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「10秒待つ」ことがポイント!マイスターが教える、知られざるはちみつの本当の味わい方

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自然が育んだヘルシーな甘味料、はちみつ。その味わい方、おいしい食べ方について日本はちみつマイスター協会代表理事の平野のり子さんに教えていただきました。

はちみつのテイスティング!?

Q.はちみつをおいしくいただくコツを教えてください。
「まず、はちみつがどうやってつくられるかご紹介しますね。はちみつづくりは、ミツバチが花の蜜を採って来て巣の中にためることから始まります。そして、その花の蜜に、ミツバチが体内に持っている、いろいろな糖の分解酵素を加えることにより、はちみつになっていきます。私たちがはちみつをいただくとき、最もおいしく感じられる温度は約34℃。これははちみつがつくられる、巣の中の温度なんです。
多くの方はテイスティングする際、はちみつを口の中に入れてすぐに飲んでしまいます。これですと、はちみつのおいしさが分からないうちになくなってしまいます。本当のおいしさを味わうためには、10秒くらい待ってください。はちみつが唾液と混ざってくると、はちみつの味が徐々に変化していきます。それはドラマチックですよ!」
Q.1日の適量はどのくらいですか?
「1番のおすすめは、朝昼晩の3回に分けて食べていただくことです。でも、毎日の生活で続けるのは難しいですよね。ですから、朝と晩の2回、スプーン小さじ1杯半ずつくらい食べていただければと思います。その際、同じはちみつの味がどんなふうに変わるのかを確かめていただくと、甘さの違いで御自身の体調などもかなり分かるようになってきます。ご自身の健康のバロメーターにもなるんですよ。」
Q.どのように食べるのがおすすめですか?
「はちみつは糖分がメインですが、ビタミンやミネラルなどおよそ300種類の栄養成分が含まれています。熱に弱い成分が多いので、そのまま食べるのがおすすめです。食材の下処理やソースにも使えますし、発酵食品と相性がよいので、みそを作るときに混ぜたりヨーグルトと合わせるのもよいですよ。」

平野 のり子さん写真

平野 のり子さん

日本はちみつマイスター協会代表理事。個性や特徴を引き出す食べ方や使い方を、通学講座、セミナー、著書などで発信。日々、はちみつの普及活動を展開している。
HP:http://www.83m.info/

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