテルのエクスカーション(体験プラン)がトレンドになっていて、料理教室もその一つです。マレーシアのペナン島にある老舗『イースタン&オリエンタル・ホテル』には、宿泊者限定の料理教室があります。半日がかりで、シェフと一緒に市場へ行って食材を探し、自分たちで料理したものを食べ、最後には卒業証書ももらえます。
現地の市場で食材を見ると、“どうやって料理するのだろう?”と思いますよね。売っている人に質問したり、料理屋さんに調理方法を尋ねてみたりすることで、現地の食文化を知ることができます。こうすることで知見が広がり、日本に帰ってからもお店で食べた食材で、『自分でも料理を作ってみよう』と試みるようになるのです。旅先での料理体験によって、普段の日常生活もより豊かになりますよ。」

記事のまとめ

旅先で料理をすることで食文化への理解が深まり、日本での生活も豊かに

  • ・料理教室の体験が、海外のホテルでのトレンドのひとつ
  • ・現地での料理体験を通して、異国の食文化を知ることができる

今回の先生:中村 孝則さん

コラムニスト。ファッション、カルチャー、旅、ワイン、シガーなどをテーマに執筆活動を行う。「世界ベスト・レストラン50」および「アジアベストレストラン50」日本評議員長。レシピやエッセイをまとめた著書、『名店レシピの巡礼修行』(世界文化社)など、著書・寄稿多数。

HP:http://www.dandy-nakamura.com/profile.html

中村 孝則さん 写真

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