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ゆたかなくらしって? へや×女性

[前編]ワタシの“ほしい”が、ココにある。まさにそれがコンセプト。

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今、募集を出すとアッという間に埋まってしまう人気のプランがあるそうです。
URの女性職員が、女性に住んでもらいたい住宅というコンセプトで企画した「UR COCOCHI」。
今回は、そのブランドを立ち上げた当時のメンバーに集まってもらい、プロジェクト発足から募集に至るまでを振り返りながら、女性にとってココチいいと感じる空間づくりについて語ってもらいました。

女性7人ではじまった、手探りのプロジェクト

プロジェクトスタートのきっかけは?

梶原UR賃貸住宅の中には、立地も環境も住宅としては充分な商品なのに、周りの新しい物件と比べると室内の雰囲気や設備が見劣りしてしまいなかなか選んでいただけない住宅がありました。
どうしたらお客様に選んでいただけるのかを考えた時に、一般的に物を買ったり選んだりするときは家族でも恋人同士でも女性が決定権を持つことが多いことに気づき、URの住宅も「女性目線にこだわった女性に満足して選んでいただける商品作り」をやってみたらどうかということで、女性だけのプロジェクトチームが立ちあがりました。プロジェクトメンバーは、埼玉エリア経営部内の各チームから、経営、企画、設計施工管理、営業などの7名の女性の担当が集まりました。

片岡当初のターゲットは30代から40代の女性。趣味にも時間をかけ、仕事もバリバリやるような、大人の女性です。いい意味で妥協しない。やりたいことはやる。そういう自立している女性をイメージしましたね。

梶原部屋の仕様を決めるにあたって、団地に入居された方や退去された方へのアンケート結果、営業センターや現地案内所にお越しになったお客様の生の声などから、どういった部屋や設備が好まれるのかを徹底的に分析しました。そうしたところから立ち上げメンバーが手探りでプロジェクトをスタートしたわけです。

宮田ハウスメーカーが企画した女性向け住宅を調べたり、見に行ったりしましたね。
それをきっかけにみんなの気持ちが乗り、プロジェクトとしての一体感が生まれたと思います。

企画した自分たちが、今すぐ住みたいと思える部屋に

さまざまな研究や議論を重ねていく中でコンセプトが固まってきたんですね。

鈴木チームでの検討を通じて、この企画型住宅に「UR COCOCHI」という名前をつけ、ブランドイメージを共有できたことがターニングポイントでした。自立している女性が、「部屋の中では心からくつろげるように」というコンセプトが固まってきたんです。そういった女性にはどんなネーミングが響くか、視覚的にもどんなロゴデザインだったらいいか、柔らかい印象を与えられるためには何が必要かなどを話し合うことで、部屋の仕様だけでなく、ソフト面も形になっていきました。

片岡サブキャッチ「ワタシの”ほしい”が、ココにある。」が端的にコンセプトを表していますね。
これは小林さんがいい表現をしてくれました。

小林メンバーの中で唯一の技術職である私の役割は、話し合いを何回もする中で出てきたイメージを具現化することでした。重ねた議論をふりかえってみると、「ワタシの”ほしい”が、ココにある。」 に尽きる。
まさにそのままなんですよ(笑)。女性がほしいものがいろんなところに詰まっていると思います。

唐木同感です。私自身もUR賃貸住宅に住んでいたのですが、自分がいざそこに住もうと思った時に、ちょっと気になるけどどうにかならないかなという部分がありました。
例えばドアノブとか、クローゼットの中の壁とか。チームで企画をしているうちに、「あ、こういうところも変えられるんだ!」という発見がありました。UR賃貸住宅はやはりいろんな人が住む分、どうしても平均的になりがちです。それを、ココチよく変えていくことで、私自身だんだん愛着が湧いてきて、最終的には自分が住みたいなと思いました。

「UR COCOCHI」のこだわりの1つは色使い

「UR COCOCHI」らしいこだわり、それは例えばどんなところに反映されていますか。

片岡団地の部屋はベーシックな色合いが多いです。洗面化粧台は白、壁は白、床はベージュや茶色というように、画一的なイメージがあるかもしれませんね。でも、クロスにちょっと色を入れたりすることで雰囲気がガラっと変わります。色使いは重要なポイントだと思いました。色選びについては、洗面脱衣室には明るいピンクやイエローを施しているけれど、リビングのクロスはシックなブラウン、グレーというように、大人っぽく、かつ男性にも受け入れられる色使いにしました。「UR COCOCHIというブランドは一味違うぞ」というところを表現したかったです。

小林洗面化粧台の色、キッチンの扉の色、アクセントクロスの色と、メンバーで実物を見て色を設定していきました。与える印象が大きいアクセントクロスの色からイメージを決めて設備什器の色を決めるというように全体のカラーコーディネートのバランスをとっていきました。

梶原お客様からも、社内の内覧会でも、カラーコーディネートがよかったという意見がすごくたくさんありましたね。募集開始の日にすぐに入居を決めていただいた方が多く、特に室内の配色を評価されていたのが印象的でした。

唐木配色を気に入られご入居いただいたお客様の中には、50代の単身男性の方もいらっしゃいました。「UR COCOCHI」の色使いは男女に関係なく、ココチよさにつながっていると確信が持てました。雰囲気が良いところに住みたいのは男女共通なんです。

宮田もう一つ、「UR COCOCHI」の原点的なこだわりは水回り、特に座れる洗面化粧台ですね

※物件によりカラーリングが異なる場合があります。

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