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ゆたかなくらしって? へや×夫婦

教えて!夫婦円満になるインテリア&間取り

新婚当時はラブラブだったのに、最近何だか言い争いが多くなってきた…。そんな悩みを抱えるカップルは少なくないはず。夫婦が末永く円満に暮らすために、心がけるべきこととは?インテリアや間取りの面で、工夫できることはある?夫婦間のコミュニケーションと住まいとの関係について、All About「夫婦関係」ガイドの二松 まゆみさんに伺いました。

こんな行動は要注意!あなたは大丈夫?

一緒にいる時間が長くなるにつれて、遠慮や恥じらいがなくなるのは人の常。「夫婦関係の悩みを聞く中で、よく出てくる言葉が“最初はやさしかった”“昔に戻ってほしい”というもの。結婚して2~3年経つと、お互いになれ合いの気持ちが出てきてしまうんですね」と二松さん。つい、きつい言葉を浴びせてしまったり…そんなことの積み重ねが、お互いへの不満を募らせてしまうようです。

さらに、自分勝手な行動もトラブルの元に。「自分の趣味ばかりを優先して、時間やお金を使ったり。自分の実家とはよく行き来するのに、相手の実家はないがしろにしたり…というのもよくあるパターンです」。また、子どもができると自由な時間がぐんと減るため、喧嘩の種が増えがちだとも。

忙しい日々だからこそ、スキンシップが大切

「夫も妻も、仕事や家事、育児で忙しくてカリカリしています。お互いにリラックスする時間をもつために、スキンシップをオススメします」と二松さん。「いきなりハグやキスじゃなくてもいいんですよ(笑)。耳掃除やマッサージから始めてみては」。まずは、触れ合って気持ちが和むことが大切。スキンシップをすることで、オキシトシンというホルモンが分泌されることがわかっています。「オキシトシンは、別名“愛情ホルモン”と呼ばれていて、愛情を深めたり、情緒を安定させる効果があるんです」。

もしも喧嘩をしてしまったら、長引かせないためにあらかじめルール決めを、と二松さん。「一晩経ったらお互いにあやまる、仲直りのしるしにスイーツを食べに行く、など。このルールは紙に書いておいて、いざという時に取り出せるようにしておきましょう」。

夫婦仲が良くなるインテリアの秘訣

日常のちょっとしたコミュニケーションの中にも、夫婦関係を円滑にするきっかけはたくさんあるようです。さらに、二人がいる空間に少しのアレンジを加えることで、距離を縮められる雰囲気を創り出すこともできるのだとか。

夫婦仲が良くなるインテリアの秘訣は「スキンシップのとりやすいレイアウトにすること」と二松さん。「ダイニングテーブルは対面で座りますから、ソファを別に置いて、横並びで座れるように。あるいは、ラグを敷いて横になれるスタイルもいいですね」。和室も、ゴロリと横になりやすいのでオススメ。冬はこたつを置いて、ほっこりくつろぐのもいいでしょう。

室内は、リラックスしたいときに少し暗めにできるよう、メインの照明とは別に間接照明などを設置するといいそうです。また、香りで空間を演出するのもオススメ。玄関やリビングはさわやかな香りを、寝室はムーディな香りを漂わせるのもいいですね。

カーテンを季節ごとに替えたり、家具を配置替えするなど、部屋の模様替えもマンネリ防止に効果的とか。「帰ってきたくなる居心地のいい家は、夫婦円満の基本。2人で楽しみながら、インテリアづくりをしてみてはいかがでしょう」。

夫婦円満になる間取りのポイント

間取りにも夫婦円満になるポイントがあるか尋ねると、夫婦2人のコミュニケーションがしっかりとれること、と二松さん。「たとえば、週末は一緒に料理をしてみては。会話がふくらみ、コミュニケーションが豊かになりますよ」。一緒に作業しやすいキッチンの広さやレイアウトなら、料理の時間がより楽しくなりますね。

また、寝室は夫婦がくつろげる大切な場所。でも、平日は生活の時間帯がずれていて、安眠のために寝室を分けたい…という相談もあるとか。「そのような場合は、平日は別々で週末は一緒の部屋で寝る。あるいは、平日はパーテーションで仕切り、週末はパーテーションを外して一緒に寝るなど、柔軟にアレンジすることをオススメします」。ちなみに、2人の会話を大切にするために寝室のテレビはNG、と二松さん。

子どもがいる場合、どうしても夫婦2人の時間がとりにくくなるのも問題だとか。「オープンな間取りが流行ですが、家中をオープンにしてしまうのは望ましくないですね。日本の家は、夫婦2人きりの空間がなくなりがち。親子一緒に寝ている家族も多いですし。あえて、意識的に夫婦のコミュニケーションを深める場所をつくることをオススメします」。

とはいえ、限られたスペースで新たな空間を確保するのも大変。そんなときは、子供が寝た後のリビングを間接照明とキャンドルを使っていつもと違う雰囲気にしてみるのも、会話を生むきっかけにできるのだとか。「要は、夫婦仲を深められる場所と時間が必要ということ。2人でくつろげて、ポジティブな気持ちになれる場を工夫してつくっていけばいいんですよ」と二松さん。

お互いのちょっとした気遣いや思いやり、そして家の中を居心地よく整えることで、夫婦円満はキープできそうです。初心を忘れず、いつまでもラブラブなカップルでいたいですね!

二松 まゆみさん写真

All About「夫婦関係」ガイド/二松 まゆみさん

会員1万3000人を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」を運営し、夫婦仲の改善を真剣に考える夫婦仲コメンテーター。的確なアドバイスにファンが多く、マスコミ取材や著書の執筆、講演多数。