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[後編]UR COCOCHIの原点は水回りにあり!?

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URの女性職員が女性に住んでもらいたい住宅というコンセプトで企画した「UR COCOCHI」。
座談会の2回目は、「UR COCOCHI」のさまざまな特徴について語ってもらいました。

洗面化粧台にこだわった理由

「UR COCOCHI」らしいこだわりの1つが水回りだとか。

宮田当初の立ち上げメンバーのうち5人は、既にプロジェクトから外れていて外から見守っている立場です。現在「UR COCOCHI」は新しい体制の下で成長を続けているのですが、当初の立ち上げメンバーとして、「UR COCOCHI」の原点は座れる洗面化粧台だと思っています。

梶原前回お話に出ましたが、当初のターゲットは仕事も遊びも一生懸命で、趣味にも時間をかけ、いい意味で妥協しない、30代から40代の大人の女性でした。分析結果から、ターゲットの女性たちが最も気になるのは水回りだということが見えてきました。プロジェクトの象徴的な設備として、座れる洗面化粧台の企画につながったわけです。

片岡ホテルのようなラグジュアリーな場所には、お手洗いにお化粧直しをするスペースがありますよね。
鏡の前に座ってゆっくりメイクができる。
自宅でもリッチな気分を味わってもらいたいというアイデアが固まってきましたね。

小林基本的な性能を備えた洗面化粧台の住宅が多い中で、特定のターゲットに向けた座れる洗面化粧台のある住宅が団地にあるということが“目からうろこ”だったのではないでしょうか。特定のターゲットに限定して住居を設定するということは、UR賃貸住宅にとって画期的でした。

※)物件によっては、座れる洗面化粧台が設置されていないタイプもあります。
詳しくは「UR COCOCHI」の公式ホームページをご覧ください。

部屋の中に癒しがあるということ

洗面化粧台が「UR COCOCHI」のコンセプトを体現していたのですね。

小林簡単にいうと、女性はここで過ごす時間が多いんですよ(笑)。

片岡5分でも10分でもくつろげる場所がある意味って本当に大きいと思いませんか。
住んでいる部屋のいつもの場所で癒されるという効果は計り知れないと思います。
普段は忙しくてなかなか時間がとれなかったとしても、こういう大切な場所があれば休日ぐらいはゆっくりすごそうという気持ちになれますよね。全身を見ることができる姿見付のシューズボックスなども同じような観点でこだわった部分です。

唐木アルビス鶴瀬(埼玉県富士見市)に導入したウォークインクローゼットも斬新だと思います。
物入れとしても使えるし、人が入ってちょっとした作業などもできる。ドアも透過性で光が入り、重苦しくない。このように物件ごとに、特徴的な機能が誕生してきています。

梶原もちろん採用されなかったアイデアもあります。
例えばピクチャーレール。長い廊下がある物件に、ピクチャーレールがあれば趣味の絵とかを飾れるのではと思ったのです。でも、意見交換を重ねたり、実際のお客様の反応を見ているうちに、必ずしも重要ではない場合もあるとわかりました。こうして検討を重ねているうちに、本当にココチいいと感じられる空間には何が必要か、だんだん絞られていきました。

そして、これからのUR COCOCHI

「UR COCOCHI」の人気が出てきたことで、今後はいろいろな展開が期待されますね。

唐木募集開始の日に私も現地に行ってみました。
小さなお子さんがいるご夫婦をはじめ、何人もの方が順番をお待ちになっていました。朝10時のスタートと同時にいらっしゃって、すぐに契約された方もおり、手ごたえを感じました。

片岡現在、このチームではじめた「UR COCOCHI」が埼玉だけでなく色々な団地に展開されることになりました。それぞれのエリアに住む人のライフスタイルにより、ココチよさの表現や細かい機能は変わってくるでしょう。でも好評な高級感のある洗面化粧台、姿見付きのシューズボックスやカラーコーディネートは、「UR COCOCHI」らしい部分として継承していけるといいですね。

鈴木様々なエリアで展開されると、そのエリアの特性に合わせて形も変わっていくと思いますが、逆にそれも楽しみだと個人的には思っています。「UR COCOCHI」を通して、UR賃貸住宅に住んだことのない人、そもそも知る機会のなかった人がURに興味を持ってくれたらうれしい。住んでからでも痒いところに手が届くような、本当に住み心地が良いなと思ってもらえるようなものを提供していけたらいいですね。

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